2013年04月18日

原作に負けちゃいないぜ!本屋大賞「舟を編む」

年齢はまだ29歳!とオイラの半分にも満たない若さだけど、
やっぱり石井裕也監督の才能には凄いモノがある。

以前ブログで商業映画のデビュー作、
「川の底からこんにちは」の面白さを絶賛としてアップしてますが・・・

◎川の底からこんにちは おはよう♪
http://hayaoki1951.noramba.net/e212829.html

今回は2012年本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの大ベストセラー、
舟を編む」の映画化で弥が上にも大注目作品。
期待されてた分、そのプレッシャーには凄いモノがあったに違いありません。
「原作が面白いだけに、映画化は難しいだろうなぁ」と杞憂しながら鑑賞。

原作に負けちゃいないぜ!本屋大賞「舟を編む」

ところが、スットコドッコイ!何と見事な手捌き、情感に溢れた完成作品!
原作者三浦しをんさんも自らのメッセージで
「静かで、淡々としていて、押し付けがましい処が全くないのに、情熱が胸に響いてくる。
 繊細さとユーモアのバランスが絶妙で、何度も涙したり笑ったりしました・・・」
そして、業界では「早くも本年度No1の呼び声!」との賛同もある。

「舟を編む」とは、辞書〈舟〉を編集する〈編む〉人たちの物語。
一冊の辞書に収録さ­れている20数万語の言葉、辞書の完成までには数十年。
歳月も人手も大掛かりな辞書作りに挑む編集部を取り巻く物語。

◎映画「舟を編む」特典映像


主演コンビ松田龍平&宮崎あおいの不器用な恋愛模様、
オダギリジョーの予想を裏切る嬉しい快演、若手黒木華の変貌振り、
渡辺美佐子・小林薫・加藤剛・八千草薫・伊佐山ひろ子等ベテラン勢の味わい。
アルバイト生を含め、出演者みんなが何故か愛おしくなってくる。

個性豊かなたくさんの人物像を、温かい視線でユーモアを交えながら描き、
笑って泣かせて、原作とはまた違ったテイストも加味し、
出来上がった作品は何ともチャーミングでハートフル・・・

辞書作りにも映画創りも、壮大なロマンが拡がっている。





Posted by 夜更かし中年隊 at 16:07 │震える~シネマ

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
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