アクシデントの対応に学ぶ

夜更かし中年隊

2015年04月15日 12:40

朝一番上映の「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を観に行った時の出来事。

より身近で観ようと、席は中央通路の2列前へ。
CM・予告編が終わり、「ソロモンの偽証 前篇・事件」ダイジェスト版の上映。
「うんうん、そうだったなぁ」と前篇を復習。
「さぁ、今から後編上映の始まりだ!」と気持ちを高ぶらせていると、
次に上映されたのが何と!あの〈映画泥棒〉のコマーシャル。
「何じゃ、こりゃ!?」
何で今、このタイミングでCM?
映画への高揚感・緊張感は一気に失せ、編集に怒りが込み上がる。

(怒)・・・の中で「ソロモンの偽証 後篇・裁判」本編開始。



すると上映5分過ぎた頃だろうか?
今度は、映画の台詞は流れたままで急にスクリーンが真っ暗に・・・
「えっ、こういう編集?意図のある演出?」と思ったのは一瞬。
「やっぱり変!」と気付いた時は、通路上のお客さんが注告に動いた後だった。

暗い中ジッと待っていると館内の照明が点灯し、若い女性係員が登場。
「大変申し訳ありません。
 機械のトラブルの為、もう一度最初から上映させて頂きます」
そして、ダイジェスト版~映画泥棒~「ソロモンの偽証 後篇」を再び見る事に!
まぁ、トラブルなんて普通にやってても何らか発生するもの。
如何に早く対処するか?が企業の腕の見せ処。
この時は結局、完全復活迄15分以上は掛かってるはず。
待つ身だと、それ以上長く感じられたりする。
どうかすると、駐車料金迄も余分に払う事態に・・・



上映が終わると出口に支配人らしき人が待っていて、
観終わって帰る人にお詫びの言葉と白い封筒を手渡していた。


 ▲白封筒には招待券が!

余計な事とは思いつつ、支配人に一言忠告。
ダイジェスト版の後に〈映画泥棒〉挟むのは、興醒めだから直した方がいいよ
しかし、トラブル対応については説明もお詫びの気持ちも充分伝わってきた。

肝心の映画「ソロモンの偽証」は、今年の邦画界を代表する力作でした。

◎ソロモンの偽証 特集 前篇・事件 ダイジェスト
http://gyao.yahoo.co.jp/player/03000/v00396/v0000000000000002257/

個人的には、責任を取って?突然辞任する校長の不可解さと、
謎の死を遂げる柏木君の心の闇が今一つ見えてこないのが残念だった。
まぁ、この辺りは原作でも紐解いて納得するしかないかな?

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