2015年02月20日

「佐藤泰志」からの卒業

原作が2冊映画化され評価が高い「海炭市叙景」と「そこのみにて光輝く」。
その原作者「佐藤泰志」は死後17年経って、
佐藤泰志作品集」の発刊を機に再評価され始めた。
上記2作品の映画やドキュメンタリー映画「書くことの重さ」が公開され、
そのヒットによって俄かに脚光を浴びた。

◎映画「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」予告編


「佐藤泰志」1949年4月26日~1990年10月10日。
北海道函館市出身の小説家。
「青春の記憶」で第4回有島青少年文芸賞優秀賞受賞、
「市街戦のジャズメン」で第5回同賞優秀賞受賞。
芥川賞は数回候補になりながら、結局は受賞に至らなかった。
中上健次や村上春樹とも比較され、41歳で自殺した昭和の作家。­



彼に関連した本、福間健二著「佐藤泰志 そこに彼はいた」が出版された。
「作家の親友だった詩人:福間健二がその生涯を辿り、
 全作品を解読する24年の歳月の重みをこめた畢生の大力作。
 佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印する奇蹟の評伝。」



互いに24歳で出会い、彼の書籍に共感・理解・批判・反発もあった。
自死後書斎の整理を任せられ、著者以外は誰も書けない一冊となった。
あがきもがきながらも書くことにひたすら挑み続けた、
作家の精神史・生涯を掛けた人間の評伝。(作家:青来有一 評)
著者は、悪魔の手を借りても「佐藤泰志」を卒業したいと思ってきたと言う。

一つの作品を通じて、その作家性や思想に吸引されることがある。
それ程の影響力を持つ人物に出会えることも、一つの奇蹟かも知れない。



Posted by 夜更かし中年隊 at 14:13 │拡がる世界

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