一芸は全てに通じる!?
茶の道を極めたという茶道裏千家第十五代・前家元:千 玄室氏による著、
日々所作を美しく、心豊かに「日本人の心、伝えます」。
▲「日本人の心、伝えます」幻冬舎より出版
「
準備と後始末に気を配ると、心に余裕が生まれます」
「茶の湯の庭は、地位も身分も取り去った真の姿が露わになる場所です」
「
〈ゆっくり〉〈少し速く〉〈もっと早く〉の序破急のリズムが、
人生にメリハリをつけます」
「他人と和し、敬い合い、自浄の志と揺るぎない信念を持つ。
それが理想の姿です」
「
慢心しない心の美しさが〈わび〉、
古びた味わいに美を見出すのが〈さび〉です」
「
足るを知れば、心豊かな毎日が送れ、どんな苦境も乗り越えられる」
「完成され、非の打ちどころのないものよりも、
不完全なものに惹かれます」
「暑い時には涼しく、寒い時には暖かく、相手の身になってもてなす」・・・
丸い茶碗は地球。
お茶の緑は自然。
両手の中に、緑の地球の恵みがある。
茶道の心は、緑の地球と平和への祈り。
▲こんな著書も・・・
今忘れつつある、善き日本人の心を伝えたくなる一冊。
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