2012年02月18日
芥川賞「共喰い」にドッキリ!
以前受賞が決定した時、「第146回芥川賞・直木賞」をこのブログで取り上げた。
http://hayaoki1951.noramba.net/d2012-01-20.html
その中で不機嫌?受賞インタビューで一躍注目を浴びた、
田中慎弥さん芥川賞受賞作「共喰い」を読む。
「貰っといてやる」発言に対し、こちらは取り敢えず「読んどいてやる?」

選考委員の石原慎太郎氏は芥川賞候補作品について
「バカみたいな作品ばかり。刺激にならない」」と酷評してたが、
性描写は露骨で刺激は充分、意外と淡々として読み易い。
DVの父や片腕義手の産みの母・ジメジメと生臭い田舎など扱う世界は特異だが、
登場人物も少なく、性格や風景描写は的確で簡潔。
暴力的で生々しい内容ながら、その先に透明感も感じられる。
閉塞的でドン詰まりの好きな分野ではないが、短くて一気に読めます(^-^)
「うち体がものすごええんで、殴ったらもっとようなるんて・・・」
「お前ん中に入れられるんやったら、上でも下でもええ」
「一滴残さず注いだ気がした」
・・等など、性癖や表現が露骨なのが現代風なのかな?
私小説作家西村賢太氏や、先日読了した
白石一文著「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」山本周五郎賞受賞作でも、
読んでて恥かしい程の描写にドッキリ!です(^_^;
1月下旬に集英社から出た単行本「共喰い」は20万部のベストセラー、
芥川賞を全文掲載した月刊誌「文芸春秋」3月号は、異例の重版で78万部発行。
2作共全文掲載だったので、オイラも「文芸春秋」買って読んだクチです。

昨日17日は芥川賞・直木賞の贈呈式で
「今度は何を言い出すか?」注目が集まる中、田中慎弥氏またやってくれました。
今回は「どうもありがとうございました」のシンプルな一言。
スポットライトを浴びるステージでの裏を行く演出?と思いきや、
「開始が遅くなったので、早めに終わらせようと思った」の思いやり行動。
気は優しくて偏屈屋?さすが作家、オモロイなぁ。
ちなみ芥川賞では、懐中時計と副賞100万円が贈呈されるとの事。
緩急自在のマスコミ操作?
不機嫌インタビューの先輩:沢尻エリカの二の舞にはなって欲しくないなぁ。
http://hayaoki1951.noramba.net/d2012-01-20.html
その中で不機嫌?受賞インタビューで一躍注目を浴びた、
田中慎弥さん芥川賞受賞作「共喰い」を読む。
「貰っといてやる」発言に対し、こちらは取り敢えず「読んどいてやる?」

選考委員の石原慎太郎氏は芥川賞候補作品について
「バカみたいな作品ばかり。刺激にならない」」と酷評してたが、
性描写は露骨で刺激は充分、意外と淡々として読み易い。
DVの父や片腕義手の産みの母・ジメジメと生臭い田舎など扱う世界は特異だが、
登場人物も少なく、性格や風景描写は的確で簡潔。
暴力的で生々しい内容ながら、その先に透明感も感じられる。
閉塞的でドン詰まりの好きな分野ではないが、短くて一気に読めます(^-^)
「うち体がものすごええんで、殴ったらもっとようなるんて・・・」
「お前ん中に入れられるんやったら、上でも下でもええ」
「一滴残さず注いだ気がした」
・・等など、性癖や表現が露骨なのが現代風なのかな?
![]() 第146回芥川賞受賞作【新品】共喰い 田中慎弥/著 集英社 |
私小説作家西村賢太氏や、先日読了した
白石一文著「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」山本周五郎賞受賞作でも、
読んでて恥かしい程の描写にドッキリ!です(^_^;
1月下旬に集英社から出た単行本「共喰い」は20万部のベストセラー、
芥川賞を全文掲載した月刊誌「文芸春秋」3月号は、異例の重版で78万部発行。
2作共全文掲載だったので、オイラも「文芸春秋」買って読んだクチです。
昨日17日は芥川賞・直木賞の贈呈式で
「今度は何を言い出すか?」注目が集まる中、田中慎弥氏またやってくれました。
今回は「どうもありがとうございました」のシンプルな一言。
スポットライトを浴びるステージでの裏を行く演出?と思いきや、
「開始が遅くなったので、早めに終わらせようと思った」の思いやり行動。
気は優しくて偏屈屋?さすが作家、オモロイなぁ。
ちなみ芥川賞では、懐中時計と副賞100万円が贈呈されるとの事。
緩急自在のマスコミ操作?
不機嫌インタビューの先輩:沢尻エリカの二の舞にはなって欲しくないなぁ。
Posted by 夜更かし中年隊 at 08:09
│人生いろいろ