気になりだしたら止まらない!?

夜更かし中年隊

2015年06月28日 18:51

運動会の「障害物競走」の名称が変わりつつある・・・というニュースを、
病院へ義母見舞いに行った時にカーラジオで聴いた。

〈障害者への差別用語とも取れる〉とかでの名称変更らしいが、
「障害」とは決して〈心身障害者〉だけを指すのではなく、
〈改革への障害〉〈電波障害〉のように
〈立ちはだかり、乗り越えるべき壁〉といった意味合いもある。
「障害物競走」も〈困難を乗り越えていく競走〉であって、
〈障害者〉のイメージを喚起するモノとは思えないのだが。


 ▲網くぐりに袋飛びに平均台・・・の障害物競走

その代用の呼び名というのが、「興味走」「チャレンジ走」「運命走」・・・
そして、あの宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」も登場。
「障害物競走」が「雨にも負けず」か?
こりゃ天気がどんな暴風雨でも豪雪でも実施しないことには、
その名が廃(すた)るのでは!?

福山雅治の歌「クスノキ」で有名になった山王神社の「片足鳥居」も、
昔は「一本足鳥居」と読んでたこともあったが、ほぼ消滅。
「片足」も「一本足」も、言葉狩りの変な目で見れば同じようなもの。
公式名称は「一本柱鳥居」となっている。

しかしまぁ、気になりだしたら止まらなくなるのが文句や不平不満。
軌道修正が適うモノなら考慮していくべきなのだが、
過剰反応では?と個人的には思ってしまう。

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