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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2016年07月13日

本が教えてくれる未知の世界

様々な事があってずっと読書する心境になれずにいたけれど、
やっと時間らしきものが取れ、宮下 奈都著「羊と鋼の森」を一気読み。
ピアノ調律師という独特の世界に魅せられた青年を描く、本屋大賞受賞作

子供がピアノ好きで習い事もしていた関係で、
我が家にはたまたまアップライトとグランドピアノの2台がある。
身近にピアノ調律師もいるものだから、非常に親近感をもって読破した。
だから「持ち主に愛されてよく弾かれるピアノを調律するのは嬉しい」とか、
楽器に問題がある時は、必ず依頼主に問題があった」・・・なんて言われると、
つい我が身に置き換え恐縮したり。
何たって弾き手の娘が県外に定着してからというもの、
ろくに調律も頼んでないし荷物置きになったりしてるのだからface04


 ▲コレも娘の置き土産

一歩足を踏み入れそれなりの専門家に成ろうとすれば、
そこに不安や迷いや失敗は必ずある。
そこを青年はどうやってクリアし成長していくのか?
キャラが違う先輩達や調律を依頼する色んなお客さんに影響を受けながら、
音楽について人生について学んでいく。

「どうでもいいようなこと頼まれるのは、どうでもいいような人間だ」
依頼主の頭の中のイメージを具象化する、
 その先に、調律師の仕事の醍醐味が待っているんじゃないか

「ほんとうにつらいのは、そこにあるのに、
 望んでいるのに、自分の手に入らないことだ」
「言葉が通じた瞬間は、光が差すような気持ちになる」
調律師の仕事は、ひとりでは完成しない。
 そのピアノを弾く人がいて、初めて生きる

星座の数。88って、ピアノの鍵盤の数と同じなんだよ」・・・


 ▲ピアノの鍵盤は黒鍵36・白鍵52の「88」

「88」の数字と言えば「四国八十八箇所」巡りもあるし、
立春から88日後を「八十八夜」と呼ぶし、何かと生活の中に因縁がある。
ちなみに、日本の88代目内閣総理大臣は小泉純一郎氏。

専門家が丹精込めて造り買われていったピアノのにも、
弾き手次第で生かされたり放置されたりする運命が待っている。
そこにピアノの調律師の視線を通して書かれた、ハッピーエンドの物語。
ピアノの裏側の世界を知ることで、音楽を聴く耳も拡げて貰ったように思う。

最後に関係ないけど、「羊と鋼の森」の本の装幀と、
オイラのブックカバーの色がそっくりなのを発見!


 ▲関連商品とちゃいまっせ~

これも何かの偶然?






  


Posted by 夜更かし中年隊 at 20:05拡がる世界震える一冊

2016年07月05日

次はコレいくぞ~♪

新聞広告記事下の広告や、日曜日各紙の書評で読みたい本が続々。
かなり以前に発売された本もあるが、いずれは手に取って拝みたい本ばかり。
取り敢えず、メモ替わりにピックアップ。

自己開発の源流「アドラー」の教え。
別に嫌われる必要もないとは思うけど、
人に好かれようとしない・嫌われる勇気を持てば何かが変わるのか?


 ▲嫌われる勇気

すべての悩みが解決する、神様が味方をしてくれる71の習慣」が掲載されている♪
・・・ともなれば、読んでみたくなるのが普通。
でも神様が味方になったり敵になったりするって、そんな俗物的な存在?モノ?


 ▲ありがとうの神様

全国の読者が感動、涙した珠玉の41編
心に元気を貰える文章を読んで、背中をちょっと押して貰うのもいい。


 ▲日本一心を揺るがす新聞の社説

本を読み、人と語らい、旅をし、教養を高める。
 人生において、これほど楽しいことはない

教養を高めるのが目的ではないけれど、旅にはもっと出掛けたいなぁ。


 ▲本物の教養

人生、やり尽くすことはできない。
いつもなにかを残している。
老いたら老いたで、まんざらでもない
未踏の世界をいく年輩者の言う事には、素直に?耳を傾ける事にしている。


 ▲103歳ひとりで生きる作法

仕事・お金・人・夢・・・
先送り人生から抜け出すには、10秒あれば充分だ!
能力以上に結果が出る「行動力」の秘密。
10秒では中々出来てないけど、やりたいと思った事は大体やってる。
これ以上早く結果が出せる方法なんて、ホントにあるのかな?


 ▲結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる

読後、このタイトルにあなたは涙する
奇抜なタイトルの謎解きも楽しみな、本屋大賞第2位作品。


 ▲君の膵臓をたべたい

大人のための「遊びの教科書」
遊ばなくては見えないものはある・・・と言う、好きな作家:伊集院 静氏。
何でもやってみて、初めて理解出来ることばかり。


 ▲作家の遊び方

「しあわせは自分が決めればいい」
ラストの4行に、感動も集約されてるとか・・・
注目の直木賞作家:桜木紫乃作品だけに、要チェック!


 ▲蛇行する月

謎また謎のエンタメ巨編、誕生。」
「小説の限界に挑んだ、私の作家人生を掛けた作品」直木賞作家:白石一文氏。
コンスタントに本が出版されてるって事は、文筆生活が快調ってこと。



 ▲記憶の渚にて

今年中には踏破したい作品ばかりだけど、ちょっとハードかな?
本だけ読んで過ごせればいいのだけれど。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:53拡がる世界震える一冊

2016年05月07日

GWで残されたもの

今年のGW(日曜日迄と、まだ継続中の方もいるが・・・)は、
「有田陶器市」と「温泉」と「娘夫婦の帰崎」と「義母病院見舞い」と「仕事」で終了。
連休に稼ぐサービス業なので、あまり遠くに行けないのは毎度の事。

有田陶器市」では、新調したいと思っていたお気に入りの湯飲み茶碗をゲット!
息子の免許更新で大村に行ったついでに寄った天然温泉「ゆの華」では、
露天の椅子で陽気に誘われ眠りこけたり塩湯のせいで目がショパショパ。


 ▲子供の免許更新待ち時間で時間潰しに寄った「ゆの華」

義母見舞い」では娘夫婦もお土産持参で一緒に病院に来てくれ、
義母もいつもよりちょっと嬉し気だった。
娘夫婦は家と旦那の実家の往復で、3日間の滞在中行ったり来たり。
連チャン仕事が重なり、じっくり話したり飲んだり歌ったりする時間も無かった。
只、読みたいと思っていた本「羊と鋼の森」後半を読んでいた娘が読了後、
この本を父が読む様に家に置いていってくれたのは楽しみが出来て嬉しかった♪
娘夫婦が福岡に戻る時も仕事で見送り出来ず、翌日その事を知った次第。


 ▲今、大注目!の「羊と鋼の森」

作家:宮下 奈都の「羊と鋼の森」は本屋大賞第1位受賞作で、
新聞・書店で大キャンペーン展開中の本。


 ▲「羊と鋼の森」新聞広告

夢に向かって生きる 全ての人に!
ピアノの調律に魅せられた青年の物語に、全国の書店員さんの心が震えた!

本屋大賞」と「王様のブランチ」2015ブックアワード大賞
キノベス(紀伊国屋書店スタッフお薦めベスト30)!2016第1位」を獲得した作品。
  (※ちなみに、芥川賞受賞の又吉 直樹著「火花」は第26位)

ピアノ調律師を巡る音楽絡みの話なので、
「音楽好きな娘に読ませたいなぁ」と思っていた本だった。
映画なんかを観ていても音楽にまつわる話が出てくると娘に奨めたいと思ったり、
未だにちょっと?いや、かなりの親バカ振り。
共通する話題を親子で持てる有難さを実感する、今日この頃・・・  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:16拡がる世界震える一冊

2016年04月02日

読書メーター

定期購読メール「読書メーター」の〈週間おすすめランキング情報〉は、
今話題のお薦め本の紹介がランキング形式で掲載されている。
小説部門・書籍部門・コミック部門などに分かれているが、
先週書籍部門で興味を引く本が数冊かあった。

母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます」朝日新聞社会部。
何だか悲壮感漂うタイトルで引いてしまいそうになるが、ちょっとした問題作。



「100歳まで頑張る」と話していた98歳の母の首に、 74歳の息子が手をかけた・・
これが自分だったら、 一線を越えずにいられただろうか?
記者が見つめた法廷の人間ドラマ29編。
朝日新聞デジタルの人気連載シリーズの書籍化。
人生の縮図を覗き込んだ気になる深い闇世界・・・明日は我が身かも?

175

講談社エッセイ賞を受賞した前作「ねにもつタイプ」から6年振りのエッセイ、
翻訳家・エッセイスト・アンソロジストの岸本 佐知子著「なんらかの事情 」。
「アンソロジスト」とは、異なる作者による詩文などの作品を集める人のこと。



エッセイか?単なる妄想か?それとも短編小説?
凄まじい空想力・妄想力が闊歩する、岸本佐知子の可笑しなお話の世界。


 ▲著者は顔もイケル?岸本佐知子

〈岸本 佐知子〉は読み始めると嵌りそうな雰囲気なので、
「気になる部分」「ねにもつタイプ」「なんらかの事情」と連作で一気に読みたい。

175

最後の一冊が新井 健一著「いらない課長、すごい課長」。
今、まさに中間管理職でお悩みの後輩課長に進呈したいような本。



職場の価値観が多様化する今、リストラ対象になる「いらない課長」と
人材価値の高い「プロフェッショナル課長」の差が歴然とつきはじめている。
働き盛りの「課長スキル」を磨くための具体的手法とは?

責任が伴うってことは、それだけやりたい事もやれるってこと。
仕事に開拓精神を持てたら、どんどん仕事は愉しめるものになっていく。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:34震える一冊

2016年03月12日

おこ~られる程コーラ好き?

名前からしてインパクトがある小説家「山崎ナオコーラ」。
本名の「山崎 直子」だとつい聞き流してしまうが、
「山崎ナオコーラ」だと聞くと何?何だって?とつい反応してしまう。
ちなみに北九州市生まれで、好きなコーラは〈ダイエットコーラ〉なんだと。

〈コーラ〉と言えばオイラも昔、
朝から瓶コーラ500mlを飲んで出社する程のコーラ中毒だったface07


 ▲「山崎ナオコーラ」はこんな顔なのーら? By KADOKAWA

聞捨てならないデビュー本タイトルが「人のセックスを笑うな」。
この作品で文藝賞受賞、更に松山ケンイチ&永作博美共演で映画化にもなった。


 ▲「人のセックスを笑うな」 笑う程、上達してないし・・・

更なる話題作が「かわいい夫」ときたもんだ。
犬・猫や子供に続いて、いよいよ夫も可愛いと呼ばれる程ペット化してきたか?

「私の夫は頼りがいもなく低収入だから、自慢にも聞こえないはず」
   ※〈低収入〉でもく〈定収入〉なら良しとしなくちゃ!
誰の人生も、自然と物語になる
頼りがい・経済力があるのが男、というような価値観だけで物事を捉えなくていい
売れる本ばかりだったら、
 一つの価値観だけを肯定するようなつまらない世の中になってしまう

「小部数でも意味があると信じて、(本を)世界に出していきたい」・・・

うんうん、そういうスタンスは共感出来る。


 ▲「かわいい夫」表紙イラストは懐かしい〈チッチとサリー〉ではないか!?

夫との日々の生活・会話など、半径5メートル程の世界を書いたという「かわいい夫」。
旦那さんは書店で働く仕事らしい。
父との死別、流産、再度の妊娠、出産・・・と、普通の生活?も色んな体験だらけ。
普通に生きるってのも、ホント大変なんだよなぁ。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:29拡がる世界人物探訪震える一冊

2016年03月11日

効率を求めるなら、この「勉強法」を♪

勉強は静かな場所で集中しておこなうより、
 環境を変え、時間を分散する方が記憶力や思考力を高める

音楽を聴きながら単語を覚え、
 勉強の合間に昼寝をすると効果が上がる
」 ※俗に言うながら族?・・・

脳が認める勉強法~〈学習の科学〉が明かす驚きの真実!~
ちまたの勉強常識は間違いだらけ! ?
脳をフルパワーで働かせる効率的な記憶法・勉強法とは?



刺激的な惹句が並ぶ本の紹介文に、「ほんまかいな?」の疑問も。
〈勉強法〉なんてのも〈薬〉と一緒で、
その効能には個人的開きや差があるのではないか?とつい思ってしまう。

いつもの場所、静かな環境で勉強するのは非効率
一度に勉強するより、分けたほうが効果的
「別のことを差し挟む〈インターリーブ(交錯法)〉の威力」
「記憶を整理・定着させる睡眠の力を利用する」・・・


 ▲勉強の効率だけを上げるなら・・・

勉強の成果をよりアップさせるためのルールを実験で求める。
導かれた最先端の学術成果を教訓に、
今後自分の勉強法の修正や強化に役立て欲しいというステータスの本。
「実験ではコッチのやり方が効率も良く、効果がありますよ」と教えてくれる

しかし正解率や仕事の効率ばかりを求めていると、
大事なことを見失いがちになるような・・・

寄り道を したから気づく 人の恩」  


Posted by 夜更かし中年隊 at 06:32拡がる世界震える一冊

2016年02月18日

影法師・山高帽子・ボケ防止

「山高帽(帽子)」と言えばチャーリー・チャップリン、ピンキーとキラーズ、
映画ならキュブリック監督「時計じかけのオレンジ」を思い出す。


 ▲一世を風靡したピンキラと山高帽

山高帽子・ボケ防止・防犯防止・影法師につくつくぼうし・・・
〈・・・ぼうし〉づくしにもいろんなものがある。
こういう言葉遊びや頭の体操も、一種のボケ防止になるんだとか。

日本には65歳以上の認知症高齢者が約462万人、
軽度認知障害の人が約400万人いるらしい。
ある小冊子で見つけた「60代から始める認知症予防」の本。
  ~人生これから!
    認知症にならないために今からできること



 ▲〈認知症予防〉はいつからでも始められる

楽しみながら続ける「12の予防法」として、
 1.おしゃべりの輪を広げよう
 2.料理のレパートリーを増やそう
 3.バランスよく栄養をとろう
 4.運動を習慣化しよう
 5.ダンスを踊ろう
 6.頭の体操をしよう
 7.手先を使って創作しよう
 8.園芸で五感を刺激しよう
 9.旅行に出掛けよう
10.車の運転を楽しもう
11.アロマで生活リズムを鍛えよう
12.新しいことにチャレンジしよう

これ等を全てやってる人はいないだろうが、近い事をやる価値はある。
例えば〈5.ダンスを踊ろう〉は、カラオケを歌おう♪でもよくないか?
〈2〉や〈3〉の料理のレパートリーが増えれば、栄養バランスだって拡がる。
車で旅行に出掛ければ、〈9〉や〈10〉はクリアー。
要するに頭や身体など全身を使って、行動範囲を拡げようという事。


 ▲カラオケルームで歌って踊って語るも良し

家を出れば、いろんな出会いもある。
趣味を通して、会話や友人関係も拡がる。
脳はストレスを溜めるとよくないので、自分なりのリフレッシュ法を考える。
刺激に乏しい生活は認知症を招き易いので、
変化を愉しむ心のユトリが大切」って事かいな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 12:58震える一冊

2016年02月06日

いよいよ始まった「怒り」キャンペーン♪

正月の新聞キャンペーンで知った、吉田 修一著「怒りの映画化。

◎今年もゾクゾク期待作♪
http://hayaoki1951.noramba.net/d2016-01-09.html

監督は映画「悪人」と同じ李 相日(リ・サンイル)。
主演が渡辺謙で森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、ピエール瀧、
三浦貴大、池脇千鶴、宮﨑あおい、妻夫木聡、高畑充希と共演者も何とも刺激的。
これだけのキャストが揃えば、更なる傑作誕生の予感も湧いてくる。

長崎駅前のメトロ書店では、作家の地元だけあって早くも大コーナーを新設!


 ▲これだけ積めば、注目度抜群!

昨日の新聞には、文庫本発売の告知広告が!


 ▲次の購入本予定

公開は今年9月というの早々と、中々準備万端のようで・・・
余計な心配なれど、これから上映開始の秋まで、
どうやってこの話題を繋げ展開して行くんだろう?と興味津々♪

さてと今から「宗像フィルコンサート」「温泉」「牡蠣焼き」等で、ちょっくら福岡行き。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:59震える一冊

2015年12月29日

早くも新年に向けての愉しみ♪

「次はこんな本を読みたい!」と〈BOOK OFF〉で購入したのが、次の4冊。

加藤 健二著「伝説のホテルマン〈おもてなし〉の極意
伊集院 静著「なぎさホテル
吉田 修一著「熱帯魚
井上 荒野著「切羽(きりは)へ



伝説のホテルマン〈おもてなし〉の極意」は日本初外資系ホテル「東京ヒルトンホテル」で、
ホテルマンとして徹底した国際的サービス哲学を学び、
接客サービスの最高責任者まで上り詰めたホテルマン人生42年の回顧録。

同じホテル繋がりになった伊集院 静の「なぎさホテル」と吉田 修一の「熱帯魚」は、
共にたまたま読み落としていた作品。
片や直木賞作家、片や芥川賞作家の作品読み比べも楽しみ♪

直木賞作品の井上 荒野著「切羽へ」は、
父である井上光晴が4年間の少年時代を過ごした長崎県の炭坑の島・崎戸 が舞台。


 ▲色んな文学賞を受賞している井上 荒野さん

「切羽」とは、鉱山採掘作業が行われる場所やトンネルを掘っていく一番先。
それ以上先へは進めない、差し迫った困難や場所のこと。
宿命の出会いに揺れる男女の切ない美しさに満ちた恋愛小説だとか。

今は小説にも生活にも麗しい恋心に飢えているから、
ひと時のレモン果汁にでもなってくれるかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 17:29震える一冊

2015年12月08日

「赤めだか」で落語に目覚めだか??

読み始めた文庫版、立川 談春著「赤めだか」が兎に角面白い。
落語界の鬼才!立川談志率いる立川流に入門した談春の青春記。

サラリーマンより楽だと思った。
とんでもない、誤算だった。
落語家前座生活を綴った破天荒な名随筆



「談春のセイシュン」で季刊文芸誌に連載、単行本刊行時に「赤めだか」と改題。
この本で第24回講談社エッセイ賞受賞
談春は今「最もチケットの取れない落語家」とも言われ、
TVドラマ「下町ロケット」ではお堅い経理部長役で俳優としても活躍中。

まだ「赤めだか」を読み始めたばかりだが、
ユーモアを交えた絶妙な文章力や構成力に素人が読んでも文才も感じる。

〈談春〉は17歳で立川談志に弟子入りし、新聞配達をしながら修行を始める。
ある日芸の為と、築地魚河岸に一年間修行に出されている。
そこへ放送作家の高田文夫に連れられて、家元に〈志らく〉が入門してくる。
何も満足にできないから、河岸へ修行に行ってこいと云ったら嫌ですと言う。
じゃあクビだと云ったら、それも嫌だと言う。
僕は河岸に行くために落語家になったわけじゃない。
自分のしたくないことは、絶対にしたくないと言う。


 ▲半端ない実話の面白さ♪

一年の修行を終えて築地を去る日、魚河岸のおカミさんが云う。
〈志らく〉とかいうのだけには負けるんじゃないよ。
 河岸は嫌ですって云ったっていうじゃないか。
 そんなのに後れをとったら、あたしゃ許さないからね
」・・・
この対立構図、まるで「下町ロケット」のドラマ並ではないか!?
この先、どうなっていくのだろう?と期待感を抱かせる文章力が並ではない。

「赤めだか」の本の推薦文にも、並々ならぬ力が入っている。

「あらゆる雑誌の中でいまいちばん面白い」 ~エッセイスト:目黒孝二~ 
   (※「本の雑誌」より)
プロの書き手でもこの水準の書き手は、ほとんどいない。
 間違いなくこの人は、言葉に祝福されている
」 ~文芸評論家:福田和也~

「赤めだか」はTBSでTVドラマ化され、12月28日(月)夜9時から放映される。



談志をビートたけし、談春が二宮和也、志らくを濱田岳、魚河岸の女将は坂井真紀。
原作がこれだけ面白ければ、ドラマの成功間違いなし!?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 23:22震える一冊

2015年11月25日

健康法のいろ・エロ作法

最先端の脳科学研究第一人者で16万人の脳画像を見てきた脳科学者、
東北大学の研究所教授:瀧 靖之が語る「生涯健康脳」の新聞広告。


 ▲最近は読ませる広告が多い

こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる!

生涯健康脳のつくり方は、日常生活の中にあるとかで・・・
〇一日たった30分歩くだけで脳はイキイキする!
〇質のよい睡眠は、認知症の原因物質を洗い流す。
〇脳の最高の栄養素は知的好奇心!
人と一緒に過ごすだけで、前頭葉はフル活動
楽しい!嬉しい!が記憶力を高める
〇食べたことのない物を食べるだけで、脳は元気になる。
趣味を持つだけで、脳は元気になる。
カラオケで歌っている時、脳の中では凄いことが起きている・・・



もうある程度は、何処かで聞いたり教わったりした内容の気もする。
要するに家の中で燻(くすぶ)ってないで外に飛び出し、
人と会ったり、趣味に没頭したり、身体を動かしなさいって事。

色んな事に興味を無くし服装にも無頓着になり、
変化の乏しいダラダラの生活を続けるのは認知症への近道。
日頃の行動半径を拡げることで、脳も身体も輝きだす。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:03震える一冊

2015年10月26日

赤に注目!赤が気になる

新聞の日曜版読書ページに掲載されていた本に興味津々。
タルマ・ローベル著「赤を身につけるとなぜもてるのか?1620円。



視覚が、触覚が、嗅覚が、あなたの思考を操っていた!

最新心理学が明かす、驚きの「身体化認定」の世界。
赤い色を身につけると、魅力的に見える。」と言う。
「赤=魅力的」というのは、文化の違いに左右されない人類共通のものらしい。
だから、人は「赤い色の異性」と何故か関係を持ちたくなるそうな!?
しめしめ・・・(^-^)v

身体感覚に左右される心理の不思議。
実際の生活でも使えそうな心理操作の例が満載。(書評より)


 ▲キッカケは新聞の小さな本の紹介記事

その他にも「手を洗うと、不正行為を気にしなくなる。」
机の前に座るより、部屋を歩き回る方が独創的な考えが浮かぶ。」
温かい飲み物を持つと、目の前の人を〈温かい人〉だと感じてしまう。」
「心に重荷を感じると、本当に身体も重くなる。」
柔軟な交渉と強硬な交渉を分けていたのは、座る椅子の硬さだった。」
「子供に部屋を片付けさせるには、洗剤の匂いを嗅がせればいい。」・・・

実用的とも思える心理学の数々。
周囲を見回せば、意外と面白い法則が結構あるものだ。
  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:34震える一冊

2015年08月19日

やっと「文藝春秋」に突入!

さだまさしの文才が冴え渡る幻想小説「はかぼんさん」を読み終え、
やっと念願の「文藝春秋」掲載の芥川賞受賞作品に入れる。


 ▲もはや才人芸を読む思いの「はかぼんさん」文庫版

今回の芥川賞は又吉直樹の「火花」と、
羽田圭佑の「スクラップ・アンド・ビルド」の2作品に決定し、
「文藝春秋」にはその両作品が全文掲載されている。


 ▲「文藝春秋」発売告知の新聞記事も目立った

お盆に結婚以来夫婦で初の里帰りした娘の第一声が、
〈火花〉持って来たよ」だった。
最近、話題の新刊は娘が先に購入することが多い。


 ▲又吉直樹先生の「火花」お馴染みの表紙

そんな娘の心遣いに感謝しつつ、
「もう〈文藝春秋〉買ってしまったよ。2作品共載ってるからね。」とオイラ。
買ってはいたが、未だ手付かずの状態だった。
羽田氏によれば「文藝春秋」からは印税が入らないので、
単行本を買って下さい!」との事。


 ▲「文藝春秋」も〈通常版〉と〈特装版〉の2種を発売!

まずは芥川賞選考委員の選評からスタートし、
「又吉直樹」「羽田圭佑」の両作家の受賞インタビュー記事。
この記事も、作家の作品への思いやバックボーン・生い立ち等も聞けて楽しい。


 ▲じっくり腰据えて読破します・・・

これからが、いよいよ本編突入!
どっちの作品も興味のある題材だし、選評もいいので楽しみな作品だ。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:12拡がる世界震える一冊

2015年07月21日

巡り合った芥川賞「九年目の祈り」

先日家人を迎えに行って立ち寄った東長崎公民館図書室で、
偶々見つけたのが「九年目の祈り」が掲載された文藝春秋芥川賞発表号。


 ▲「九年目の祈り」は今年の文藝春秋3月号に全文掲載

先日新しい直木賞・芥川賞が発表され、
芸人の又吉直樹著「火花」が芥川賞に選出され話題を呼んでいるが、
その前回の芥川賞受賞作品が小野正嗣著「九年目の祈り



この号は購入してなかったし気になってたので、早速借りる事に。
受賞当時に新聞掲載されていた受賞作家:小野正嗣氏の関連記事も、
何故だか切り取って保管していた。


 ▲日の目を見た?毎日新聞の記事

昨夜早目に床に就き一眠りしたら朝2時頃目覚めたので、
返却日のことも考え早速チャレンジし一気に読破。
深夜は邪魔するものも少なく、いろんな世界に没頭出来る。

35歳になるシングルマザーのさなえは、
幼い息子の希敏(けびん)を連れて大分の小さな漁師町に戻って来る。
スイッチが入ると〈引きちぎられたミミズ〉のようにのたうちまわり、
大騒ぎする問題児の息子を抱えながらも懐かしく思い出すのは、
九年前〈みっちゃん姉〉達と出掛けたカナダ旅行の記憶だった・・・

小さな田舎町の風土や郷愁・人の好さ、
それと対照的に明け透けで保守的・閉鎖的といえるしがらみ。
かけがえのない故郷への作家の愛着は充分感じられたが、
永遠に続きそうな小さなエピソードは取り留めもなく、
自分に読解力が無いのか?ラストシーンにも終息が見えずじまいだった。


 ▲何処か〈爆笑問題〉の太田光に似てる小野正嗣氏

犬を飼っておったら情が全部その犬に移り、子供ができんことになる。」
「何か良い事が起こった時、人に話すと幸運の効果が失われる。」
「人は胎児の時の経験を覚えている。」
少なくとも男で一番大切なのは甲斐性だ。」・・・
嘘か?真か?土地柄でもいろんな言い伝えがあるものだ。

受賞作と同時に掲載されていた芥川賞選評や受賞の言葉&インタビュー記事に、
作家の意外なバックボーンを発見!出来て面白かった。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:25震える一冊

2015年07月07日

「ホテルローヤル」で拡がる世界

今日は七夕。
この日の夜に書物を夜風にあて詩歌を献じることから、
7月は「文の月(文月:ふみつき)」と呼ぶようになったとか。

書物と言えば、夏休み等の長期休暇や旅行シーズンに合わせたセールスなのか?
いろんな雑誌社が新刊のキャンペーンを繰り広げている。


 ▲集英社文庫のキャンペーン

集英社文庫の「踊れ、ココロ、ナツイチ。」の新刊の一冊が、
「やっと」と言うか「待ってました!」の直木賞受賞:桜木紫乃著「ホテルローヤル」。


 ▲新刊の登場は新聞で知ることが多い

肌を重ね合うほどに交錯するやすらぎと孤独。
 北国のラブホテルを舞台に描く傑作短編集
。」
この「ホテルローヤル」に関しては、二度程このブログで認めている。

◎ストセラー驀進中!直木賞「ホテルローヤル」
http://hayaoki1951.noramba.net/e255720.html

◎木賞選考委員選評にみる「ホテルローヤル」
http://hayaoki1951.noramba.net/e255855.html

長崎駅前のいつものメトロ書店でこの文庫を購入したら、
集英社文庫ナツイチ限定特製:シリコン製ですべらない〈踊るしおり〉を貰った。
色が選べたので、エメラルドグリーンのヤツを選択。
グリーンとグレイは好きな色なんで。



紺色の〈踊るしおり〉も欲しいんで、加賀乙彦/津村節子共著の
愛する伴侶(ひと)を失って 加賀乙彦と津村節子の対話」も買おうかな?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 12:33震える一冊

2015年03月19日

「金持ち」「人持ち」「所帯持ち」

部屋の片隅で見つけ懐かしくなって開いた本、川北義則著「遊びの品格
「男の品格」「男の嗜み」「60歳からは下手な生き方はしたくない」・・・
川北氏の著書関連では、昔こんなブログも書いている。

◎男の品格と「最強のふたり」
http://hayaoki1951.noramba.net/e241973.html

◎「出会い」は突然やってくる
http://hayaoki1951.noramba.net/e256080.html

書かれている本は好きなのに、著者本人の素顔も経歴も知らないでいた。
多分、ジャーナリスト関係だとは想像出来るけどね。


 ▲学びたい感覚を豊富に持つ川北 義則氏

1935年に大阪で誕生。
慶應義塾大学経済学部卒、東京スポーツ新聞社で文化部長・出版部長を歴任。
退社後は㈱日本クリエート社を設立し、出版プロデューサーとして活躍。
「人生を豊かに、より愉しく生きる」ことに主眼に置き、
生活経済評論家・エッセイストとして新聞や雑誌などで活躍中。
豊富な人生経験に裏打ちされた言葉には定評がある・・・

こんなネット記事も発見した。

◎ミリオンセラーのヒットメーカー「川北義則」を知っているか?
http://www.sinkan.jp/news/index_4220.html

多逢聖因(たほうしょういん)」という言葉がある。
いい人にたくさん出会うと、自然に運も向いてくる。
良縁を得るには、出会いを粗末にせず、大事にしないといけない。
「小才は縁に出会いて縁に気付かず、
 中才は縁に気付いて縁を生かさず、
 大才は袖すりおうた縁も生かす」


 ▲たまに立ち止まって、読み直したい本の一冊

会社以外、仕事以外で一生付き合える友人を持った方がいい。
その時は次の3点に注意。
  1.年齢・学歴・肩書を持ち出さない。
  2.先輩には敬意を払う。
  3.仕事の話はしない。 
寂しがり屋は、人持ちでないと老後は暮らせない。

一人の時間を孤独ではなく、自由で贅沢な時間と思えるような
心の豊かさを若い内から身に付けること
・・・

憧れの先人達は増えていくばかりで、人生が一回じゃとても足りない!?

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:56拡がる世界震える一冊

2014年08月20日

コツコツ読んでしたためる

集英社の小冊子「青春と読書」に掲載されていた言葉。
 
「何者かになりたいなら、ガツガツするのは当たり前。
 野心を追いかけるのに遅すぎることはない。」



さすが林真理子女史、直線的でわかり易く気持ちいい。
〈野心〉だけでなく、何事もやり始める事に遅すぎることはない!

「愚かしいと思える人の方が、実は限りなくやさしい。」



寅さんじゃないけど、「バカだなぁ」と言いつつ限りなく愛おしい人物がいる。
傍目じゃ〈非常識〉だの〈変わってる〉風にうつる人が、ある面やたら繊細だったり。
社会の常識枠からちょいと外れた人達こそ、意外と人間的に思えたり・・・

「新聞記者の仕事は、記事を書くことじゃない。
 電話をとることである。」



「佐世保小6同級生殺人事件」の被害者に寄り添っていた新聞記者が、
被害者・加害者の関係者を10年間追った再生までの道のり。

勤勉だけが取り柄なら、蟻と変わるところがない。
 何のためにせっせと働くか?が問題だ

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:55震える一冊

2014年08月17日

色川武大を巡る無頼飛行

「僕たちは離婚した・・・はずなのに、またいつの間にか一緒に・・・」

色川武大の1978年直木賞受賞作「離婚」を一気読み。
男女間で繰り広げられる奇妙で不思議な愛と別れ、そして倦怠を描く4編物。
こうした腐れ縁的人情の世界は、世間を知れば意外と多い。
理屈や常識だけでは到底理解できない世界。
深くて大きな川が、男女間を流れている。



作家「色川武大」は坂口安吾や檀一雄など無頼派系統を継ぐ小説家として活躍、
一方ではエッセイスト・雀士としても知られる。
〈色川武大〉名義では「怪しい来客簿」「百」「狂人日記」等の純文学を著し、
〈阿佐田哲也(朝だ!徹夜だ!のもじり)〉として「麻雀放浪記」等のギャンブル小説を書き、
その世界では「雀聖」とも呼ばれ〈神格的扱い〉の人物。
小説「麻雀放浪記」は和田誠初監督で映画化され、
こちらもベテラン俳優・高品格の渋い演技が光る名作。



20代前後の頃本屋で無作為に買った「怪しい来客簿」に衝撃を受け、
それ以来「色川武大」は個人的に思い入れの深い作家。

リンゴやボール等を怖がる「円形恐怖症」や原因不明の睡眠障害「ナルコレプシー(眠り病)」。
「本を読まない文学青年」と呼ばれたり、
生活費の殆どを競輪などのギャンブルで稼いだり・・・
父親の事を綴った「黒い布」が伊藤整や三島由紀夫等の激賞を受け中央公論新人賞受賞。
小説にも登場する美人と名高い16歳年の離れ奥さんの結婚観もふるっている。
「この人は病気で数年で死ぬ。その間看病して、この怪物のような人と暮らしたい・・・」

そして、ギャンブルから学んだという哲学や人生観。
「ツキの流れを読んでそれに従う」
「〈運〉は円の上をグルグル回っている。自分に近い時もあれば、遠い時もある」
「(相撲でいえば)欲張りすぎず9勝6敗を狙う。8勝7敗では寂しく、10勝を狙うと無理がでる」
「全力を出している時も、20%の余力があるという気持ちを常に持つ」
「幸運が続きすぎると危ない」・・・
知れば知るほど謎が深まる、面白い人物。


 ▲直木賞作家・田中 小実昌、色川武大、俳優・殿山泰司の懐かしい3ショット

奥さんの色川孝子著「宿六・色川武大」、
沢木耕太郎 「夕陽が眼にしみる」(無頼の背中―色川武大)、
伊集院静「いねむり先生」など、「色川武大」の関連本も多数ある。
それら等を追って読むのも一興か?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:53震える一冊

2014年08月04日

「なんでもありか」と思わせる♪

静と理恵子の血みどろ絵日誌」シリーズの一つ「なんでもありか」編の中で、
作家・伊集院静と騎手・武豊と漫画家・西原理恵子の三人による、
付録?みたいな対談がとても刺激的で面白かった。


 ▲この「なんでもありか」もBookoffで見つけた拾い物

「何で(武豊さんみたいな)こんな立派な人と
 あの人(伊集院さん)が友達なんだろう?と不思議で不思議で・・・」
「いいんですか、武さんみたいな人を呼んじゃって。これって本の〈付録〉なんでしょ」
「これまで伊集院さんに紹介された人で、これだけちゃんとしてる人は初めてですよ」
「天下の武豊に金持ってこさせるなんて、伊集院さんくらいなもんですよ」
「ある騎手から〈自分、馬よりバカですから〉と言われたことがある」
「騎手に〈稼ぐ秘訣は?〉と聞いたら、〈借金がたくさんあることです〉って」
「馬にもいろいろいて、中には〈もう走りたくない〉なんてのもいる」
「馬主ってのは、事業で成功した人と悪い事やって稼いだ人の二種類いる。
 それで走るのは、圧倒的に悪い馬主の馬だからね」
「西原さんは、どこへ行っても怖がらないのもスゴイよね」
「人間そういう黒いところもないと、きれいなお話なんて書けません」・・・


 ▲中々面白い組み合わせの対談だった

武豊氏は金沢の兼六園でのこんなエピソードを披露。
「鯉のエサ10円」という看板が立っていて、
それを見た騎手仲間が10円玉を池に投げていた・・・

「あなたの声をお聞かせ下さい」と書いてある箱に向かって、
話かけている寅さんの一シーンを思い出した。
またある時ケーキ屋さんで、
ウィンドウ越しに「これとこれとこれ下さい」と指差し注文していたら、
お店の人から「名前を言って下さい」と言われ、つい自分の名前を言ってしまった・・・

こんな〈勘違い話〉や〈ドジな話〉は結構多いんで、いずれ又。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:04震える一冊

2014年06月05日

「先生と私」読書と成長

「異能の外交官」「外務省のラスプーチン」「知の巨星」・・・
数々の異名を持つ元・外務省職員・佐藤 優(まさる)著「先生と私」


 ▲眼力がある佐藤 優氏。「佐藤優直伝 インテリジェンスの教室」より

誕生から高校入学までの15年間、両親・伯父・副塾長・牧師・・・
多大な影響を与えた先生たち。
知の“巨星”の思想と行動の原点を描いた自伝ノンフィクション。

その書籍を紹介した西日本新聞「先生と私」の書評にあった言葉。
知的な関心は、本を読んでどんどん伸ばしていけばいい。
 背伸びしたいと思う時に背伸びをしておくことが大切だ。
 そうすると最初は背伸びだったが、次第に身長に合わせて伸びてくる。




最初から完全な人間などいないし、完全にはなれない。
若い内なら失敗してもやり直せるし、
失敗を恐れずいろいろ経験する事が大切とはよく言われる事。
若くなくても、やり直しは出来る!と思うけど・・・

「経験とは、失敗した数」とも言う。
成功より、失敗から学ぶことの方が多いのかも知れない。

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 00:59震える一冊
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プロフィール
夜更かし中年隊
夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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