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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2014年11月30日

子供の声はうるさい?頼もしい?

「子供の遊ぶ声がうるさい」と男が刃物で保護者を脅かした事件。
「園児の声がうるさい」と保育所や公園も、開設・設置に住民反対の声が上がる。
NN新聞「春秋」でも取り上げられていた、子供を巡る騒音?問題。

子供は昔から元気に大声あげて遊びまわっていた。
問題は、子供達を見守る大人社会の変化なのではないか?
子供が置かれる環境や、子供に対する社会の認識が変化してきている。
激増する〈児童虐待〉も核家族や隔離された環境が増え、
虐待を繰り返す親や受けてる子供に対して、
住民たちの社会への関心や監視能力が欠落しつつあるのかも知れない。


 ▲主役の子供がいない公園は寂しい

自分達も子供時代は、周囲を気にせず大声で遊び回ったはず。
子供を持つ親世代になると、声を上げ元気に遊びまわる子供は頼もしく思えた。
自分の子・他人(よそ)の子に限らず、
元気にスクスク育って欲しいと思っていると〈うるさい〉と感じる事は少ない。

地元の自治会行事で夏休みに行う〈ラジオ体操〉でも、
公園の周囲の家から「ラジオ体操の音がうるさい」と苦情が出た事もある。
「新しい朝が来て、子供たちも元気そうだな」
「どれ、自分もラジオ体操に参加しようかな?」とは思えないのか?
子供達の遊ぶ声は、〈騒音〉と捉える程うるさいのだろうか?

「子供叱るな、来た道じゃ。
 年寄り笑うな、行く道じゃ。」


 ▲孫を見守るような温かい視線が欲しい

昔の話だが2世帯住宅の我が家は1階に祖父母夫婦が、
2階に自分達家族4人が住んでいた。
子供2人が2階でよく夜遅くまでドタバタ遊んでいたので、
嫁さんが祖父母に「子供がうるさくてすみません」と謝りに行くと、お祖母ちゃんは
「孫達が元気に遊んいる音が何でうるさかろう。
 〈ああ、今日も元気でいるな〉と却って安心させられる」と言ってくれてたそうだ。

そういう大きな心・子供を見守り育てる意識さえあれば、
いろんな物音も感じ方が違ってくるのではないか?
〈騒音〉と感じるか?〈生活音〉として済ませるか?は、
己の心の度量やユトリのバロメーター次第の処もあるのかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 09:50人生いろいろ

2014年11月29日

テンション下がる?高田純次語録

たまには「高田純次語録」で、平常心に戻るってのはどうだろう?
実で適当で無責任・ないい加減さが魔力!?となっているタレント高田純次。
役に立たない・どうでもいい馬鹿な事を、一緒になって楽しもう。

「朝からいい男ですいませんねぇ」 ※嫌味にならないのがいいなぁ

「無責任でいることが俺の責任だ」 ※平成の無責任男だから当然

「タダと聞いて、俄然やる気を失くした。最初から無かったんだけど」 ※既にお見通し

「キミ、松嶋菜々子に似てるって言われない? 
 言われないの?じゃあ、似てないんだね」 ※竹内結子似もいいなぁ

「パリは寒い時に行くとイイよ。行ったことないけど」 ※それなら言うなよ!


 ▲こんな本もあります

「〈馬鹿〉って言われたら腹が立つけど、
 〈変態〉って言われたらあそこが勃つんだよ」 ※やっぱホンマの変態か!?

「おじさんに欲しい物を言ってごらん。
 そのかわり、あなたがお金を出して買うんだよ」 ※この手は多い

「僕は人の話を聞かないんじゃなくて、人の話に興味がないだけなんだ」 ※意外と正直

「股にイチモツ、背に荷物」 ※モツト(もっと)言って!

黙ってさえいればダンディでエレガントな紳士にも見えるのに、
口を開けば高田ワールドが全開。
でも大勢の中にいると、たまに「電池切れ」状態になるらしい。
やっぱ中身は人間でなく、電動サイボーグかな?

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:15震える言葉

2014年11月28日

「じゅうでん」の記事にホロッ

新聞には初めて知らされる事とか、心動かせれるモノがある。
NN新聞の女性読者を対象にした投稿欄「紅皿」は、
男性側からは見えない・気付かない部分が発見出来て面白い。

先日の「紅皿」には井上さん投稿の〈じゅうでん〉が掲載されていて、
そのシーンが目に見える様に印象的だった。


 ▲「紅皿」はNN新聞の人気コーナー

「おかあさん、じゅうでんして」と、夕飯支度中の母に娘が頼みにくる。
「いいですよ」
母は娘をぎゅっと抱きしめる。
さっきは叱りすぎたかな?
それとも友達とけんかしたのかな?
7歳の娘の心の中を、あれこれ心配する母親。
背も伸びてきて、娘の充電器になってあげられるのはあと何年だろう?
「おかあさん、いいにおい。げんきになってきた!」
笑顔で母を見上げると充電完了。
「またいつでもどうぞ」
娘は再び外の世界へ飛び出していく。
母親もまた娘に充電して貰ったような気になり、
献立に娘の好きな卵焼きを追加する・・・

100

そんな内容だったが、親娘の愛情が感じられ名文だと思うと同時に、
「子供を抱きしめることは大事だなぁ」と改めて感じさせられた。
我が家も昔から「ハグ、ハグ」と言っては、親が無理やり子供をハグしてた。
子供はちょっと照れながらも、まんざらでもなさそうな表情をしていた。


 ▲これもハグ? 出典:777news.biz

それは子供が20代後半になる今も続いていて、
娘が福岡から戻って来ると、オイラから「ハグ、ハグ」と言って要求する。
娘も軽く乗ってきて「ハグ」させてくれ、
それからついでみたいに?息子~母親へとハグ相手は変わっていく。

自己満足かも知れないが、
そんな処でまだ少しは心が繋がってるのかな?と思う。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:32震える新聞記事

2014年11月27日

仕事帰りのプチ旅もエエなぁ♪

先輩の伊勢神宮を巡る旅行に感化されたか?
家に帰っても誰もいない事を幸いに、仕事帰りにちょい旅へ♪
JRに揺られてとか地元長崎を離れてとか、それ程大した事ではない。
夜勤明けの帰り道、近くの「いさはや温泉〈和スパ〉」へ立寄り、
ゆったり気分で仮眠でも摂れればの魂胆。

いつも左へ曲がる帰路を右へ曲がり、これで目的地まで10分程。
〈和スパ〉は国道34号から富川渓谷へ向かうのんびりした田園地帯にあり、
「美人の湯」で有名な天然温泉施設で〈岩盤浴〉も併設。


 ▲〈和スパ〉の全景

気ままな行動が多い我が家では、温泉用具は必需品でいつも車に搭載している。


 ▲いさはや温泉〈和スパ〉入口

いざ到着!もオープンは9時からで、
約30分待ちの間に川柳捻ったり散歩がてらに歩いたり。

美人の湯 通ってるのに そのまんま
効能が発揮されれば、もっとお客さんは増えるかも!?
施設の向こう側に、10年後には開通予定の長崎新幹線ルートが建設中。



近くで見ると、なかなかの迫力。


 ▲右がトンネル出入り口、左へ向かうと諫早~長崎方面へ

朝9時だというのに、お客さんも時間待ちでチラホラ。
映画館やこういう温泉施設は、熟年客で変化しつつあるのかも知れない。
入浴は10番目位だったが、ここの名物〈炭酸泉〉には一番乗り♪
気持ち良すぎてうつらうつら、隣のオッサンについもたれ掛かってハツ!と覚醒。
「あっ、すみません。夜勤明けだったもので」
「それは大変ですね」

なあに、仕事となれば何でも大変と言えば大変。
今朝も落葉の掃き掃除で、個性派上司とカチン!とくるヤリトリをしてきたばかり。
まぁ、そんな事は日常茶飯事で同じ悩みを抱える従業員は結構いる。

それはさておき露天風呂やジャグジー、気持ちよかったなぁ。


 ▲ジャグジーで眠れれば最高

気分的に疲れ気味だったので、今回サウナ~水風呂は2往復で終了。
風呂から上がってマッサージしてても、
「ふくらはぎ揉みが痛いなぁ」と遠くで感じつつ、又うつらうつら。
こりゃ、家の布団でゆっくり爆睡した方がエエかも?と我が家へ帰宅。
結局、昼過ぎから夕方5時頃まで爆睡してしまった。

夜勤仕事は、体力と睡魔との闘い。
自称〈夜更かし中年隊〉も、急に襲ってくる睡魔にはなかなか勝てない。
これには加齢も関係してるのかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 06:03拡がる世界

2014年11月25日

映画「0.5ミリ」が〈世界〉を変える!?

今自分を含めた殆どの同世代は、親の介護問題に関わっているのではないか。
〈介護〉〈認知症〉〈老人世界〉といったこれ等の問題は暗いイメージだが、
そこに岡野 雄一さんの「ペコロスの母に会いに行く」は風穴を開けた。

〈超高齢化社会の今だからこそ、必要な映画〉と大評判なのが映画「0.5ミリ」

死ぬまで生きよう、どうせだもん



安藤桃子監督が自身の介護経験を基に執筆した小説を、
実妹の安藤サク­ラで­映画化した衝撃作「0.5ミリ」。
共演は柄本明、坂田利夫(彼が特に輝いてるらしい)、草笛光子、津川雅彦。

「老いた人も若い人も、みんな哀しくいとおしい。
 それでいて上質のユーモアに充ちている 」~作家:林真理子~
「新しい感性と、日本の古き良き人情が共存している人生のロードムービー」
 ~漫画家・コラムニスト:辛酸なめ子~
「介護をテーマにした映画では最高傑作です。
  ヘルパー2級の資格のあるぼくが言うのですから間違いはありません 」
 ~絵本作家:塚本やすし~

◎映画「0.5ミリ」予告編


敬愛する川本三郎氏も〈キネ旬〉で、
「何よりまずアイデアがいい」
「通常は大変な仕事とされる介護を、まるで老人たちと遊んでるように軽くこなしてしまう。
 明るく楽しい介護。こういう描き方は、あまりなかったのではないか」
「彼女は、風に乗ってきたメリー・ポピンズを思わせる」
「若い介護ヘルパーの一番大事な仕事とは、
 死にゆく人間の想いを感じ取ることなのかもしれない」・・・と、ほぼ絶賛。

ヘルパーさん 育てた子より 優しくて
そんな句もある〈介護ヘルパー〉の世界。
映画の宣伝としては常套句の賞賛コメントも、
今回は浮いた感じがしなくて何だか身近に感じられる。
介護を巡る問題を主役にした、前代未聞のハードボイルド人情ドラマ「0.5ミリ」。
この映画は、これからの生き方の参考になる!?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:37震える~シネマ

2014年11月24日

コピーに気付かされたこと

タビナシ人生は、シナビタ人生だ」JTB
旅も、平凡な日常があるから輝いてくる。
日常からの離脱は楽しみでもあり、ストレス解消にも繋がる。

ボクさかな 昨日は海 今日はカマボコ
何だか世の儚さ・哀愁感じる言葉だなぁ。
「ボク牧牛 昨日草原 今日はステーキ」
魚たち・牛たちは、食べられる為に生まれてきたのか?
人間のエゴを感じないか?


 ▲今日はカマボコ、明日は・・・

〈効率〉よりも〈品質〉を優先します
それは企業として当たり前だろ!
〈品質〉落したら最後、消費者は離れていく。
経済学は本来人を幸せにする為にあるらしいけど、
効率や利益面ばかりが優先されると、
それを支えている人や人道的なものが疎かになりがちだ。
質を落とさず効率も上がるとなれば、余程無駄な工程でもあったのか?
そもそも〈効率〉と〈品質〉は相反するモノなのだろうか?
自分の仕事の効率を上げることは、スキルアップにもなる。

記録より記憶
映画も本も見た・読んだ数を競うより、いかに心に刻まれたか?だと思う。
数をこなすことで、知識が増え視野が広がる面もある。
いろんな場数・経験を積むことで、心の準備も出来る。

常識を打ち破るには、ちょっとは天邪鬼な方がいいのかも知れない。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 08:24震える言葉

2014年11月22日

10年振りの「モーターサイクル・ダイアリーズ」

昔、大感動し皆に奨め回った「モーターサイクル・ダイアリーズ」を再鑑賞。
何度見ても、旅することで得られる人・自然との触れ合いが感動的だ。



「遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた」

革命家チェ・ゲバラが学生時代に体験した南米大陸縦断の旅を、
彼の日記を基に映画化した青春ロード・ムービー。
様々な人々と出会いながら親友と一緒に南アメリカの大自然を駆け抜け成長し、
何故革命家になったのか?の原点を活き活きと鮮やかに綴る。
主演は「天国の口、終りの楽園。」のガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ。
「セントラル・ステーション」(これも傑作!)のウォルター・サレス監督作品。

◎「モーターサイクル・ダイアリーズ」予告篇
http://youtu.be/H69hVKw41VM

製作総指揮にロバート・レッドフォードが絡んでいたことを改めて思い出した。
こういう作品を生み出すことが出来るとは流石だと思わせる。
ブラッド・ピットが「それでも夜は明ける 」「フューリー」等の製作に関わったり、
ベテランになる程演技だけでなく活躍の幅を次第に拡げていく。

革命家ゲバラはジョン・レノンが「あの頃世界で一番カッコよかった男」と評した人。



ウディ・アレン監督の「マッチポイント」には、この映画が話題になるシーンがある。

高倉健も「人生は巡り合い。いろんな人に出会って下さい。」と言っている。
日常から逸脱した〈旅〉は、今迄の心の何かを確実に変える。
〈こういう旅を経験し、ゲバラは革命家になっていったのか?〉と予見させ感じる映画。
若い頃は手探りで無鉄砲・無軌道で情熱的、そして好奇心旺盛。
そういう時代に今いる環境から抜け出し、旅に出掛け、外の世界に触れ合う事で、
本当にやりたい事は何か?等、これからの自分の道が方向付られたりする。
そんな青春の日々を綴ったロードムービー。

ラストシーンのこれまで旅で触れ合った人々の表情がも印象的だ。
余韻を残す静かな音楽も心に残る。
鑑賞後、直ぐにでも旅に出たい気にさせられる。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 16:54震える~シネマ

2014年11月22日

何冊読破したら達人になれる?

時間の合間合間に読み書きしたいと思い、
〈たらみ図書館〉から借りていた川柳本2冊をやっと読破。

「万能川柳20周年記念ベスト版」仲畑貴志・編
「ユーモア川柳傑作大事典」今川乱魚監修

〈川柳〉を勉強し上達させるには、いろんな傑作川柳に触れ感性を磨くに限る。
ユニークな視点が学べるし世相も感じられ、何より読んでて面白い。
つい笑ってしまう句もあって、とにかく飽きないのだ。



ひざまくら 彼氏の脳の 軽さ知る
女って わからねえよと 中2言う
大好きな 貴方のことば おごったる
信用は 金で買えぬが 金で消え
呼び出しと 行司と掃除 日本人」 ※大相撲の世界

気に入ったいい句はノートに書き写していくので、
気軽に♪読み進めたいが遅々として進まずにいたのだった。

その本もまだ薄暗い今朝6時過ぎから諫早方面に向かい、
提出期限ギリギリの年末調整資料を会社へ届けるついでに図書館へ返却。
今はDVDや本の返却の為に〈夜間BOX〉を設置してるので便利だ。

夜間営業で頑張ってる〈コンビニ〉も、いざ!という時にはホントに有難い。
夜に頑張ってる人を見るとつい応援したくなるのは、職業柄かな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:59笑って眠れ

2014年11月21日

番付世界の相撲を巡る妄想

実力が ないから貫禄 付けたがる
このユニークな一川柳から連想したことがある。

あらイヤだ 男がハダカで 抱き合って
そんな句もある相撲の世界は「番付」の世界。
この階段を登っていくことが出世を意味し、相撲界を制覇することになる。

序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内:前頭→小結→関脇→大関→横綱

「横綱ラーメン」「横綱バーガー」「味の横綱」の食品会社は、
果たして序二段や幕下・十両を味わってきたのか?
単なるイイトコ取りではないのか?


 ▲流石!と唸らせる横綱相撲を見たい

言葉に登録商標を勝手に付けて、
本来自由であるはずの言葉を不自由にしてしまうのは本末転倒だと思うが、
「おれは王様」「おれは横綱」と自ら大きく名乗る人物にロクなのはいない
・・・等と思うのは、オイラだけかな?

せこいヤツ デカイ車に 乗りたがり
これもデカイ車も買えない者の僻み(ひがみ)?
  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:51拡がる世界

2014年11月20日

「40代独身俳優四天王」でお笑いを一席

竹野内豊・福山雅治・佐々木蔵之介・西島秀俊の錚々たるメンバーを
40代独身俳優四天王」と呼んでたらしい。
その一角が〈西島秀俊が結婚発表!〉のニュースで崩れた。

◎西島秀俊が結婚発表!“悲報”に女性ファン嘆き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000008-cine-movi

「悲報」なのかどうか?
〈本当のファンなら、祝ってやれよ〉と余計な事乍ら思ってしまう。
そこで流れた残留組3人の会話。

竹野内豊「西島秀俊がやられたようだな」
福山雅治「奴は四天王の中でも最弱」
佐々木蔵之介「我ら40代独身俳優四天王の面汚しよ」


 ▲「一抜けた~」の西島秀俊 (C)ORICON DD inc. 

こういうお笑いの世界もあったのか!?
さてと、次に抜け出す馬は・・・?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 08:27震える言葉

2014年11月19日

映画「エスター」は子供嫌いに打って付け

拾い物の傑作サスペンス映画「エスター」(2009年)を観た。
ちょっとエロくて(ここもポイント♪)話の着地点もしっかりしていて、これは面白い!
導入部の出産シーンの不可解さ・グロさからラストまで、一直線の狂気の世界。
こんな結末、今迄あったっけ?



二人の子持ち夫婦が養子縁組した少女が恐怖をもたらす、戦慄のホラー・サスペンス。

監督は「蝋人形の館」「フライト・ゲーム」のハウメ・コジェ=セラ。
「蝋人形の館」も、あのお騒がせ娘!パリス・ヒルトンが活躍する意外な拾い物だった。
夫婦役が「ディパーテッド」のヴェラ・ファーミガ(なかなかの好演!)と、
ちょっと鈍く頼りない役が絶品の「フライトプラン」のピーター・サースガード。
主役の少女エスター役をイザベル・ファーマンが不気味に演じ、見応えたっぷり。

「この娘、どこかが変だ。
子供には共犯者意識を利用し口外しないように巧みに操り、
やがて旦那を誘惑しようとするこの「エスター」なる少女は一体何者なのか?

◎「エスター」予告編


エスターはカウンセラーをどうやって信用させたのか?等の疑問も残るが、
展開はスピード感があり最後まで引っ張って魅せる。
子役の演技も拍手モノで、マックス役のアリアーナ・エンジニアは実際聴覚障害とか。
そう思って観ると、読唇術や手話演技も納得。
苦しむ動物を「可哀想だから一思いに殺しちゃえば!」とか、
久々の夫婦の営みをこっそり覗き見するとか、
「いくら映画でもそんな事、子供はやっちゃいかんだろう」のダークな世界。
男性に甘えるような仕草や行動・首と手首のリボンといった謎の伏線も、
ラストには「そういう事だったのか!?」と納得させてくれます。

今だとGYAO!で無料配信中なので、ここで観れます。
◎エスター【字幕版】
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00597/v12385/v1000000000000001315/

こんな映画は、大勢でワイワイ騒ぎながら観るのが一番ベストかな?

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:51震える~シネマ

2014年11月18日

〈素敵なおっさん〉と呼ばれたい?

芥川賞作家:町田康によれば、
素敵なおっさん〉は2つの要素で成り立っているらしい。
一つは「人格」、もう一つは「経済力」。

人懐っこさや会話力・包容力・指導力さえも「人格」の内。
好きな娘に好きなモノやマンションの一つや二つ、
買ってやる位の「経済力」や「度量」があれば誰からも素敵に見えるだろう。


 ▲TVドラマも続編決定のオモロイおっさん達

しかし困ったもので?〈素敵なおっさん〉に見られたいと意識もせず、
欲しいモノを買ってあげたいような可愛い娘にさえ巡り会えないのが現実。
演じたくなるような舞台も経済力を発揮するチャンスもない。

まぁ元々他人に誇れるような「人格」でもないし
ましてや「経済力」なんて無いに等しいんだけどね・・・
日常は、ただ黙々と〈普通の?おっさん〉でいるだけなのだ。

メシはまだ? 三回言えば 日が暮れる
そんな生活もまんざら嫌いでもない。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 18:27人の振り見て

2014年11月17日

言いたいことは山ほどあって・・・

「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」等、
数々の傑作を創り上げた日本アニメ界の巨匠:宮崎駿監督に、
〈アカデミー名誉賞〉授与されたニュースが流れた。

◎宮崎駿監督、アカデミー名誉賞受賞
http://newsphere.jp/entertainment/20140901-3/

その時の宮崎監督の受賞の言葉が印象的だった。

「私の50年間に、私たちの国は一度も戦争しませんでした。
 戦争で儲けたりはしましたけれど、でも戦争をしなかった。
 そのおかげが僕らの仕事にとっては、とても力になったと思います」


 ▲提供:Twitter The Academy@TheAcademyより

この内容のスピーチを掲載もしくは流したマスコミは、限られたものだった。
表向きには建前上平和を説き乍ら、裏では
武器輸出や集団的自衛権・後方支援・戦争加担とその地固めらしき政策が見え隠れ。
そんな現政権を危惧しての、宮崎監督の発言だったのだろう。

一般的にマスコミ上では、「政治的」「宗教的」発言は禁句の傾向にある。
特定の政党や宗派の意見、広告塔的役割の人物は番組から避けられがち。
そんな判断から、この発言を取り上げないマスコミもあったのだろう。

一見華やかな受賞シーンだっただけに、この発言に思いが駆け巡った。
宮崎監督のメッセージに込められた思いに、
最近同じような思いで我が国の行く末を危惧する人達がどれ程いたのかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 07:26人の振り見て

2014年11月16日

新聞の常識・非常識

ここの処、一般新聞紙もスポーツ紙並の第一面になりつつある。
先週のNN新聞は「福岡マラソン」2014開催特集で、トップ面がこの通り。


 ▲これが新聞の第一面とは!

その裏面も協賛スポンサー名が記載された広告枠。



この裏面を掲げて〈福岡マラソン〉を応援しよう!と、
その使用法も新聞の片隅には明記されている。



常識は打ち破られる為にある!?
確か「ソフトバンク」が日本一になった時も、そうだったかな?
地元のイベントや行事を盛り上げる為の、新聞社の大々的で粋な?計らい。

Web版で決してやれない!
〈号外〉や〈こんなこともやれる〉紙媒体の新聞。
これからも鮮烈な〈常識破り〉に期待したい♪  


Posted by 夜更かし中年隊 at 05:45拡がる世界

2014年11月15日

昔何かと口ずさんでいた歌

前日のブログ、炭坑王〈伊藤伝右衛門〉について考察していたら、
北九州で娘のコンサートに行った際、
近くの炭鉱資料館に足を延ばした際の嬉しいエピソード等を想い出した。

また〈炭鉱〉と言えば、まだカラオケのない時代
集まればよく「炭坑節」や「黒田節」が流れ、よく聞かされていた。
決して習った訳でも無理して覚えた訳でもない。
歌い継がれていた・・・と言うべきか?

  ♪月が~出た出た~ 月が~出た~ (ヨイヨイ) 
   三池炭坑の~ 上に~出た~
   あんま~り~ 煙突~が~ 高い~ので~
   さ~ぞ~や~ お月さんも~ 煙た~かろ (サノヨイヨイ)



先日のNN新聞には、この「炭坑節」の〈替え歌〉が掲載されていた。

  ♪あなた~一体全体 どこの人 (ヨイヨイ) 
   顔は福岡 目は久留米
   足は長崎 手は肥前
   心 門司門司 気は佐世保 (サノヨイヨイ)

この替え歌にも、微かだが聞き覚えがある。
〈親父ギャク〉も顔負けする程しゃれっ気たっぷりで、
洗練された?ユ-モアセンスに驚かされる。

有名な民謡だけに「炭坑節」には色んな替え歌がある。
庶民的な替え歌がコレ。

  ♪アシが~出た出た アシが出た (ヨイヨイ) 
   うちの家計にゃ いつも出る
   あんまり賃金が 安いので 
   さぞや会社は もうけたろ (サノヨイヨイ)

今の時代にも通用しそうな内容で、歌って紛らす庶民の逞しさも感じらる。

一方、最近直に聞くことも少なくなった民謡「黒田節」。
少し前までは祝いの席や、特に結婚式では定番の出し物だった。
NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」で再び脚光を浴びているが、
「黒田節」に登場する槍「日本号」は
「御手杵(おてぎね)」「蜻蛉切(とんぼきり)」と並ぶ〈天下三名槍〉の一つ。


 ▲福岡県田川市の石炭記念公園

穂(刃長)が約80cm・茎62.5cm・重量912.7gで優美な龍の浮彫がある。
「黒田官兵衛展」でも人気コーナーの一つだったらしいが、
普段は福岡市博物館に展示されてるらしいので一度は拝みたい。
歴史を辿る旅は、いろんな方向へ拡がっていく。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:53震える新聞記事

2014年11月13日

激しく生きた〈伝右衛門〉と〈白蓮〉

NHK朝ドラ「花子とアン」では役名〈葉山蓮子〉〈嘉納伝助〉になっていたが、
意外な注目を浴びたのが〈柳原白蓮〉と九州の炭坑王〈伊藤伝右衛門〉。
どちらもドラマ化出来そうな波乱の人生を送っている。

女性関係の激しかった実業家と、令嬢育ちの文化人の二人の結婚は再婚同志。
金銭や名門を巡る駆け引き・政略的陰謀・利害関係が絡んだ結びつきも派手なら、
お妾さんや養子・本妻が同居する伊藤家での家庭内ゴタゴタも壮絶。
更に白蓮が社会運動家と駆け落ちする〈白蓮事件〉から、
新聞紙上で妻から夫への絶縁状公開というセンセーショナルな離婚劇。
そして駆け落ちした白蓮と社会運動家のその後も、
華族の権威や子供を巡る姻戚関係など波乱に富んでいる。


 ▲伊藤伝右衛門・柳原燁子の結婚写真(明治44年) 提供:wikipedia

話題になる数年前に一般公開された「旧伊藤伝右衛門邸」を見学し、
日本建築の粋を集めた素晴らしさに酔った記憶がある。
〈柳原白蓮〉の名を知ったのは、その時が初めてだった。

無学ながら九州炭鉱で財を成した〈伊藤伝右衛門〉は
時に粗野で横暴な実業家と描写されるが、
普段は物静かで人付き合いもマメで面倒見がよく、
他人の悪口も言わない経営者として超一流人物だったという。

「太宰府天満宮」には、明治45年伊藤伝右衛門が奉納した〈二の鳥居〉がある。


 ▲「太宰府天満宮」二の鳥居にある刻印

また同じ福岡県福津市の「宮地嶽神社」にも、喜寿記念で鳥居を贈っている。

〈伝右衛門〉は衆議院議員として活躍したり、
会社及び農園の設立に育英会支援と、
地域への利益還元を惜しまない文化的活動に貢献した人物でもあった。


  


Posted by 夜更かし中年隊 at 09:51人生いろいろ

2014年11月12日

向いている仕事・好きな仕事

仕事を心から楽しめない人は、その仕事は向いてない
そう指摘され、果たして今の仕事は?と考える。

楽しんでる部分と諦めてやってる部分がある。
「楽しくなければ仕事じゃない」と思う反面、
「楽しいばかりが仕事じゃない」
「仕事だから、我慢して頑張らないといけない時もある」と思ったり・・・

「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」で有名な映画解説者:淀川長治さんは、
楽しいから今の仕事がやっていける
「人間が生きるということはどういうことか?といつも考える。
 すると死ぬことだということに帰着する。
 死ぬとわかれば、今日この一日を十分に生きねば損だと思う
これをやっていれば幸せということ、誰でも一つあります。
 それを探しなさい。それを見つけて仕事にしたら、きっと幸福ですよ





TVで拝見する限り、確かに淀長さんはいつも楽しそうに仕事をこなしていた。
その裏にはどんなに酷い作品やB級映画でも決して悪口を言わず、
いい箇所・ちょっと他と違う部分を見つけて褒めるようにしていたという。
私はいまだかつて嫌いな人に会ったことがない
そう言い切る淀長さんのこんな言葉にも、
見えない処で彼なりに努力をし、仕事の魅力を発見していた足跡が感じられる。

物の見方にはいろんな方向がある事を知れば、人生は奥深い。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 19:24人生いろいろ

2014年11月11日

11月11日は記念日の宝庫

今日11月11日は「ポッキー&プリッツデー」。
今嵌っているお菓子が「ポッキー大人のミルク」。
〈いつも貴方のお傍に・・・〉と寄り添うように手元にある。
「ポッキーデーでもあるし、今夜はたっぷり味わさせて貰うぜ!」


 ▲今あるのは3ケ。普段141円が91円だった!

11月11日はとにかく記念日が多い。
30以上あるというから、一年中で一番多いのかも?

「いい日いい日」の語呂合せから「介護の日」。
乾電池の+(プラス)-(マイナス)を「十一」にみたてた「電池の日」。
「1111」が麺の細長いイメージにつながることから「麺の日」。
サッカーが11人対11人で行うスポーツから「サッカーの日」。
靴下を2足並べた時の形が1111に見えることから「くつしたの日」。
そして「ピーナッツの日」「配線器具の日」「ジュエリーデー」「もやしの日」「煙突の日」
「箸の日」「立ち呑みの日」・・・と覚えきれない程の記念日。

記念日をいろいろ制定するのも、もういい加減にせんかい!
森光子〈放浪記〉舞台上演2せんかい!(って、ちょいと古ネタ過ぎたかな?)
も一つオマケに、腹筋1日3ぜんかい!?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 12:36なるほど~

2014年11月10日

川柳にも若気の至り

先日川柳の句会で投稿した
紅葉に なってみたいな 露天風呂」~伸峰~の句。
勿論「みたい」とはいろんな意味を込めた掛詞。
これが年配層から「よくわからない」「嫌らしい(解ってるじゃん!)」との評を受け、
紅葉を 楽しみながら 露天風呂」と添削されてしまった。
これじゃ面白さに欠けるし、オイラの意図とも掛け離れてしまう。
この内容では、句を詠む必要すら感じないものになってしまった。



貴女より 先にいっても いいですか」~伸峰~
その先にあるのは悦楽の昇天か?それとも天国へ逝っちまうのか?
そのいい加減さが面白いと思うのだが、理解者は少ない。
お嬢さん あそこのベンチで しませんか」の
高田純次〈テキトウ川柳〉辺りなら、評価してもらえるのかな?

毎日新聞掲載の〈万能川柳〉に掲載されていたのが、
腹だけは まだ立つのねと 笑う妻
これだって笑ってしまえばそれで済むが、嫌らしいといえば嫌らしい。

川柳はより省略してイメージを膨らませる世界でもあるが、
省略しすぎて意味不明に陥ることもある。
その人の経験や解釈次第で、どうにでも拡がる世界なのだ。

60歳代のアラカンといえども、句会ではまだまだ若い世代。
経験豊かな年配者には、品格や保守性や正攻法への嗜好がきっとあるのだろう。
まぁ、どんな世界でも新旧や世代の対立ってのはあるんだけどね。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 12:52人生いろいろ

2014年11月09日

読む?観る?「ソロモンの偽証」

最近ネットでも流行りの、話題の小説・漫画と映画・TVを結託させた展開。
作家:宮部みゆきのミステリー巨編「ソロモンの偽証」を検証。



クリスマスの朝、校庭に転落死した男子生徒。
その死は自殺か、殺人か
―。

長編現代ミステリー「ソロモンの偽証」の刊行に伴い、
「模倣犯」などの原作者:宮部みゆきの読者向け音­­声メッセージ。

◎宮部みゆき「ソロモンの偽証」刊行メッセージ


話題のベストセラー本を映画化するのは、現代(いま)の定番。
映画は大ヒットした「るろうに剣心」同様、「ソロモンの偽証」も2部作で映画化­。



監督は「八日目の蝉」の成島出。
キャストは中学生­役をオーディションで決定した。
脇を固める佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、松重豊、
小日向文世、尾野真千子・・・といった錚々たる顔ぶれの予告編がコレ。

◎映画「ソロモンの偽証」予告編


いつも悩むのが旧い宣伝文句にもなるが、
ミステリー巨編「ソロモンの偽証」を読んでから映画を観るか?
それとも、観てから読むか?
自分の結論は、映画を純粋に観て楽しむには〈観てから読む方がいい〉。
映画公開は2015年春。

日本映画史上最強のヒューマン・ミステリー超大作誕生!となるか?
PRに上手く乗せられて?早く映画を観てみたい気になる。
・・・にしても、殺人・いじめ・裏切りといったドロドロの世界にはチョイうんざり気味。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:53震える~シネマ
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夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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