後輩の「還暦祝い」に託(かこつ)けて♪

夜更かし中年隊

2015年07月20日 07:58

数年前に友人仲間から「還暦」を祝って貰ったこともあり、
今回は後輩数人が「還暦」を迎える年齢になったので祝賀会を開催。


 ▲気兼ねなく楽しくやれるのが一番♪

ちょいと前までは「還暦」→「定年」→「現役引退」が普通だった。
それが今では定年延長で、65歳まで働ける?いや働かされる?システムに。
60歳は実際体力・気力もまだまだ若い連中が多く、ヤル気もパワーも充分残存。
「還暦」で仕事の現場から引退してるのは、知ってる限りほんの数人。
先ずは、経済的に恵まれていないと出来ない状況だし・・・

還暦祝いに赤いものが入った贈り物を人数分準備し、
宴席と二次会を6時半からセッティング。
みんな付き合い始めてから、既に35年以上になろうとする仲間。


 ▲こんな演出もある・・・

旧い話をすれば、まだお互い20代だった遠い昔の頃。
一人は仕事関係の営業なのに出会った頃は話下手でお酒もあまり呑めず、
スナックの女性と話すだけで鼻血ブー状況になっていた。(純情だった?)
それが今では酒が入れば人一倍の話好きで、気も大きくなる。
会社の遅刻は多いが、飲み会となれば一番乗り。
ちょっと腰が浮き気味の処もあるが、人付き合いの好さ・性格の明るさが取り柄?
今では知ってる酒場では、男女区別なく一番の人気者らしい。

片や一人は若い頃は酒は苦手だったのが、
場数を重ねるごとに生来の酒好き・酒飲みの素顔が前面に。
性格は生真面目過ぎてややお堅い処が、一端踏み外すと深手を負う羽目に。
これといった趣味がない為、暇に任せてギャンブル狂の困った一面も顔を出す。
しかし真面目なだけに責任感は強く、だからか時々融通が効かなくなる。
駆けつけ一杯と顔見世の為に、盛り場に立ち寄る日々だ。

更にもう一人はカラオケが入ると〈鳥羽一郎〉に変身し、ド演歌を力強く歌い上げる。
歌も仕事も〈海の男〉全開で、だから色黒の精悍さがマッチする。
通称〈演歌ちゃん〉と呼ばれ本名や職業を忘れる位だが、
バカはやっても社長業はきちんとこなしている。
彼のパワー溢れる歌を聴いてると、こっちも元気付けられる。

籠に乗る人・担ぐ人・そのまた草履を作る人〉とはよく言われるが、
職業も性格もバラエティー豊かで、
皆まことに愛らしいというか個性的なメンバー揃い。


 ▲参勤交代にもいろんな役割と仕事あり

人生は2つ。
大金を持つか?多くの友人を持つか?
なかなか両方は手に入れ難い。
オイラはどうやら後者の方らしい。
「還暦祝い」に託(かこつ)けて集い飲む姿は、
年齢からすればさながら〈軽いオツムの重役会〉並みかな?

関連記事