2015年09月04日
人並みに以上?の佳作「続 男はつらいよ」
久し振りに「続 男はつらいよ」を見直したら、面白いシーンが記憶に残った。

▲「続 男はつらいよ」公開は1969年11月
東野栄次郎扮する恩師の坪内散歩先生(いい命名!)が寅さんに、
「何故、正業に就こうとしないのか?」と説いてこんな台詞を吐く。
「お前は人並み以上の身体と、人並みに近い頭を持っている。
まともな仕事の一つや二つ、無い訳もなかろう」・・・

▲寅さんに説教をたれる坪内散歩先生
〈人並みに以上の頭〉じゃなく、〈人並みに近い頭〉とはよく言ったもんだ。
相手が寅さんだからなぁ。
「続 男はつらいよ」は寅さんシリーズの2作目。
寅さんを生んだ母親お菊役でミヤコ蝶々が流石の貫禄で登場!
大阪ベテラン芸人らしく?寅さんに負けない啖呵を切る程のパワーを放つ。
続けて第7作「男はつらいよ奮闘篇」でもお菊さんが登場、寅さんと再会を果たす。

▲寅さんと母親ミヤコ蝶々の丁々発止のヤリトリも見処・聴き処
又、おいちゃん・叔母ちゃんが「寅」とか「寅ちゃん」じゃなく
「寅さん」と余所行き言葉で呼ぶのも珍しい。
東野栄次郎の坪内先生も、懐かしい堅物恩師の風情がいい味わいを醸してる。
何度見ても、新たな発見がある「男はつらいよ」。
寅さんや常連さんだけでなく、個性的なベテランや脇役陣の活躍も嬉しくなる。
再度、全編にチャレンジするかな?

▲「続 男はつらいよ」公開は1969年11月
東野栄次郎扮する恩師の坪内散歩先生(いい命名!)が寅さんに、
「何故、正業に就こうとしないのか?」と説いてこんな台詞を吐く。
「お前は人並み以上の身体と、人並みに近い頭を持っている。
まともな仕事の一つや二つ、無い訳もなかろう」・・・

▲寅さんに説教をたれる坪内散歩先生
〈人並みに以上の頭〉じゃなく、〈人並みに近い頭〉とはよく言ったもんだ。
相手が寅さんだからなぁ。
「続 男はつらいよ」は寅さんシリーズの2作目。
寅さんを生んだ母親お菊役でミヤコ蝶々が流石の貫禄で登場!
大阪ベテラン芸人らしく?寅さんに負けない啖呵を切る程のパワーを放つ。
続けて第7作「男はつらいよ奮闘篇」でもお菊さんが登場、寅さんと再会を果たす。

▲寅さんと母親ミヤコ蝶々の丁々発止のヤリトリも見処・聴き処
又、おいちゃん・叔母ちゃんが「寅」とか「寅ちゃん」じゃなく
「寅さん」と余所行き言葉で呼ぶのも珍しい。
東野栄次郎の坪内先生も、懐かしい堅物恩師の風情がいい味わいを醸してる。
何度見ても、新たな発見がある「男はつらいよ」。
寅さんや常連さんだけでなく、個性的なベテランや脇役陣の活躍も嬉しくなる。
再度、全編にチャレンジするかな?