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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2015年02月28日

枯れ専の魅力!映画「娚(おとこ)の一生」

52歳独身の大学教授 恋をしないと決めた女
「ずっとひとりだと思ってたのに・・・。」
きっとあなたの側にある。寄り添い生きる、優しい愛の物語。

そんな大人の?ラブストーリー映画「娚(おとこ)の一生」鑑賞。



タイトルにもなっている「娚(おとこ)」という字が気になってたら、
〈めおと〉という読みや石川県に娚杉(めおとすぎ)という地名もあったりして、
要するに男と女の話のお話ってことらしい。
「娚」の字面からすると〈おんなおとこ〉というかオカマっぽいが、
映画のファースト&ラストシーンの男女の抱き合う立ち姿が、
まさに「娚」の字に重なるという憎い演出だった。

「恋に臆病になる気持ちに共感」「切なさが手に取るようにわかる」と
アラサー女性を中心に支持を得ている西炯子のコミックが原作。
幸せを諦めた女性:つぐみに榮倉奈々、大学教授に豊川悦司
そう言えば昔、吉本ばなな原作・牧瀬里穂主演の「つぐみ」って映画もあった。
共演に安藤サクラ・木野花・根岸季衣・濱田マリ・向井理 他。

旬を迎えたサクラちゃんは奇妙で独特な動きで存在感で友人役を演じ、
母親役根岸さんのスキップ歩行にニンマリさせられ、
向井君は僅かな出演で損な役回りながらそつなく熟(こな)し好感。
二世議員を目指すボンボンや郵便配達員や村人達が、
純で素朴な人柄を醸しだし場を和ませる。
監督は「余命1ヶ月の花嫁」「だいじょうぶ3組」と何か相性がいい廣木隆一

◎映画「娚の一生」予告編


人生につまずき田舎へ帰省した主人公は原作では30歳代らしいが、
映画版は榮倉奈々ちゃんが演じてるので少し若い設定。
30代半ばの熟女が演じたら、また違った味わいの映画になっていたのかも?
しかしこれはこれで、綴られていく小さなエピソードの数々が丁寧で感激的。
置き去りにされた少年との別れのシーンには不覚にもホロッ!(T_T)

話題の〈足キス〉シーン等で、次第に惹かれあい結ばれる迄の男女の機微。
田舎ならでは季節の風景やユッタリとした空気感。
自転車の速度に合わせ、並行してカメラが横移動していくシーンも心地良い。
鮮やかな染色の布が風に揺らぐ光景や、竹林を二人で散策するシーンの風情。
ちょっと唐突にも感じられる〈蹴り〉や喧嘩のシーンは、
間延びしがちな田舎時間の流れに水差す刺激剤になっている。
〈金魚すくい〉の誘いに躊躇する2代目議員を小突いたり、
二人の距離感を一気に縮める〈ネックレス〉事件?の件、
引き取られる男の子と約束をする〈ハガキ〉は、終盤爽やかな感動を呼ぶ。
スラリと伸びた奈々ちゃん・豊川さんの2ショットは、
バランス感覚も抜群で絵になる魅力的なビジュアルだった。

50歳代の男性との恋愛は、世に言う〈枯れ専〉。
他人事でないこの言葉を最初に耳にした時ドッキリさせられ苦笑もしたが、
優しさや包容力・豊かな人生経験や知識(みんながそうとはとても言えない)が、
そこいらの若者ではなかなか味わえまい。
女性がこの映画で〈枯れ専〉に興味覚えたら、こんなオジさんでもモテルかな!?

ここでも、また一句。
アラカンに なっても恋は 純情派
身体は老年・こころは少年(^_^;  


Posted by 夜更かし中年隊 at 15:24震える~シネマ

2015年02月27日

戦争の後遺症「アメリカンスナイパー」

エリート部隊ネイビー・シールズ(アメリカ海軍特殊部隊)所属の狙撃手で、
イラク戦争に4回派遣された伝説の狙撃手〈クリス・カイル〉。
160人を射殺した凄腕の狙撃手として仲間からは「伝説の狙撃手」と英雄視され、
敵からは「ラマディの悪魔」と怖れられ18万ドルの懸賞金が掛けられた男。

彼の自伝「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」を映画化した「アメリカンスナイパー」。
監督は「ミリオンダラー・ベイビー」「許されざる者」の名匠クリント・イーストウッド84歳。
主演のブラッドリー・クーパーはプロデューサーも務め、
アカデミー賞主演男優賞候補にもなる程の熱演を披露する。



伝説化されたクリスが歩んできた道は、決して特異なものではない。
銃の才能はあるが家族・仲間・国を愛する、ごく普通の幼少期。
結婚して家を空ける時には男の我が子に「家族を頼んだぞ」と告げ、
自分がしてきた様に「他者を守る」というシンプルな意識や信念を子供に諭す。

2001年アメリカを襲った9.11同時多発テロで国を守る忠誠心に燃え、
祖国の人々を守る為に狙撃手としてイラクに出征。
正確で驚異的狙撃力で味方の窮地を次々と救い、次第に伝説化されていく。
しかし、仲間から賞賛を受けてもクリスは照れる程のいたって謙虚な人柄。
4回に亘るイラクへの派遣で、
戦場での緊張感と女子供をも殺(あや)めねばならない戦争の過酷さ・非情さは、
やがて彼の精神を蝕み変貌させていく・・・

夫婦で携帯電話で話してる途中に突然敵の襲来を受けるシーンは、
戦場で緊迫する夫と祖国で平和に暮らす妻との立ち位置の落差が顕著になる。
一時帰国し家庭で無音のTVを独り見つめるシーンやパーティでの錯乱は、
頭の中で銃声音が常に響き戦場感覚に憑りつかれたクリスの姿なのだ。
戦争は、日常生活さえも意識を変えていく。
製作・主演のブラッドリー・クーパー渾身の演技から、
家族愛や祖国への忠誠心・軍人の葛藤や苦悩が伝わってくる。

◎映画「アメリカン・スナイパー」予告編


クリスが退役後の人生を苦悩の末に見つけ出したのは、
戦争の後遺症〈PTSD〉に苦しみ続ける帰還兵の救済に捧げること。
しかし、その決断さえもまた戦争の犠牲者によって踏みにじられてしまう。
実話に基づくラストシーンが、実に皮肉で衝撃的だ。

戦争は多くの人に傷を残す。そして、人々の心を破壊していく

無音のまま流れるエンドクレジットの向こう側に、何を感じ取ればいいのか?
イーストウッド監督がこの映画を通して願う、祈りともとれる言葉。
「私たち全員が願うのは、彼のストーリーを知ることによって、
 兵士たちと彼らの家族がどれだけ犠牲を払っているかということを人々が思い出し、
 祖国の為にあまりにも多くを捧げてきた人々に対して、
 今以上に感謝するようになればいい」
「アメリカンスナイパー」はたった一人の兵士を幼少期より丁寧に描くことで、
戦争がもたらす重い犠牲を照らし出す映画ともいえる。

一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄だ。
 殺人は数によって神聖化させられる。
」 ~喜劇王:チャップリン~  


Posted by 夜更かし中年隊 at 08:10震える~シネマ

2015年02月26日

予定のない日が懐かしい

いつも何かに追われてるように、暮らしている気がする。

火曜日〉は夜の〈ヒガナガ川柳会〉提出用句作りに励みつつ、
義母の病院見舞いを終えた足で、休む間もなく例会参加。
その日掛かって来た久々の同級生からの電話も、ゆっくり話す間もなかった。

水曜日〉は子供を会社へ送りがてら本屋で予約本の受け取り。
念願の映画「アメリカン・スナイパー」を鑑賞後、夜勤へ。


 ▲「アメリカン・スナイパー」は見応え充分の傑作!

そして今日〈木曜日〉は、仕事から解放された夜勤明け。
朝飯食った後は車で買物へ、銀行にも立ち寄り、締めは書類を取りに役所へ。
これからしばし仮眠を摂り、頼まれ仕事をこなし、
街へ出掛けて見落としてる映画「娚の一生」を鑑賞後、夜は珍友と飲み会予定・・・

それでもてっきり明日の〈金曜日〉とばかり思い込んでいた福岡行が
来週の予定だったことが判明し、何だかホッ!
しかし、来週の金曜は出勤日!と新たな難題も生じて・・・

今の処は血圧も低いし糖も出てないが、
こんな毎日繰り返してると〈脳梗塞〉にヤラレルかも?
やりたい事はまだまだある。死ぬにはまだ早い!」  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:17人生いろいろ

2015年02月25日

冷蔵庫を覗く心は冒険家

電機メーカー提供の朝のラジオCMで、
あなたは昨日、何回冷蔵庫のドアを開けましたか?」の問い。

昨日は夜勤明けで睡眠を取り戻す為に爆睡時間もたっぷり取ったし、
PCの傍にはペットボトル置いてたし・・・で、
そう言えば昨日は一回も冷蔵庫のドアを開けてない!事実が判明。
普段あまり意識していないが、こういう事もあるんだ。

1日の冷蔵庫のドア開閉回数は、
夏・冬の季節や家族数で当然変化はするが一般家庭で平均35回とか。
その殆どは主婦が占めるんだろう。


 ▲冷蔵庫からは生活振りや性格までも伺える

自分が冷蔵庫を覗く時は限定される。
一番使用頻度が高いのは「麦茶を飲む時」。
喉を潤す冷えた麦茶はオイラの必需品?で、一年中冷蔵庫に鎮座している。
それと空腹や独り飯の時、「何か食べ物はないかな?と探す時」。
こういう時は、冷蔵庫の中で〈宝捜し〉をする探検気分だ。
好物やおかずになりそうなモノを見つけた時には、幸福感や昂揚感もある。

冷蔵庫から結婚哲学を学んだ言葉もある。
結婚生活とは、云わば〈冷蔵庫〉のようなもの。
 冷蔵庫の中の限られた素材で、いかに美味しいご馳走を作り出すか?
 決して他人の冷蔵庫を羨まらしがらないこと


日常生活に溶け込み過ぎて?普段意識もしていないけど、
「冷蔵庫」は食卓や暮らしを演出する有難い存在。
「もっと大事に・大切にしてやりたいなぁ」と思う。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 06:29うまいもの

2015年02月23日

再び登場!高田純次ネタ

久々の高田純次ネタが〈ニッカンスポーツ〉のネットに登場!

◎高田純次、文化放送新番組でテキトー抱負
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20150217-1435652.html

文化放送の新番組「高田純次 日曜テキトォールノ」(日曜午前11時)の
パーソナリティーを務めることになった高田先生。
「日曜に家を出る口実がなかったので喜んでいます。
 この話を聞き、早速お赤飯を炊きました」
「ゲストを呼んで殆ど喋ってもらい、私がそばで笑っているのがいい」
「アシスタントは20~30代までの女性がいい」・・・と言いたい放題!?

〈ニッカンスポーツ〉さんは、昔から高田純次のテキトー面白ネタを掲載。

◎高田純次、夏木マリをテキトーに絶賛
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140411-1283712.html



シニア世代向けのイベントに夏木マリと一緒に参加した際には、
夏木の衣装を「パーフェクト!私が着ても似合う」
着ている麻製ジャケットを「麻が95%で、残り5%も麻です」
  ※コレ↑「空席以外は、全て満席」ギャグを想い出す(^-^)

◎高田純次の適当な自伝宣伝「土瓶敷に」
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140304-1265809.html

自伝本「高田純次のチンケな自伝」出版記念トークショーで、
「いい出来だ、300点!500点満点だけどね」
「一家で3冊は買って戴きたい。土瓶敷にもなるしね」
「もう30年も同じことをやっていて、進歩がない。
 手に職ないし、マジックを覚えてもなぁ。
 オネエ系が流行ってるけど、オネエで仕事なくなったら辛いしねえ」・・・

〈平成のテキトー男〉高田先生のテキトー発言が聴ける、
長崎放送夕方4時過ぎの「高田純次 毎日がパラダイス」はオイラのお気に入り。
「もっと時間延長して欲しい」
「出来れば2時間枠でオールナイト放送も!」と思っている位だ。

韓国人歌手Kと結婚しちまったが、
マスコミで〈ベッキー〉と並ぶ好感タレント〈関根麻里〉は、
理想の男性像に一時「高田純次」の名をあげていた。
タレントの親父〈関根勤〉の血を引くだけあって、中々お目が高い!?


 ▲理想の親娘像? (C)ORICON DD inc.

学生時代は恋愛と無縁で、代わりに?「英語力」と「脂肪」を身に付けた。
マイケル・ジャクソン日本公演では、おでこにマイケルのキスを貰ったそうな。
そう言えば、キスも最近ご無沙汰だなぁ。(@_@)

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 23:33笑って眠れ

2015年02月22日

生き様こそドラマ!女優「淡路恵子」の人生

赤と黒のゲキジョー・淡路恵子・闘病195日!」をYouTubeで観る。

人気女優業をこなし2度の結婚・波乱の家庭生活に破産に離婚。
そして我が子二人に先立たれたるという、特異で壮絶な人生。
彼女の生き方こそ筋書きのないドラマ。

◎赤と黒のゲキジョー・淡路恵子・闘病195日!


SKD(松竹歌劇団)から、黒澤明監督に抜擢され「野良犬」で映画デビュー。
ハリウッド映画にも出演したり、TVドラマでも活躍。
女優・淡路恵子の想い出は、東宝の「駅前シリーズ」「社長シリーズ」で演じた、
色っぽいマドンナやバーのマダムや芸者さんの役柄。
そして「男はつらいよ 知床慕情」(1987年)での、三船敏郎との熟年コンビ振り。



この作品は「男はつらいよ」シリーズの中でも名作!で、
恋する淡路に愛の言葉を吐く三船の珍しいシーンが拝める。


 ▲「男はつらいよ 知床慕情」傑作です!

生きたいように生きる難しさ・男女間の擦れ違い・ままならない子育て・・・
彼女の最期の言葉には人生を生き切った思いが込められ、
彼女なりの頑張りに拍手を送りたくなり少し救われる。

買いたいものは買ったし、食べたいものは食べたし、
 好きな人にも会えたし、仕事なんて今は頼まれたからやっているだけ。
 だから、いつ死んでもいいと思ってるの。
 あの世には、待ってる人がたくさんいるんだもの。


人生を後悔しない為にも、出来る時に好きな事をいっぱいするべし!〉だね。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:26人生いろいろ

2015年02月21日

「長崎ランフェス」も「爆買い」も!

長崎ランタンフェスティバル」は、元はと言えば中国の「春節祭」。
長崎新地中華街の雄志が中国の春節(旧正月)を祝う行事として始まり、
今では冬の長崎一大風物詩となっている。


 ▲長崎ランフェス、街のアーケードの飾り付け

中国の春節に合わせ、日本を訪れる外国人旅行者数が過去最高を記録してる。
背景に円安による割安感と昨年からの消費税免税制度拡充があり、
春節爆買い中国人」等とマスコミで取り上げられている。

今年の流行語候補にもなりそうな「爆買い」。
大量購入する消費行動「爆買い」の理由は二つ。
日本製品は品質が良いこと、中国国内に比べ半額~3分の1の低価格。
転売が目的で購入する人も多いらしい。
「自国製品は信用ならない!」と日本に来て〈爆買い〉する人々。
「日本製品は 口に入れても安心!」と〈歯磨き粉〉までも買い漁る。
映像見ると、中国人観光客の消費意欲には圧倒される。
バブル期にブランド物求めて、海外で買い物してた日本人を想い出したり・・・
ちょっと考えれば、ネットで個人輸入することも出来るんだけどね。
勿論日本へは買物だけが目的でなく、
観光地巡りもしっかりやって帰国するんだろうけど。


 ▲ネットやチラシでこんな見出しが躍る

ちなみ中国人観光客が購入する4大商品は、
「魔法瓶」「セラミック包丁」「洗浄便座」「電気炊飯器」だという。
しかし日本メーカーの電化品は中国工場で生産した商品も多く、
「日本製は安心!」と買い漁る商品もMADE IN CHINA印が多い。

爆買いで 中国製を 買う不思議
人生は めぐり巡って あな可笑(おか)し」  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:28人生いろいろ

2015年02月20日

「佐藤泰志」からの卒業

原作が2冊映画化され評価が高い「海炭市叙景」と「そこのみにて光輝く」。
その原作者「佐藤泰志」は死後17年経って、
佐藤泰志作品集」の発刊を機に再評価され始めた。
上記2作品の映画やドキュメンタリー映画「書くことの重さ」が公開され、
そのヒットによって俄かに脚光を浴びた。

◎映画「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」予告編


「佐藤泰志」1949年4月26日~1990年10月10日。
北海道函館市出身の小説家。
「青春の記憶」で第4回有島青少年文芸賞優秀賞受賞、
「市街戦のジャズメン」で第5回同賞優秀賞受賞。
芥川賞は数回候補になりながら、結局は受賞に至らなかった。
中上健次や村上春樹とも比較され、41歳で自殺した昭和の作家。­



彼に関連した本、福間健二著「佐藤泰志 そこに彼はいた」が出版された。
「作家の親友だった詩人:福間健二がその生涯を辿り、
 全作品を解読する24年の歳月の重みをこめた畢生の大力作。
 佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印する奇蹟の評伝。」



互いに24歳で出会い、彼の書籍に共感・理解・批判・反発もあった。
自死後書斎の整理を任せられ、著者以外は誰も書けない一冊となった。
あがきもがきながらも書くことにひたすら挑み続けた、
作家の精神史・生涯を掛けた人間の評伝。(作家:青来有一 評)
著者は、悪魔の手を借りても「佐藤泰志」を卒業したいと思ってきたと言う。

一つの作品を通じて、その作家性や思想に吸引されることがある。
それ程の影響力を持つ人物に出会えることも、一つの奇蹟かも知れない。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:13拡がる世界

2015年02月19日

「深夜食堂」常連さんの魅力♪

大好きな「深夜食堂」ネタでブログを書くのも、もう4回目♪
「アンタも好きねぇ」
「やっぱり、わかるかい?」

◎飯もの人情ドラマ「深夜食堂」がマイブーム
http://hayaoki1951.noramba.net/e267138.html

◎今夜も「深夜食堂」が待っている♪
http://hayaoki1951.noramba.net/e267172.html

◎「深夜食堂」続きはまだかぁ
http://hayaoki1951.noramba.net/e267213.html

好きなモノには徹底的に付き合う〉のは、オイラの特徴でもあり弱点。
ここ迄来たら、遂に映画化された「深夜食堂」の感想も認(したた)めないとね。



TV・映画「深夜食堂」は、240万部を超える人気コミックの実写化。
営業時間は午前零時から朝7時頃まで。
映画版には小林薫扮するマスターと常連客に加え、
高岡早紀・多部未華子・筒井道隆・余貴美子・菊池亜希子・田中裕子等が参加。
監督はTVドラマ同様、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司。

◎映画「深夜食堂」予告編


ドラマ化の発端は、マスター役の小林薫が松岡監督に
「こういうの興味ないか?」って人気コミックの原作を紹介したのが始まり。
それから「面白そうだねえ」って話から転がり、TVドラマ~映画化へと発展。
足かけ5年のマスター役が板についた小林薫はインタビューで、
「(自分は)受けの役で、主役感がない」
作品の魅力はズバリ!常連客の皆さん」と答えている。

映画版に登場するのも、いろんな事情を抱えた人達ばかり。
愛人を亡くし、新しいパトロンを物色中の三十路女。
無銭飲食をする新潟出身の訳あり少女。
最愛の妻を震災で亡くし、ボランティアの女性に逃げ場を求める男。
マスターに恋する、ちょっと色っぽい女将。
〈めしや〉に置いていかれた骨壺をめぐる話等々・・・

「許してやっていいんじゃないか、自分をさ」
いい事なんか一つもないって思ってたけど、何か吹っ切れた気がする
みんな一騒動起こしてはマスターや常連客と触れ合いながら、
少しずつ笑顔を取り戻し心が癒されていく。
みんなが小さな心地いい居場所を見つけ、幸せになって欲しいと思う。
若手俳優の向井理が登場するたった1シーンの扱いも心憎いし、
鈴木常吉によるテーマソング「思ひで」の曲も声も、のんびりとした風情を語る。

◎「深夜食堂」テーマソング/思ひで


人それぞれに人生があって、いろいろな思いを感じ共有することが出来る。
近くにあんな深夜食堂〈めしや〉があるなら通い詰め、
マスターの「あいよ」を聞くお馴染みさんになってみたい。

常連客が勢揃いした映画完成披露試写イベント。
「アングラ俳優達が、ひな壇でしゃべるのは珍しい」というシーンをYouTubeから。

◎映画「深夜食堂」完成披露試写イベント舞台あいさつ


〈めしや〉の好きなメニュー食べながら、酒飲みながら、タバコを吸いながら、
いろんな話にも首突込みながら、もう一度観たいなぁ。
ちなみに、まず食べたいメニューは〈タコ足ウィンナー〉と〈ナポリタン〉かな?

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:44震える~シネマ

2015年02月18日

今が旬!のアカデミー賞の話題

2月15日の世界とつながる日曜版「朝日新聞グローブ〈GLOBE〉」。
今回の特集は「アカデミー賞はどこへ?」。



「アカデミー賞は米国の象徴であり続けるのか」
  授賞式の日は立場を越えて、アメリカンドリームをみんなで追体験♪
受賞で変わる映画人生、水面下で売り込みも
  「卒業」で1700ドルだったダスティン・ホフマンの出演料は、
  「クレイマー、クレイマー」で主演男優賞受賞後の「トッツィー」で500万ドル!
「オスカー像の物語」
  M・ジャクソンは競売で「風と共に去りぬ」作品賞オスカーを154万ドルで取得


 ▲オスカー像は足元にフィルムのリール、手には剣の黄金の騎士

「白人男性優位」から「多様性重視」へ
  授賞式で稼ぐ潤沢な収入と会員からの巨額の寄付
「オスカーはハリウッド大作に背を向けたのか」
  今年の作品賞ノミネート8作品の合計興行収入は、近年では最低レベル!
CG大作と独立系、二極化する米映画
  大手スタジオはマーケティングを最優先し賞レースから遠ざかり、
  製作費は少ないが深い主題を扱うインディペンデント映画が賞レースに台頭!
「日本映画の潮目も変わった」
  受賞作の配給権、独立系に勢い
「アカデミー賞の歩み」
  授賞式のスポンサーは、大手スタジオからテレビ局へ
「日本人アカデミー会員は語る」
  1986年黒澤明監督作品「乱」で衣装デザイン賞受賞〈ワダエミ〉
  2009年「おくりびと」で外国語映画賞受賞〈滝田洋二郎〉
  スタジオジブリ・プロヂューサー〈鈴木敏夫〉・・・

2月22日(日本は23日)のアカデミー賞授賞式に向けての特集記事。
映画ファンには嬉しいプレゼント企画だった。
  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:53震える新聞記事

2015年02月17日

ゴホン!といえば「読書館」

ゴホン!といえば〈龍角散〉」。

のど薬として小さい頃からTV-CM等でお馴染の「龍角散」は、
江戸時代中期には秋田県佐竹藩主の御殿様しか飲めな­かった薬。
多くの人への普及を目指して、1871年に〈龍角散〉を創業。
昔は缶入り粉薬のイメージだったが、
今ではトローチやのど飴・服薬ゼリーと製品も多様化。
海外売り上げは、日本の5倍以上になるという。



ゴホン!といえば〈ホームレス〉」。

ゴホン!と言って思い出すのが、昔読んだあるホームレスの記事。
ホームレスだが本好きの彼は日曜日にだけ、
いつも買う缶コーヒーの替わりに日曜日の新聞を買うのだそうだ。
それは、新聞にいろんな書籍の紹介が載っているから。
確かに殆どの日曜版新聞には、新刊本や読書コーナーが掲載されている。
缶コーヒーより新聞で知的な?欲求を満たそうとするホームレスの存在。
底辺に近い貧しい生活でも好きなモノにこだわる生活に、
何故かホッ!と心が和んだのだった。
上司より 風格がある ホームレス
ホームレスにも色んな人がいる。

ゴホン!といえば〈読書館〉」。

先週の西日本新聞読書コーナー〈読書館〉で紹介された、
天久聖一(まさかず)著「書き出し小説」。
きわめてミニマム(最小)な、小説スタイルにして新しい文学。



ノーベル賞作家・川端康成著「雪国」のように、
名作と評される小説は印象的な冒頭部で読み手を引き込む。
そこから始めた新しい〈文学形式〉が、
物語の冒頭だけをわずかな文字数で描く「書き出し小説」。
その後の展開は、全て読者に委(ゆだ)ねられる。
書き手と読み手の双方の遊び心がないと成立しない。
笑ってもらうことが主眼。
日本人は俳句やキャッチコピーなど短い文章が好きなので、
サッカーのPK戦のようなものを作れば誰でも面白がれる・・・



メールで始まった恋は最高裁で幕を閉じた
物語が始まる予感と共に、終わりの余韻まである。
字間を読んで、この後の展開を想像力で埋める面白さがある。

朝顔は咲かなかったし、君は来なかった
つぼみのまましおれた朝顔に心情が投影され、純文学の薫りも漂う。

応募作はネットサイト「デイリーポータルZ」で募り、
隔週日曜日に「書き出し小説優秀作品」が発表されている。
http://songmu.jp/dailyviewer/daily2.cgi?writer=%E5%A4%A9%E4%B9%85%E8%81%96%E4%B8%80

面白く感じられるかどうか?は本人次第。
楽しく面白く生きようとすれば、感性を日々磨いとかないと駄目なんだな。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 15:21震える新聞記事

2015年02月16日

これかどうなる?「変貌する自衛隊」

選挙で勝利し多数決を手玉に取って強行採決するいろんな法案。
公共放送NHK人事の政府寄りの人選。
政治方針と異なる反原発意見を持つ文化人の封じ込み。
昨年の総選挙辺りから更によく目に付くようになった、
お上からマスコミ各社へ〈政府への批判記事を自粛するように!〉との達し・・・

これからはそうした上から視線を搔い潜っての、
TV・新聞・雑誌など各社独自の取材力が勝負になる。
そんな時、目にした12日付NN新聞の一面見出し。


 ▲NN新聞「国防を問う:変貌する自衛隊~隊員の命~」記事と連動

発足から61年目。
自衛隊は一人も殺さず、一人も殺されずに日本を守ってきた。
だが、本当にそうなのか?
2003~2009年のイラク派遣後に自殺した隊員は、2013年度で28人。
この自殺率は一般国民平均の十数倍に当たる。

自衛隊イラク派遣延長に世論の63%以上が反対の中で実行に踏み切り、
「非戦闘地域」といいながら陸自宿営地の派遣先では、
13回の迫撃砲による攻撃を受けていた・・・
自衛隊員は、現地で極度の緊張・心的外傷後のストレス障害から追い詰められた。
隊員にとって〈任務の意義〉や〈結果評価〉の有無が症状の鍵を握り、
国民から支持されない世論からの批判は隊員の意欲を一番下げ、
しかも国民の評価や支持を得ない。
「海外派遣は、あくまで国民の支持を得て行われるべき」
・・・といった、元医官の話も掲載されている。

海外支援・多国軍支援の活動拡大を目指す安倍政権。
自衛隊は海外での活動が益々増えていけば、
名実ともに「戦死者」が出るリスクは上昇していく。
その覚悟を持たない限り、多国軍の支援は出来ない。
昨秋実施された自衛隊の演習では、
「戦没者の取り扱い要綱の検証」作業も取り込まれている・・・

100

こうした詳しい情報は、一般読者は知る機会が少ない。
その情報が真実か?そうでないのか?の判断は何で・何処で下すのか?
新聞を含んだマスコミの役割は、
奥深い現状を把握し国民へ情報を知らせることで判断を委ねるという、
これからの日本を左右する重要な任務を担っている。

国民も 派遣望まぬ 自衛隊」 ※馴染まない時事川柳だなぁ(^_^;  


Posted by 夜更かし中年隊 at 15:55震える新聞記事

2015年02月14日

お楽しみは購入本の3冊

先日購入した、雑誌・本の3冊。



定期購読の「キネマ旬報」は2014年映画ベストテン特集。(◎=鑑賞済)

【日本映画ベスト10】
 1位:そこのみにて光輝く ◎ブログでも大絶賛!した傑作
 2位:0・5ミリ
 3位:紙の月 ◎脇役陣が結構輝いている
 4位:野のなななのか ※早く観たい
 5位:ぼくたちの家族 ◎みんなに見て欲しい作品
 6位:小さいおうち   ◎原作ファンにはミスキャストの感あり
 7位:私の男 ◎浅野忠信・二階堂ふみ・熊切和嘉監督に注目!
 8位:百円の恋
 9位:水の声を聞く
10位:ニシノユキヒコの恋と冒険 ※結局、見落としてしまった作品(^_^;
10位:蜩ノ記 ◎
次点:WOOD JOB!~神去なあなあ日常~ ◎パワーもある好きな作品

【外国映画ベスト10】
 1位:ジャージー・ボーイズ ※長崎市内の公開を待ってるが・・・
 2位:6才のボクが、大人になるまで。 ※もう直ぐ会える♪
 3位:罪の手ざわり
 4位:エレニの帰郷
 5位:ブルージャスミン ◎アレン監督の手慣れた佳作
 6位:インターステラー ◎宇宙霊感に触れる作品
 7位:リアリティのダンス
 8位:インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
 9位:ウルフ・オブ・ウォールストリート ◎ハイテンションに付いて行けず
10位:ラッシュ/プライドと友情 ◎見落としがちだが中身は充実
次点:アデル、ブルーは熱い色 ※洋画は特に未公開作品が多いなぁ(^_^;

【個人賞】
日本映画監督賞:呉美保「そこのみにて光輝く」
日本映画脚本賞:高田亮「そこのみにて光輝く」
   主演女優賞:安藤サクラ「0・5ミリ」「百円の恋」
   主演男優賞:綾野剛「そこのみにて光輝く」「白ゆき姫殺人事件」
   助演女優賞:小林聡美「紙の月」
   助演男優賞:池松壮亮「ぼくたちの家族」「海を感じる時」「紙の月」ほか
   新人女優賞:門脇麦「愛の渦」「闇金ウシジマくん Part2」ほか
   新人男優賞:東出昌大「寄生獣」「クローズEXPLODE」「アオハライド」ほか
外国映画監督賞:クリント・イーストウッド「ジャージー・ボーイズ」

154

太陽は動かない」は人気作家:吉田修一初挑戦の、ぶっ飛んだ産業スパイ小説。
どんな新境地を開拓してみせるのか?BOOKOFFで300円。

伊集院静著「三年坂」はデータベースによれば、
深い抒情性と巧みな文体・人生への慈しみに溢れた伊集院氏初の小説集とか。
「作家は原点に還る」という通説があるが、処女作品に隠された素顔とは?
これもBOOKOFFで100円。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 08:11拡がる世界

2015年02月13日

あの!上柳昌彦キャスター探究

昨日のブログ「上柳昌彦と松本秀夫 今夜もオトパラ!」続編。
メインキャスターが「立ち呑みに興味津々」上柳昌彦アナと、
釣り大好き、山登りも大好き」松本秀夫アナ。(おっちょこちょいで呑兵衛とか)

ラジオや電話口で可愛い声や渋くて魅力的な声に惹かれると、
どんな容姿なのか?どういう経歴の人か?その人物をつい追ってみたくなる。
そんな時、ネットやWikipediaが大活躍する。
大抵は「ああ、声だけにしとけば良かった!」と後悔させられるんだけどね。


 ▲写真だけ見ればタダのオジサンだが・・・

上柳昌彦〉アナに関しての情報は、その多才振りと多趣味に驚かされる。
読書・音楽・映画といった定番の趣味以外に、落語・漫才・ラジオ聴取なども好む。
更に鉄道ファンで古地図収集や博物館・美術館巡りというマニアックな趣味も。
こんな処は、マルチタレント〈タモリ〉と似通ってるのかも?

趣味による親交が広く渡辺美里や桑田佳祐・THE ALFEE等のミュージシャン、
中島みゆき・笑福亭鶴瓶ほか番組を通じて広まった絆も多い。
そんな処から、桑田佳祐監督の映画「稲村ジェーン」や「サラリーマン専科」他、
映画の出演経験やパーソナリティ・ナビゲーター・キャスターとして活躍。

専らトーク主体の番組を中心に担当してきた人で、ラジオへの拘りは強い。
その魅力の一つが、番組で招かれるゲストの多くが映像のテレビではまず見せない、
ラジオであるが故のフランクさで本音や素顔を見せてくれることらしい。
「上柳昌彦の花の係長 ヨッ!お疲れさん」は、
得意先回りの営業マンが缶コーヒー片手に聞くラジオがコンセプト。
全国の心温まるエピソードを取り上げた「涙があふれて心が温かくなる話」・・・
ちょっと耳を傾けたくなるような番組も多い。


 ▲こんな雰囲気で頑張ってるのかな?

仕事への取り組み法として、
「全部ばっちり準備して物事に臨むのは所詮無理だと悟ってからは、
 コメンテーターの方に素直に質問できるようになった。」
「知らないことは知らないと言っても決して恥じゃなく、
 任せるところは任せて懐に飛び込んでいくのも一つの方法」なんだと。

そんな多才で活動的な仕事の成果として、
日本の放送文化アカデミー賞とも言われるギャラクシー賞の最優秀賞はじめ、
ラジオ部門DJパーソナリティ賞やラジオ生ワイド 優秀賞等を受賞。

鑑定団の中島誠之助先生じゃないけれど、「いい仕事してますね」。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 08:36拡がる世界

2015年02月12日

通勤途中の密かな愉しみ「今夜もオトパラ!」

夜の通勤途中で、カーラジオから流れてくる番組が面白い。
月~木曜日が「上柳昌彦と松本秀夫 今夜もオトパラ!」。
金曜日には「六角精児と煙山光紀 今夜もオトパラ!」で放送中。
毎日聴いてる訳じゃないんだけどね(^_^;

番組タイトルの「オトパラ!」の意味は、
「オトナのパラダイス」「オトのパラダイス」「オトコのパラダイス」を含む略語。
まぁ、楽しめるモノの寄せ集め番組ってことかな?



オトナによるオトナの為の番組」として、
「年齢を重ねたからこそ分かるオトナの楽しみ」を追求するコンセプト。
だから年輪世代の我々が対象の番組とも言えるだろう。
例えば運転しながらとか料理しながら聴くことが出来るラジオだけれど、
聴き流すだけでは勿体ない様な情報もある。

100

〈目指せ、プレイボーイ!〉コーナーで、「こういう男こそプレイボーイだ!」という
「プレイボーイならではの特徴」がラジオ聴取者から寄せられた。

◎普通のオヤジはオートロックなのに、
 鍵を持たずに部屋を出てしまいホテルを締め出される。(※結構いるいる!)
 〈プレイボーイ〉は、ホテルのバーのカウンターで
 「今日、部屋を取ってあるんだ」と部屋のキーを女性に渡す。

◎普通のオヤジは、温泉に行ったら秘宝館に寄って盛り上がる。
 〈プレイボーイ〉は、温泉に行ったら貸し切り温泉で彼女と盛り上がる。

◎普通のオヤジは、酔って入った店でぼったくりに会う。
 〈プレイボーイ〉は、たまたま入ったバーで運命の女性と出会う・・・


 ▲昔、こんな雑誌もあったなぁ

一度ラジオで、この「今夜もオトパラ!」を聴いてみて下さい。
キャスターの柔和なヴォイス・面白い話題・ホットな雰囲気に憑りつかれるかも!?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 17:06ドライブがてら拡がる世界

2015年02月11日

有難い取材とピックアップ

習い事など同じ事を続けていたりすると、
マスコミや新聞等の紙面で取り上げて貰えることがある。
今回は東長崎公民館の会報誌2月号に、
拙(つたな)い我が川柳句を掲載して戴きました。



顔と手の 皺その人を 物語り」 ~伸峰~

「席題が〈手〉の時の作品だったんだなぁ」と今でも余り思い出せない位に、
自分ではあまり会心作とは思えないんだが・・・

昨夜、夜勤出勤前の約30分間出席した「ヒガナガ川柳会」の席題は〈肩〉。
〈肩車〉〈肩書き〉〈肩幅〉〈肩凝り〉〈肩すかし〉〈路肩〉・・・
関連語が多いとイメージが膨らみ、句作りもやり易い。
短時間で捻り出したのが次の3句。

肩書きが 外れのっぺらぼうの顔
嬉しさも 肩に重たい 一戸建て
パパよりも 空に届くよ 肩車」 ※パパって感じでもないかな?

提出は一句に絞るので、川柳の師匠と仰ぐ人に選択して戴いたのが、
嬉しさも 肩に重たい 一戸建て」 ~伸峰~
「伸峰さんらしいのは、のっぺらぼうの方だけど・・・」との言葉、
流石よくお解りで!


 ▲「ヒガナガ川柳会」例会はこ~んな感じ

昨夜は夜7時半過ぎに長崎新聞社さんが取材にみえられる予定との事。
7時には東公民館を出ないと仕事へ間に合わないので、自分はパス。
果たして川柳会の皆さんは、いい話題や句作り・絵作り提供出来たのかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 17:17人生いろいろ拡がる世界

2015年02月10日

新聞で甦った「田栗優一」さん

今日会社で開いた長崎新聞一面の〈水や空〉に、
我が人生の師で大先輩の〈田栗優一さん〉の記事が掲載されていた。



今月3日、早朝3時半に亡くなり翌日葬儀。
慌ただしい数日間だった。
いつかはブログに・・・と思っていたけれど気持ちの整理がつかず、
そのままでいた処だった。

会社入社の昭和49年、田栗さんは部課長職の上司として活躍されていた。
最初の頃は仕事絡みで、その後は公私共に多大に渡りお世話になった。
部下の中では、一番付いて回っていたのかも知れない。

広告部会の出張で高知や広島・福岡・愛媛・岡山・・・など回ったこと。
北九州や福岡で電車が縮小されたり廃線となる最終日には、一緒に撮影へ。
長崎線のJRレストランが廃止される時も、一緒に乗り込んだ。
校正ミスをおかしクライアントに頭下げに行き、EV内で怒られたこと。
書道師範だったので数人で習字を教わっていた頃もあり、
長男が誕生した時は命名札を認(したた)めて貰った。
(その長男も、早いもので今年30歳です。)


 ▲現役バリバリの頃の田栗さん

退職後NBC学園で書道講座を持たれていた時も、
午前の講座が終わると慌ただしく事務所を訪ねて来てくれ、
時間を惜しんで情報交換したりランチタイムを楽しんだり。
昭和13年まで小浜~愛野間を走っていた小浜鉄道の足跡を辿ったり、
お互いの誕生日には二人で祝ってた頃もあった。
もう数十年に渡る相撲同好会も7人いた仲間は4人になり、
田栗さん十八番の「北国の春」もたまに想い出しては歌っていますよ。
晩年には仲間と温泉行ったこともあったなぁ。
酒も強くウィスキーはロック、日本酒と刺身があれば上機嫌。
その優しい風貌で、飲み屋ではいつもモテモテでしたね。

病に倒れ入退院を繰り返し、リハビリ施設を転々としつつ8年半。
声も不自由になり身体も思うように動かず、
殆ど寝たきりでよく頑張りましたね。
病院で出会う奥さんや娘さん達の介護も、大変だったと思います。
見舞いに行くといつもニッコリ!と特上の笑顔で迎えてくれていた。
その笑顔を見る為に、月に一回程度会いに行ってました。
先月1月25日に伺った時は妹さん夫婦もみえていて、それが最期になりました。

・・・何だか田栗さんへの弔辞みたいになってきたなぁ。
カラー電車発案者としての仕事振りや鉄道ファン・書道師範としての実績は、
関係者の皆さんが重々ご存じだと思います。

これかも何かある度、田栗さんの想い出話に花を咲かせます。
葬儀にも出席できない程お疲れの奥様の様態が、
何よりも早く回復されるのを祈っています。

最期に長崎新聞の〈水や空〉を転用させて戴きます。

◎路面電車の生き字引だった田栗さん
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/mizusora/2015/02/10101359016438.shtml

田栗優一さん、83歳。
いろんな思い、決して忘れません。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 18:12震える新聞記事

2015年02月09日

ちょい旅・ちょい食い・ちょい温泉

娘の宗像フィル「♪バレンタイン・コンサート」鑑賞にかこつけて、
前日土曜日から小雨の中を福岡行。

まずは毎年恒例になりつつある糸島「恵比須牡蠣」で、冬の味覚をたっぷり頂く。
毎年冬になれば糸島には、6漁港に約30軒の牡蠣小屋が立ち並ぶとか。
「恵比須牡蠣」は海釣り公園の敷地内にある、結構大型の牡蠣小屋。
今年の牡蠣も美味しくて、ボリュームたっぷり。
焼き方・焼き具合にも慣れて、とても美味しく腹いっぱい食い溜め!?


 ▲「恵比須牡蠣」は奥行きがあって広い

その後は〈マリノアシティ〉に寄り道して買物・・・となれば、主役は女性。
知人の初節句用お祝い品選びに立ち寄ったのに、
しっかり自分が欲しいものはゲットする辺りは流石だ!と感心。

その日の締めは「博多の森 湯処月の湯」、温泉でゆったり・のんびり。


 ▲何処へ行こうと温泉三昧

福岡二泊目、朝は博多駅ビルのコーヒーショップで軽~くモーニング食。
意識が目覚めた後は〈イオンモール福津〉まで車を飛ばし、
各人バラバラのフリータイムで時間調整。
ペットショップ覗いたり、TOHOシネマズで映画情報仕入れたり・・・
長崎では未定の「ビッグ・アイズ」が上映中で、時間があれば観たかった。

イオンモールから、昼前にコンサート会場〈宗像ユリックス〉へ移動。
まずは、併設のレストラン「アンダンテ」で野菜中心のバイキングランチ。
13:15からはロビーコンサートで、楽団員による歌や演奏の披露。



14時からの本番プログラムは、
ドリーブのバレエ「コッペリア」より前奏曲とマズルカ 他
ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」。

YouTubeから、上野星矢さんフルート演奏の「ハンガリー田園幻想曲」。

◎ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 フルート:上野星矢、ピアノ:佐野隆哉


休憩後は恒例の〈指揮者体験コーナー〉を挟んで、
ポピュラーな舞台・映画音楽から「オペラ座の怪人」、「キャッツ」から〈メモリー〉、
「ウエストサイド・ストーリー セレクション」。

YouTubeからミュージカル「Cats」の〈メモリー〉をピックアップ。

◎Cats Musical 「Memory」

 ▲「キャッツ」の〈メモリー〉はメロディラインも美しい名曲

アンコール曲には昨年話題沸騰の「アナと雪の女王」から〈ありのままで〉など、
観客を意識した人気曲目が並んだ「♪バレンタイン・コンサート」だった。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 17:24ドライブがてら人生いろいろ

2015年02月07日

親の教育

自分が原因で気分が落ち込むのは当たり前だし諦めもつくが、
落ち込む要因が他人からもたらされる事も多い。
降りかかった災難に嫌でも対処を迫られたり、諦めるしか仕方なかったり・・・
自分で掘った墓穴くらいは、自分で埋める覚悟は持って欲しいなぁ。

少しでも気分転換したくなった時こそ、ジョークユーモアを!

100

相方がお茶を買おうとしていてアレコレ迷っていたので、
「〈お~いお茶〉がよくないか?」と奨めると
「そんなに多くなくていい」との返事。

相変わらず意思不通な二人。


 ▲特に〈お~いお茶〉濃い味が好み、量は多くなく普通

成績がひどく落ち込んだ時、
「お前は頭の悪い子とばかり付き合うから、つられて成績が落ちるのよ。
 たまには頭の良い子と付き合うようにしたら?」と母から叱られた。
僕は頭の良い子と付き合うようにした。

すると母が言った通り、その子がバカになった・・・

今日の一句。
落ち込んだ 時こそジョーク かき集め
  


Posted by 夜更かし中年隊 at 09:45ジョーク

2015年02月06日

映画「デビルズ・ノット」は謎だらけ

未解決事件を扱った映画と言えば、
ちょっと古いがサッコ・ヴァンゼッティ事件を扱った傑作「死刑台のメロディー」や
数名の女生徒失踪事件に迫る「ピクニックatハンギング・ロック」、
新しくは「ブラック・ダリア」「チェンジリング」「ゾディアック」
切り裂きジャックが題材の「フロム・ヘル」にケネディ大統領暗殺事件の「JFK」・・・
数え上げたら枚挙に暇(いとま)がない。

映画「デビルズ・ノット」はウェスト・メンフィスで起きた
3人の児童猟奇殺人「ウェスト・メンフィス3事件」が題材になっている。

1993年初夏、のどかな田舎町の森で3人の児童が殺される。
殺された少年たちは手足を靴紐で縛られ、身体には暴行の痕があった。
警察は十代の若者3人を犯人と断定し、逮捕する。
未成年者の逮捕に町中に激震が走るが、私立探偵は成り行きに疑問を抱く。
被害者の母親も知れば知る程に不自然さを覚え、
真犯人は別にいるのでは?と疑念抱く・・・

キャッチコピーは「悪魔は、だれか。



「スウィート ヒアアフター」「クロエ」のアトム・エゴヤンが監督、
出演はコリン・ファース、リース・­ウィザースプーン、デイン・デハーン他。

映画を観ると、疑えば皆その犯人に思えてくる怪しい人物ばかりだ。
その上警察は偏見が強いし重要参考人は取り逃がすし、証拠は紛失。
はたまた警察との裏取引で、目立ちたがり屋の母子が登場したり・・・

◎映画「デビルズ・ノット」予告編


ドキュメンタリー映画も製作されている。

◎「ウエスト・オブ・メンフィス 自由への闘い」


映画「デビルズ・ノット」公開記念で行われた、スペシャルトーク。
ゲストは映画監督の松江哲明さん、映画評論家の柳下毅一郎()さん、
そしてサタニスト(サタン崇拝者のライター)高橋ヨシキさん。
イベントナビゲーターは東紗友美さん。

◎「デビルズ・ノット」スペシャルトークライブ!


本当の真犯人は誰なのか?
いろんな謎や真実が仕掛けられ登場人物を多いんで、
一回鑑賞しただけでは頭が少し混乱していたのかも知れない。
社会背景や土地の特色、そして人物相関図を把握して再度見れば鬼に金棒。
二度目・三度目に、本当にこの映画の面白さが理解出来るのかも?

◎「デビルズ・ノット」HP
http://devilsknot.jp/


  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:30震える~シネマ
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夜更かし中年隊
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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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