2015年08月25日
動き出す「0.5ミリ」の距離感
長崎では未だ上映されてない映画「0.5ミリ」鑑賞。
前回「百円の恋」に続く安藤サクラの主演作にして、
多くの映画祭で監督&作品賞・主演賞・助演賞等を賑わした話題作。
今回話題の羽田圭介著「」芥川賞「スクラップ・アンド・ビルド」(※読破)同様、
老人や介護・医療問題までも捉えた話題作。
ちなみに「スクラップ・アンド・ビルド」とは、再構築・再配置の意味らしい。

安藤桃子監督が本人の介護経験から書き下ろした小説を脚本・映画化。
「家なし・職なし・貯金なし」の介護ヘルパーは生き続けるため、
ワケあり老人を見つけては押し掛けヘルパーを始める変わったストーリー。
監督の実妹である安藤サクラがバイタリティー溢れるヘルパー役を熱演。
共演に柄本明、坂田利夫、草笛光子、津川雅彦、浅田美代子ほかのベテラン勢。
タイトルの「0.5ミリ」って、どんな意味なのか?
「死ぬまで生きよう、どうせだもん」
「天使か悪魔か★ おしかけヘルパー サワちゃん VS ジイちゃんズ」
「大いに暴れる怒涛の196分」
「幸せを呼ぶおしかけヘルパーの、ハードボイルド人情ドラマ!」
映画「0.5ミリ」予告編
「老いた人も若い人も、みんな哀しくいとおしい。
それでいて上質のユーモアに充ちている。
怖るべき天才の姉妹」 ~林真理子~
「介護をテーマにした映画では最高傑作です。
ヘルパー2級の資格のあるぼくが言うのですから
間違いはありません。」 ~塚本やすし~
「どこからともなくやって来てどこへともなく去って行くサワは、
風の又三郎、あるいはメリー・ポピンズのよう。
この映画は、時に可笑しく、時に残酷で、
それでも優しい、現代の寓話だ」 ~渡まち子~
「新しい感性と、日本の古き良き人情が共存している
人生のロードムービー。」 ~辛酸なめ子~
「介護という切実な題材をユーモラスな人情ドラマとして描き、
介護とは何かにも迫る。」 ~山根貞男~
ぶっちぎり賞賛のコメントにはやや引いてしまうが、
3時間以上の上映時間もまだ続きを見ていたくなる程に乗せられてしまう。
泊まる場所がなく、カラオケ店と交渉する叔父さん。
自転車をパンクさせる叔父さんはお金は隠し持っていて、
それが投資詐欺に巻き込まれそうになったりする。
家には寝たきりの奥さんを抱え、未だに若い女性が大好きな先生・・・
坂田利夫・津川雅彦等の老人達が夫々ユニークで面白可笑しい。

▲ヘルパーに負けてないキャラの坂田利夫。異色な二人
複雑多様化している社会や人間関係の中で、
問題のある老人の所にニューヒーローのように現れるヘルパー安藤サクラ。
日常業務の完璧さ!に介護力を供えた彼女は不思議なキャラだ。
料理(※フードスタイリスは姉妹の母親:安藤和津さん)・洗濯もお手の物で、
魅力的な主人公が何故結婚してなくてそんな話もないのか?が不思議だ。
エンドクレジットに〈東出昌大〉を見つけ、「あれ、何処に出てたかな?」
リピートしてみたら、泊まる場所がない老人に対応するカラオケ店員だった。
さて「0.5ミリ」とは、皆が歩み寄れば上手くいくかも知れないちょっとした尺度。
でも、解釈は人それぞれに違う。
女生徒好きな先生も、「0.5ミリ」について劇中で真面目に語ってます。
前回「百円の恋」に続く安藤サクラの主演作にして、
多くの映画祭で監督&作品賞・主演賞・助演賞等を賑わした話題作。
今回話題の羽田圭介著「」芥川賞「スクラップ・アンド・ビルド」(※読破)同様、
老人や介護・医療問題までも捉えた話題作。
ちなみに「スクラップ・アンド・ビルド」とは、再構築・再配置の意味らしい。

安藤桃子監督が本人の介護経験から書き下ろした小説を脚本・映画化。
「家なし・職なし・貯金なし」の介護ヘルパーは生き続けるため、
ワケあり老人を見つけては押し掛けヘルパーを始める変わったストーリー。
監督の実妹である安藤サクラがバイタリティー溢れるヘルパー役を熱演。
共演に柄本明、坂田利夫、草笛光子、津川雅彦、浅田美代子ほかのベテラン勢。
タイトルの「0.5ミリ」って、どんな意味なのか?
「死ぬまで生きよう、どうせだもん」
「天使か悪魔か★ おしかけヘルパー サワちゃん VS ジイちゃんズ」
「大いに暴れる怒涛の196分」
「幸せを呼ぶおしかけヘルパーの、ハードボイルド人情ドラマ!」
映画「0.5ミリ」予告編
「老いた人も若い人も、みんな哀しくいとおしい。
それでいて上質のユーモアに充ちている。
怖るべき天才の姉妹」 ~林真理子~
「介護をテーマにした映画では最高傑作です。
ヘルパー2級の資格のあるぼくが言うのですから
間違いはありません。」 ~塚本やすし~
「どこからともなくやって来てどこへともなく去って行くサワは、
風の又三郎、あるいはメリー・ポピンズのよう。
この映画は、時に可笑しく、時に残酷で、
それでも優しい、現代の寓話だ」 ~渡まち子~
「新しい感性と、日本の古き良き人情が共存している
人生のロードムービー。」 ~辛酸なめ子~
「介護という切実な題材をユーモラスな人情ドラマとして描き、
介護とは何かにも迫る。」 ~山根貞男~
ぶっちぎり賞賛のコメントにはやや引いてしまうが、
3時間以上の上映時間もまだ続きを見ていたくなる程に乗せられてしまう。
泊まる場所がなく、カラオケ店と交渉する叔父さん。
自転車をパンクさせる叔父さんはお金は隠し持っていて、
それが投資詐欺に巻き込まれそうになったりする。
家には寝たきりの奥さんを抱え、未だに若い女性が大好きな先生・・・
坂田利夫・津川雅彦等の老人達が夫々ユニークで面白可笑しい。

▲ヘルパーに負けてないキャラの坂田利夫。異色な二人
複雑多様化している社会や人間関係の中で、
問題のある老人の所にニューヒーローのように現れるヘルパー安藤サクラ。
日常業務の完璧さ!に介護力を供えた彼女は不思議なキャラだ。
料理(※フードスタイリスは姉妹の母親:安藤和津さん)・洗濯もお手の物で、
魅力的な主人公が何故結婚してなくてそんな話もないのか?が不思議だ。
エンドクレジットに〈東出昌大〉を見つけ、「あれ、何処に出てたかな?」
リピートしてみたら、泊まる場所がない老人に対応するカラオケ店員だった。
さて「0.5ミリ」とは、皆が歩み寄れば上手くいくかも知れないちょっとした尺度。
でも、解釈は人それぞれに違う。
女生徒好きな先生も、「0.5ミリ」について劇中で真面目に語ってます。