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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2014年08月31日

置いてけぼりの「髪結いの亭主」

「愛の日々は、永遠に続くと思っていた・・・」
あの頃よりも美しく、あの頃よりも深い愛に溺れる。
名匠パトリス・ルコント監督・脚本の最高傑作!と言われる「髪結いの亭主」鑑賞。



子供の頃から夢見ていた美しき女理髪師との愛に溢れた日々。
年齢差も見た目も何のその、奇妙で不思議な愛の世界。
密かで淫らな男の欲望を香り立つエロス演出で堪能させる
フランスの映画詩人パトリス・ルコントの代表作。
出演はジャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナという変わった取り合わせ。
露出度は無いが、アンナ・ガリエナの仄かな色香が印象的。


 ▲ちょっと痩せすぎの感もあるアンナ・ガリエナ

「攻略法が難解な山ほど、喜びも又多し」
「今、世界中でSEXしてる人は何人いるかな?女に入れてる男の数は?
 一万人いても私が一番幸せ」 (この~、幸せ者!)
「二人が離れる時は死ぬ時」・・・

気恥ずかしくなるような愛の讃歌は、流石フランス映画ならでは!?
それにしても、あの奇妙な踊りやスタイルは一体何?
喜びの一つの表現なのだろうが、可笑しくてもつい最後まで見とれてしまう。

◎髪結いの亭主 予告編


妄想と夢の盲目的な愛に溺れる心地良さ。
男が夢想するファンタジーではあるが、久し振りのラブストーリーを堪能。
ネタバラシにもなるが最初で最期?の、しかも突然の愛の告白が泣かせる。

「あなた、あなたが死んだり私に飽きる前に死ぬわ。
 優しさだけが残っても、それでは満足できない。不幸より死を選ぶの。
 抱擁の温もりやあなたの香り・眼差し・キスを胸に死にます。
 あなたがくれた幸せな日々と共に死んで行きます。
 息が止まるほど長いキスを送るわ。
 愛してたの、あなただけを。永遠に忘れないで・・・マチルド」

ラストシーンも意味深だ。
  


Posted by 夜更かし中年隊 at 15:12震える~シネマ

2014年08月30日

今夜も銅座でフィーバー!?

フィーバー」って言葉自体が、もうレトロ?
昔は「フィーバーしようぜ!」って言うのが流行した時代があった!
そうJ・トラボルタの「サタデーナイト・フィーバー」の時代。


 ▲土曜の夜は〈フィーバー〉しよう!懐かしい‼

スッキリ体格だったあのトラボルタも、今じゃメタボの性格俳優。
体型は変わっても、映画界ではまだまだ第一線で頑張っている。


 ▲披露するには、ちょっと恥ずかしい体型・・・

・・・でオイラも久々週末の休日だったんで、友人と銅座へノコノコ。
相方は滅多に取れない4連休をゲットとかで、
その日は既に公開初日の「ルーシー」と「マレフィセント」を映画館で鑑賞済。
その後夕方からオイラと落合い、定番コースを2件ハシゴ。
その気力・体力たるや見習うべし!

ハシゴする 昔呑み屋で 今病院」なんて川柳もあるけれど、
病院にも片足突っ込みながら呑み屋巡りもまだまだ現役。

すきっ腹だったんで?「広島風焼きそば」や「梅しゃぶ」&おじや他、美味しかったなぁ。
「ピーチミルクの焼酎割り」も初めて飲んで、初体験。
「初体験」というだけで、アラカンは何だかドキドキ。(変態か!?)
2件目のいつものスナックもお客さんの入りが程々で、落ち着いて飲めた。


 ▲「梅しゃぶ」戴いてます

今回は話す時間もたっぷり、お腹はでっぷりとなった一時が過ごせて大満足!
カラオケは歌わなかったけど〈フィーバー〉したぜ!  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:11うまいもの

2014年08月29日

「平山郁夫展」に行くお~っ?

長崎県美術館の「平山郁夫展」もいよいよ8月31日まで。
「平山郁夫展」は約2年前に福岡で〈シルクロードの軌跡〉を観たばかり。

◎「春と共に芸術の香り」
http://hayaoki1951.noramba.net/e229339.html

今回は平山氏が被爆体験を題材に描いた唯一の作品と言われる、
〈広島生変図〉が長崎初公開されるというので、ぎりぎりの駆け込み。
映画だって再見するんだから、絵画展だって再見あり。



開催期間終了間際だからか?結構な入り。
ほぼ2列に並んでの鑑賞で、作品によっては間近に見られない状況。
お馴染みの日本画代表作から素描までおよそ100点。

本物でないとなかなか認識できないキメ細かさや精密な作品もあり、
例えばシルクロードの灼熱砂漠を旅するキャラバン隊を描いた「流沙浄土変」では、
夕陽の光中に仏様が3体描かれている。
これは実物でも指摘されない限り、なかなか気付くことも少ない。


 ▲平山郁夫「流沙浄土変」

「広島生変図」でも燃え上がる紅い炎の中に、不動明王の姿がある。
小さい画面だと、これも認識しづらい。


 ▲平山郁夫「広島生変図」。右上に不動明王の姿が・・・

オイラが好きなのは「絲綢の路 パミール高原を行く」。
ちなみに〈絲綢〉とは中国語でシルクロードのこと。


 ▲雄大な平山郁夫「絲綢の路 パミール高原を行く」

本物に触れると、映像や印刷物からは感じ取れない格別の感動もある。
これからも「目に保養、心に滋養を!」。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:36震える風景

2014年08月28日

右巻き・左巻きで一波乱

「面白そうだから、やってみようかな?」の好奇心で、
昨年4月から通い始めた月2回の「東長崎川柳同好会」(ヒガナガ川柳)。

会は主に「たちばな抄」「宿題1」「宿題2」「席題」の4コーナーの流れがあり、
「たちばな抄」は各自好きな課題・題材で自由に2句創れる。
「宿題1」「宿題2」は配布される会報誌に記載されていて、
次の句会までの2週間で各2句練り上げる。
各コーナーに選者がいて、優秀作として夫々3点が選ばれる。

「席題」のコーナーでは会の初めに課題が発表され、今回は「」。
約30分の時間内に席題に即した句を創作し、1句提出する。
これが時間内になかなかまとまらず、慌てたりして結構キツイ。
「席題」の担当者は提出された全句をホワイトボードに転写し、
これを会員みんなで味わいながら、添削していく。




今回席題「右」のコーナーで、面白い投句があった。
右巻きと 思った貴女は 左巻き

会でも「よく解らない」の意見が多かったが、この句の意味がお解りだろうか?
自分にもよく理解できず、隣席と話して「やはりそうだったか!」と納得した次第。
「左巻き」には〈変わり者〉〈頭の働きが鈍い〉の意味がある。
つまり「普通だなぁ」と思って付き合ったけれど、貴女はかなり変でっせ・・・
そんな内容なのだが、これがオイラにやたら受け
忘れられない句になった♪


 ▲台風は左巻き。やっぱり変なヤツ?

ちなみに「右巻き」とは時計回り(=右回り)・Z巻きの事、
左巻き」とは反時計回り(=左回り)・S巻きである事を改めて認識。
知ったと言えば、「轆轤」を〈ろくろ〉と読む事も今回知った。

オイラが創った席題「右」の句。
天までも 右手届けと 参観日」  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:51人生いろいろ

2014年08月27日

何はともあれ予定は全部処理♪

柄にもない事だが、〈小さな事からコツコツと〉〈出来る事から片付ける〉。

大先輩と二人体制の、宿泊者も平均的混み具合だった〈夜勤明け〉。
お客さんも深夜2時には全員帰宅&INで、
昨夜はまぁまぁ順当に仕事は経過し、睡眠時間も2時間足らずは取れた♪


 ▲昨夜は冷房も不要な穏やかな一夜だった・・・

片道18キロ・車で約40分の帰宅距離、帰りには可愛い?愛車へ〈ガソリン補給〉。
それでも9時半頃には自宅に到着して、まずは〈仮眠〉。
連れの「御飯よ」の声に起こされブランチし、
昼からは昨日通夜に行けなかった知人の〈告別式〉へ出席。
子供さんの御礼挨拶がなかなか立派だった。

3時には良からぬ相談で予約を入れてた〈弁護士と打合せ〉し、ちょいスキルアップ。
やはり専門家の意見・忠告は学ぶ事も多い。
その後、4日前に入荷の連絡受けてた予約本を受取りに〈メトロ書店〉へ立寄り。

自宅に到着すると早速、嫁さんの買物・所用の〈アッシー君役〉。
オイラも100均で欲しいモノがあったんで、「まぁいいか」とお付き合い。
「ふ~っ」と溜息も出る。

夕方6時からは月2回の「東長崎川柳同好会」へ出席。
夜勤明けのぼやけた脳を活性化させる、2時間の真剣勝負。
作句には当然個性が滲み出る訳で、これが中々面白い。
その夜もオモロイ一波乱もあって、この話は後日。

・・・という訳で、今日の全ての予定を終えて自宅到着したのが夜9時前。
それでも息子は相変わらず残業続きで未帰還。
遅い夕食とったら満腹感でシャワーも浴びず思わずコックリ・・・
これ当然の結末、自然だろ?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 04:37人生いろいろ

2014年08月25日

10分で次の愉しみを購入♪

最近は新しい買物を殆どしないし、あまり欲しいモノがない。
新しく手に入れたモノと言えば、
夏物ズボンと娘が誕生日祝いに買ってくれたデンバリ位。
そんな中でも、月々の定期購読誌と本の購入は欠かせない。

昨日スーパーでの買物帰りBOOKOFFに立ち寄って、
連れの「買ったアイスが解けるから、早くね」の言葉に10分位で選んだ本がこの3冊。



沢木耕太郎著「無名」。
帚木(ははきぎ)蓬生(ほうせい)著「閉鎖病棟」。
色川武大著「うらおもて人生録」。

「無名」は、〈一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢〉と言う
作家・沢木耕太郎の父親の人生の記憶を辿った一冊。
「閉鎖病棟」は、精神科病棟を巡る殺人事件を追った山本周五郎賞受賞作。
著者・帚木蓬生氏自身も精神科医である。
「うらおもて人生録」は、人生の機微を知る作家・色川武大が
〈どう生きればいいのか〉〈どう生きたいのか〉〈その為には、何をすればいいのか〉等
若者向け?に生きていく上での技術とセオリーを綴ったもの。

鈍行列車に揺られながら、文庫本の旅するのもいいなぁ♪  


Posted by 夜更かし中年隊 at 11:22震える一曲

2014年08月24日

どうにでも操られる情報

ある週刊誌の見出し広告の怪?
気付かれた方も多いと思うが、こっちにあるものがそっちにない!?

先週末発売の「週刊新潮」。



こちらは「週刊文春」。



こういう場面には時々出くわす。
幸い7紙の新聞が読める環境にいる自分は見比べる事が出来たが、
一誌しか新聞を取ってない家庭では、
全く気づかないか?全紙塗りつぶしされてると思うかも知れない。
自分が知る限りこの週刊誌広告を掲出してる新聞で、
企業名・個人名を消去してるのは一誌のみだった。
今回の場合は消去作業が間に合ったか?遅かったの違いだけ?

情報を取り上げるか?取り上げないか?の問題は、マスコミではよくある。
バックに上層部の人脈に触れる様な内部事情、
掲出量が大手の企業関係や代理店から差し止めが掛かったり・・・

しかし、今回どうして消さねばならなかったのか?
読者はその理由をどうやって知る事が出来るのか?
こういうのも、いずれは「特定機密保護法」に絡んでくる?




  


Posted by 夜更かし中年隊 at 07:30震える新聞記事

2014年08月23日

また続けるぞ!金魚運動

「横になるだけで、骨盤のゆがみを矯正。
 続けることで姿勢がよくなり、冷え性やダイエット・便秘にも効果が!」

そんなTVショッピングのコピーに踊らされ?これなら続けられそう!と思い、
数年前に買っていた「ゆらゆらスイングマシーン」



左右に動く機械に足を乗せ、ゆらゆら揺らしながら体をほぐす「金魚運動」。
身体のゆがみを取り、有酸素運動になるとか。
「有酸素運動」は体内の糖質や脂肪を酸素と共に消費させるんで、ダイエットにもなる。

15分のタイマーが付いているんで、
時間がある時はラジオを聴きながらこれを3~4回繰り返す。
上半身は休んでる形なので、暇暇に腕や肩を回す運動も付加する。
約1時間やって機械が止まると、血液が駆け巡ってる感じがして身体はホカホカ。

しかし同じ姿勢で揺らしていたせいか腰は痛いし、更に回した肩周りも痛い。
これで骨盤のゆがみは矯正されてるのかな?
やり過ぎて、却って腰を悪くしてるとも思えるのだが・・・  


Posted by 夜更かし中年隊 at 09:15近況風景

2014年08月21日

布団も吹っ飛ぶ?

ハラハラとさせぬ男は、物足りぬ。
ピリピリしてる女にゃ近付けぬ。
キズの深さをクドクド語れば疎(うと)ましく、
何気ない簡素な言葉にビリビリ痺(しび)れる。

毎日新聞万能川柳のコイツにゃ笑ったface02
シャラポアが 布団たたきに 来ないかな



布団たたきに似た形状のラケット・あのパワー、その上美人だし。
お蔭で埃(ほこり)もフットンダ~!?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 13:08人生いろいろ

2014年08月20日

コツコツ読んでしたためる

集英社の小冊子「青春と読書」に掲載されていた言葉。
 
「何者かになりたいなら、ガツガツするのは当たり前。
 野心を追いかけるのに遅すぎることはない。」



さすが林真理子女史、直線的でわかり易く気持ちいい。
〈野心〉だけでなく、何事もやり始める事に遅すぎることはない!

「愚かしいと思える人の方が、実は限りなくやさしい。」



寅さんじゃないけど、「バカだなぁ」と言いつつ限りなく愛おしい人物がいる。
傍目じゃ〈非常識〉だの〈変わってる〉風にうつる人が、ある面やたら繊細だったり。
社会の常識枠からちょいと外れた人達こそ、意外と人間的に思えたり・・・

「新聞記者の仕事は、記事を書くことじゃない。
 電話をとることである。」



「佐世保小6同級生殺人事件」の被害者に寄り添っていた新聞記者が、
被害者・加害者の関係者を10年間追った再生までの道のり。

勤勉だけが取り柄なら、蟻と変わるところがない。
 何のためにせっせと働くか?が問題だ

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:55震える一冊

2014年08月19日

「一日一嬉」もままならぬ

「還暦を 過ぎても恋は 純情派」 By伸峰

そっち方面も奥手?だし、アラカン人生もまだ手探りで模索中の我が身。
もうちょっと足取りも確かに日々を愉快に暮らせないかと、
本屋で見つけた山崎武也著「60歳からの人生の愉しみ方」読破。


 ▲60歳はとうに過ぎてんだけどね

人生で一番楽しい時がやってくる」 ※それは、これから次第。
〈スローライフ〉という新しい考え方を持つ
金はあってもなくても、最期は同じ」 ※でも、あるにこしたことはない!
〈60歳〉・・・年を取っても強い生き方
〈60歳〉の魅力を周りに見せる」 ※別に周囲は気にしていないけど?
自分にとっての〈最高の贅沢〉を見つける」・・・

例えば〈収入がなくなってからの生き方〉では、
非日常という別世界の世界(例えば旅行)や街中へ出て気分転換しよう。
〈独り暮らし〉になった時の為に、出来るだけ多くの想い出の種をつくる。
昔の友・親戚と旧交をあたためよう・・・


 ▲こういう友?とは毎日会いたい!

正直書いてある内容も、これ位の事は既に認識してるし実践していることばかり。
それ以上の発見や物の見方を、この本に求めたオイラが甘かった。

唯一、確かに!と思わせたのが
「本人が恵まれていると考えて満足していれば、それが幸せ。
 人生は〈結果〉ではなく〈過程〉である。
 人生の過程こそが日々の生活で、これ以上現実的なものはない。
 人生を淡々と〈味わう〉という姿勢が重要なのだ。」

映画も本も、一か所でも印象的なシーンが発見出来れば良し。
「一日一嬉」の幸せ気分を、しっかりと味あわねば!  


Posted by 夜更かし中年隊 at 01:45近況風景

2014年08月17日

色川武大を巡る無頼飛行

「僕たちは離婚した・・・はずなのに、またいつの間にか一緒に・・・」

色川武大の1978年直木賞受賞作「離婚」を一気読み。
男女間で繰り広げられる奇妙で不思議な愛と別れ、そして倦怠を描く4編物。
こうした腐れ縁的人情の世界は、世間を知れば意外と多い。
理屈や常識だけでは到底理解できない世界。
深くて大きな川が、男女間を流れている。



作家「色川武大」は坂口安吾や檀一雄など無頼派系統を継ぐ小説家として活躍、
一方ではエッセイスト・雀士としても知られる。
〈色川武大〉名義では「怪しい来客簿」「百」「狂人日記」等の純文学を著し、
〈阿佐田哲也(朝だ!徹夜だ!のもじり)〉として「麻雀放浪記」等のギャンブル小説を書き、
その世界では「雀聖」とも呼ばれ〈神格的扱い〉の人物。
小説「麻雀放浪記」は和田誠初監督で映画化され、
こちらもベテラン俳優・高品格の渋い演技が光る名作。



20代前後の頃本屋で無作為に買った「怪しい来客簿」に衝撃を受け、
それ以来「色川武大」は個人的に思い入れの深い作家。

リンゴやボール等を怖がる「円形恐怖症」や原因不明の睡眠障害「ナルコレプシー(眠り病)」。
「本を読まない文学青年」と呼ばれたり、
生活費の殆どを競輪などのギャンブルで稼いだり・・・
父親の事を綴った「黒い布」が伊藤整や三島由紀夫等の激賞を受け中央公論新人賞受賞。
小説にも登場する美人と名高い16歳年の離れ奥さんの結婚観もふるっている。
「この人は病気で数年で死ぬ。その間看病して、この怪物のような人と暮らしたい・・・」

そして、ギャンブルから学んだという哲学や人生観。
「ツキの流れを読んでそれに従う」
「〈運〉は円の上をグルグル回っている。自分に近い時もあれば、遠い時もある」
「(相撲でいえば)欲張りすぎず9勝6敗を狙う。8勝7敗では寂しく、10勝を狙うと無理がでる」
「全力を出している時も、20%の余力があるという気持ちを常に持つ」
「幸運が続きすぎると危ない」・・・
知れば知るほど謎が深まる、面白い人物。


 ▲直木賞作家・田中 小実昌、色川武大、俳優・殿山泰司の懐かしい3ショット

奥さんの色川孝子著「宿六・色川武大」、
沢木耕太郎 「夕陽が眼にしみる」(無頼の背中―色川武大)、
伊集院静「いねむり先生」など、「色川武大」の関連本も多数ある。
それら等を追って読むのも一興か?  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:53震える一冊

2014年08月15日

名物喰って近況報告

日本梨の収穫量・出荷量No1の千葉に住む従兄から、名産の〈〉が送られてきた。
この〈市川の梨〉がすこぶる美味しく、
いつもお世話になってる知人や親戚に配ったりすると直ぐ無くなる。

従兄がいつも送ってくれるのは、千葉名産の〈落花生〉か〈〉。
こっちから送るのが捥ぎ立てで出荷したばかりの〈茂木琵琶〉か長崎名産〈蒲鉾〉。
これはここ暫くお互い定番の品。



遠方同志モノを通じてお互いを気遣うことは、お中元やお歳暮時期位なもの。
身近にいれば、誕生日やクリスマスやいろんな記念日に顔を合わせる事が出来る。
モノを差し上げたり貰ったりするのは以前に比べ減ったものの、
賀状と同じでお互い元気でいることの挨拶状のようなもの。

勿論届いた時にはお礼の言葉をLineや電話で連絡を入れたり、
先方からは手紙なり電話で声を聴かせてくれたりして、
お互い近況を語ったり元気にしている事を確かめる。

そういう機会を作ることが大事なんだと思う、今日この頃・・・  


Posted by 夜更かし中年隊 at 17:22うまいもの

2014年08月14日

あんな日もありゃ、こんな日もある

ここ数日、体調悪し。
喉はイガイガ、咳や痰がよく出る。
鼻水や痰で少し体重が減るかも・・・なんて、
いい加減な甘い予測さえも虚しいテンションの低さ。
喉飴を舐めたり、仕方なくいつも持参している咳や痰止めの薬を服用。


 ▲頭痛薬のバファリン他、オイラが持ち歩く常備薬

薬は嫌いだし、なるべく飲みたくない。
薬を飲むと直ぐ寝てしまうし、
寝起き時に「こむら返り」ほか足の筋肉や指が必ずと言っていい程ツル。

「こむら返り」は健常人でも起こり要因も定かではないが、
スポーツ関係では予防に「クエン酸」を摂取するらしい。
「クエン酸」はレモンやグレープフルーツといった柑橘類に多く含まれるから、
普段から酸っぱいもの好きなオイラには好都合。
就眠前に〈ポカリスエット〉や〈アクエリアス〉等の水分補給も効果的に感じる。

今は激しい咳込みと、薬による倦怠感が早く去る事を祈るのみ。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 06:46人生いろいろ

2014年08月12日

〈長崎弁〉は何故かあったかい♪

昼時に近所の知人数人とランチしながら〈長崎弁〉の話をしたと思ったら、
昼にも話題にのぼった佐田玲子が夜のラジオ番組で、
ぶっちゃけ長崎弁を大放出してるのをカーステレオで聴く。

長崎の有線テレビで高校野球を中継していたアナウンサが、
「ボールを落っちゃかしました(落としました)」と叫んだ話。
靴下などが破けることを「穴がほげる」。
洋服などがだらしないことを「ずんだれとる」とか「みたみなか~」・・・

ずるい事をすると「こすか~」と怒ったり、
やたら絡むと「ひっちゃぐらしか!」と疎んじたり。
数年前スナックで一緒に飲んでたお客さんが帰る時に発した
「あら、もうはってきなっと?」の何気ない一言がやたら受けたことも思い出す。


 ▲今はこんな商品もある

長崎ん者(もん)でないとなかなか上手く伝わらん、微妙であたたかいニュアンス。
〈長崎弁〉は是非後世に伝え残したい、無形文化財の一つ。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 16:04人生いろいろ拡がる世界笑って眠れ

2014年08月11日

 「乳母車」から「JUNO」へ一っ飛び

若い世代の良心が大人の世界に呼び掛ける愛の名編!

そんなコピーが踊る、石坂洋次郎原作の映画「乳母車」鑑賞。
監督は田坂具隆、出演はデビュー1年目­の石原裕次郎と爽やかな芦川いづみ。
他に宇野重吉・新珠三千代などの懐かしい顔や名優がいて、しかもモノクロ。


 ▲ポスターはカラーでも映画は白黒。

「石坂洋次郎」と言えば、「青い山脈」「若い人」「陽のあたる坂道」など、
健全で爽快な青春物として日活で石原裕次郎・吉永小百合主演で映画化され、
「百万人の作家」といわれるほどの流行作家だった。
その感覚でこの「乳母車」を見ると、意外な展開の運びに驚きを覚える。

一人娘ゆみ子の父は大会社の重役。
ある日ゆみ子は友達から父に愛人がいて、子供もいることを告げられる。
母にその事を告げると、母は淡々と既に納得・承知の上であると答える・・・

昭和31年の作品で受け取り方次第では家の一大事になりそうな不道徳な内容ながら、
この映画には父側も愛人側も何故か淡々として深く悩むことをしない。
それ処かロミ&ジュリよろしく、敵対すべき父側・愛人側の子供と弟が親密になる。

例えば、ゆみ子(芦川いずみ)と愛人の弟・宗男(石原裕次郎)の出会いのシーン。

◎「乳母車」 ゆみ子と宗男の出会い


今でいう感覚がぶっ飛んでるというか、世間の常識を軽~く乗り越えている。
ありふれた陳腐な内容も、撮り方次第で面白い作品になる。
以前、アカデミー賞脚本賞を受賞した映画「JUNO(ジュノ)」を思い出す。



16歳の高校生ジュノは興味本位から、思いがけず妊娠をしてしまう。
予期せぬ事態に中絶か?養子縁組か?といった選択肢に揺れ動きながら、
出産までの9ヶ月間を悩み抜き答えを見出していく姿を描いたドラマ。
この深刻で切羽詰った辛辣な内容を、
何と!ユーモアたっぷりのハートフル・コメディとして描き切った佳作。

◎映画「JUNO/ジュノ 」予告編


監督はお気に入りのジェイソン・ライトマン、主演がエレン・ペイジ。
映画も小説も、今は新たな題材を発見するのも一苦労。
それなら一見手垢に汚れた三面記事の様なありふれた内容を、
脚本や監督の手腕でいかに上手に面白可笑しく切り取ってみせるか?
それと同時に我々観客も、感性や感覚を磨く必要がある!?

ちなみに、日活映画「乳母車」はYouTubeで全編観れるのでお薦めします。
◎日活映画「乳母車」
https://www.youtube.com/watch?v=jSfj7rqzmhg

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 18:57震える~シネマ

2014年08月09日

伊集院の「仕事が顔付きに出る」

「伊集院」と言っても今回も〈光〉ではなく〈静〉の方、どっちも面白いけど。
人は仕事が顔付きに出る」と、「顔」についての考察の一文。

気迫・闘志・根性のない選手に限って、キンキラの格好をしている。
政治家は国民を裏切ってばかりいれば、醜い政治家の顔になる・・・
安いことばかりしている女は安い卑しい顔付になるし、
今は苦しくても自分の目指すものに向かって
日々健気に頑張っている女は、時間が経つと驚くほどいい女になっていく。

そういう変化に気付かないという人があれば、
それは気付かない当人が
つまらないことばかりをしていて目が曇っているからだ。

100

「女の顔は請求書。男の顔は履歴書」も昔の話。
働く女性が増えた現代、女の顔も生きてきた履歴書の顔も持つ。
苦労していても、ほのかな色気や気品を感じさせる女性。


 ▲映画「くじけないで」の八千草薫さん。色っぽい・・・

こんな女性に昔からイチコロ!殺られてマス。  


Posted by 夜更かし中年隊 at 10:00人生いろいろ

2014年08月07日

「噂の和田アキ子」が闊歩する

数日前TVで「噂のモーガン夫妻」という笑えない映画を放送してたが、
YouTubeで見つけたさんま&たけしの対談の、
ある事・ない事の「噂の和田アキ子」話にはやたら笑えた。


 ▲噂にもならず上映終了・・・

「マージャン屋さんにうどん屋の大将が出前に来て、
 〈おっさん、和田アキ子は何処いるの?〉と本人に聞いていた」
「目が見えないマッサージ師が身体揉んでて、
 〈旦那、相当女泣かしたでしょう?〉と言ったら和田アキ子だった」
「ゴルフ場で和田アキ子のバンカーの足跡を見て、
 キャディーさんが〈アレ、熊が出たの?〉と言った」・・・

まさに、笑い話なら「アッコにおまかせ!」
火の無い所に噂もたたない?
噂が勝手に飛び火しだしたら、人気者の証!?



噂とはいい加減なものだ。
 たいてい噂のほうがよくできている。
」  


Posted by 夜更かし中年隊 at 16:06人生いろいろ

2014年08月06日

検索ランキングは謎だらけ

人名検索ランキングで一位に上がっていた「岸田健作」。
大ヒットした「きみの朝」の歌手岸田 智史(さとし:今は敏志)や
「おれは男だ!」の千葉県知事・森田健作(どっちも古すぎるかな?)なら知ってるが、
「岸田健作」って一体誰や?何かしでかしたのかな?


 ▲いつかTVで見たような岸田健作クン

元「いいとも青年隊」のタレントでロックバンドのボーカル・・・とネットで判明。
母親の入院や実家のケーキ屋が倒産、
芸能界を一時期引退しホームレス生活を経験した後、芸能界に復帰。
体験を基に「昨日、ホームレスになった。/岸田健作」の本を出版したり、
ブログで歌手・タレントのmisonoとの過去の交際を発表(そんな必要あるのか?)・・・
何やかやとお忙しのタレントらしい。



漫才タレントが書いた「ホームレス中学生」が昔ベストセラーになった時代もあったが、
ホームレス体験談の夢よ再び!の魂胆でもあるのかな?
何で人気があるのか?何故話題になるのか?結局は不明のまま。

実力も実績も浅いまま人気者に祭り上げられ贅沢な暮らし・・・
一生に一度位はそんな生活も味わうのも乙だが、
その後余程しっかりしないとロクな人生待ってないぜよ!  


Posted by 夜更かし中年隊 at 03:01人生いろいろ

2014年08月05日

昨日と同じ朝は来ない

朝から子供を会社まで送り、〈合同句集〉を持参して久し振りF先輩宅へ寄る。
天気はまだ台風の影響とかで、突風が吹いたり大雨になったり・・・。

車を駐車し大浜のマンションへ歩いて向かう時は雨は小休止だったが、
真っ直ぐに歩けない位の海からの強風だった。
辿り着いて暫くすると、激しい雨が降り出すのを12階のマンションから見えた。



暫くご無沙汰の間に、F先輩は小用が出来なくなり前立腺ガンの疑いで入院。
ガン治療には主に3つ方法があるらしく、
〈手術による摘出〉〈放射線治療〉〈抗がん剤等の化学療法〉のどれを選ぶか?
と検査してる内に、奇跡的にガンの数値が下がり退院したそうだ。
まだレントゲンに暗いカゲがあり、それは秋頃まで様子見との事。
退院された後は10日間程のロシア旅行を済ませ、やっと落ち着いた処らしい。
相変わらずのせっかちな生き様だ。

今は天気の影響からか、あまりヤル気が出ないらしい。
なぁに、たまにはユックリ休憩するのも長期戦のコツ。
先輩は古稀も過ぎたんで、休み休みがベストかも?ですぞ。
もっと長生きして貰い、色々教わりたいんですから・・・  


Posted by 夜更かし中年隊 at 12:25人の振り見て
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夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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