2015年05月22日
人生の師を求めて♪
岸田國士戯曲賞・紀伊國屋演劇賞個人賞等を受賞している、
長崎県松浦市出身の劇作家:岡部耕大さんのエッセイ
〈韋駄天の記〉がNN新聞に連載されている。
▲劇作家:岡部耕大さん 提供:岡部耕大Official HPより
「黒澤作品を見つめ」の中で納得!の文章があった。
「私も人間を諦めかけてるのかも知れない。
人間関係が嫌になったり、疲れたりするのが老いである。
闘争心を失くす。
隠居して伊万里で陶芸をしたり、星鹿で魚釣りや畑を耕す生活をしたくなる。
伊万里には陶芸の師匠もいる。
星鹿にも人生の師匠だらけである。」
70歳の岡部さんにして人生の師匠が傍にいるとは、先には先があるものだ。
目指す師匠が身近にいれば、生活にハリも出る。
「長老が 若いのと言う 古稀や喜寿」
そんな句を思い出した。
▲NN新聞の岡部耕大さん連載〈韋駄天の記〉
「今年の正月も黒澤明作品のDVDばかりを観て過ごした。
〈天国と地獄〉は人間を描いては秀逸である。
〈赤ひげ〉以降の黒澤明は人間に決別したのではないか。
〈野良犬〉〈酔いどれ天使〉。
それまでの黒澤明は時代と格闘していた。
ダイナミックな時代は、映画も演劇もダイナミックである。(略)」
若い頃、黒澤明監督の〈赤ひげ〉を最初に観た時は衝撃を受けた。
人としての理想像やドラマとしての感動がそこにあった。
〈七人の侍〉〈天国と地獄〉〈用心棒〉〈椿三十郎〉・・・
好きな黒澤作品はたくさんあるけれど、
〈赤ひげ〉はその作品群の中でも最初に薦めるベスト作品。
長崎県松浦市出身の劇作家:岡部耕大さんのエッセイ
〈韋駄天の記〉がNN新聞に連載されている。
▲劇作家:岡部耕大さん 提供:岡部耕大Official HPより
「黒澤作品を見つめ」の中で納得!の文章があった。
「私も人間を諦めかけてるのかも知れない。
人間関係が嫌になったり、疲れたりするのが老いである。
闘争心を失くす。
隠居して伊万里で陶芸をしたり、星鹿で魚釣りや畑を耕す生活をしたくなる。
伊万里には陶芸の師匠もいる。
星鹿にも人生の師匠だらけである。」
70歳の岡部さんにして人生の師匠が傍にいるとは、先には先があるものだ。
目指す師匠が身近にいれば、生活にハリも出る。
「長老が 若いのと言う 古稀や喜寿」
そんな句を思い出した。
▲NN新聞の岡部耕大さん連載〈韋駄天の記〉
「今年の正月も黒澤明作品のDVDばかりを観て過ごした。
〈天国と地獄〉は人間を描いては秀逸である。
〈赤ひげ〉以降の黒澤明は人間に決別したのではないか。
〈野良犬〉〈酔いどれ天使〉。
それまでの黒澤明は時代と格闘していた。
ダイナミックな時代は、映画も演劇もダイナミックである。(略)」
若い頃、黒澤明監督の〈赤ひげ〉を最初に観た時は衝撃を受けた。
人としての理想像やドラマとしての感動がそこにあった。
〈七人の侍〉〈天国と地獄〉〈用心棒〉〈椿三十郎〉・・・
好きな黒澤作品はたくさんあるけれど、
〈赤ひげ〉はその作品群の中でも最初に薦めるベスト作品。