2013年07月06日
空虚感漂う「華麗なるギャツビー」
話題の大作映画「華麗なるギャツビー」を〈3D吹替版〉で鑑賞。
その名はギャツビー
男の憧れ、女の理想
その人生は―【嘘】
作家F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」確か5度目の映画化。
ギャツビーにレオナルド・ディカプリオが扮し、
富と名声を兼ね備え快楽的な生活を送る謎の富豪を演じる。
共演は後に作家となる友人役トビーにトビー・マグワイア、
ギャツビーの恋人デイジー役にキャリー・マリガン。

監督は「ムーラン・ルージュ」など、派手でモダンな映像が得意なバズ・ラーマン。
豪華絢爛を極めたパーティーシーンのビジュアルが見物。
欲望と退廃、そして狂乱の時代の1920年代アメリカを舞台に、
大富豪ギャツビーと上流階級の人間達の、愛と虚飾に満ちた世界。
華やかな成功とその裏に潜む苦痛や苦悩・・・
◎「華麗なるギャツビー」予告編
ギャツビーが永年恋焦がれ、
無くしたものを取り戻すかの様に、人生の全てを投げ打つ女性の魅力とは?
ギャツビーはこのデイジーという女性の何処に惚れたのか?
一番肝心な、魔物みたいな女性の魅力が理解できない。
「これじゃ人生狂っても仕方ないな」と思わせる女の色香・雰囲気がない。
女優キャリー・マリガンが、とてもその魔力を持っているように見えない!
これは、オイラの好みだけの問題か?

▲男の人生を狂わせる程の魅力があるか?
そして、毎晩のように豪邸でパーティーを催す大富謎豪ギャツビーの目的とは?
パーティーが派手で豪華であればある程、空しく感じるのは何故だろう?
全てが一人の女性の関心を引く為であり、心を取り戻す為。
だからギャツビーはパーティー参加者の誰一人にも心を開こうとはしない。
パーティーへ自ら溶け込もうともせず友人らしき人もいず、
ギャツビーを取り囲むのは仕事関係者のみ。
大金持ちの乱痴気騒ぎは一時の享楽が溢れているのみで、心が伝わってこない。

ギャツビーの葬儀で友人は参加者が誰もいないことを嘆くが、
心を打ち明ける仲間を得る努力さえしていなかったのだから、当たり前だろう?
結末への急展開へ誘うデイジーの旦那の愛人とその亭主の俗物振りや、
身代わりの交通事故、そして衝撃のラストシーン・・・への畳み掛けは、一気で見事。
そういった街の喧騒の全てや人生を見透かす様な、意味ありげな眼鏡の看板。

人生は大河の一滴、小さな一滴の水の粒みたいなもの。
長い歴史の一章節にも満たないのかも知れない。
全ては神様の思し召し。
その名はギャツビー
男の憧れ、女の理想
その人生は―【嘘】
作家F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」確か5度目の映画化。
ギャツビーにレオナルド・ディカプリオが扮し、
富と名声を兼ね備え快楽的な生活を送る謎の富豪を演じる。
共演は後に作家となる友人役トビーにトビー・マグワイア、
ギャツビーの恋人デイジー役にキャリー・マリガン。

監督は「ムーラン・ルージュ」など、派手でモダンな映像が得意なバズ・ラーマン。
豪華絢爛を極めたパーティーシーンのビジュアルが見物。
欲望と退廃、そして狂乱の時代の1920年代アメリカを舞台に、
大富豪ギャツビーと上流階級の人間達の、愛と虚飾に満ちた世界。
華やかな成功とその裏に潜む苦痛や苦悩・・・
◎「華麗なるギャツビー」予告編
ギャツビーが永年恋焦がれ、
無くしたものを取り戻すかの様に、人生の全てを投げ打つ女性の魅力とは?
ギャツビーはこのデイジーという女性の何処に惚れたのか?
一番肝心な、魔物みたいな女性の魅力が理解できない。
「これじゃ人生狂っても仕方ないな」と思わせる女の色香・雰囲気がない。
女優キャリー・マリガンが、とてもその魔力を持っているように見えない!
これは、オイラの好みだけの問題か?

▲男の人生を狂わせる程の魅力があるか?
そして、毎晩のように豪邸でパーティーを催す大富謎豪ギャツビーの目的とは?
パーティーが派手で豪華であればある程、空しく感じるのは何故だろう?
全てが一人の女性の関心を引く為であり、心を取り戻す為。
だからギャツビーはパーティー参加者の誰一人にも心を開こうとはしない。
パーティーへ自ら溶け込もうともせず友人らしき人もいず、
ギャツビーを取り囲むのは仕事関係者のみ。
大金持ちの乱痴気騒ぎは一時の享楽が溢れているのみで、心が伝わってこない。

ギャツビーの葬儀で友人は参加者が誰もいないことを嘆くが、
心を打ち明ける仲間を得る努力さえしていなかったのだから、当たり前だろう?
結末への急展開へ誘うデイジーの旦那の愛人とその亭主の俗物振りや、
身代わりの交通事故、そして衝撃のラストシーン・・・への畳み掛けは、一気で見事。
そういった街の喧騒の全てや人生を見透かす様な、意味ありげな眼鏡の看板。

人生は大河の一滴、小さな一滴の水の粒みたいなもの。
長い歴史の一章節にも満たないのかも知れない。
全ては神様の思し召し。