映画評論家の在り方

夜更かし中年隊

2014年10月20日 07:11

今年、映画「青天の霹靂」で監督デビューしたお笑いタレント〈劇団ひとり〉。


 ▲評判も良かった劇団ひとり初監督作「青天の霹靂」

映画評論家達の〈上から目線〉にいたく御冠らしい。

◎ビートたけし、映画評論家にテレビで毒舌全開
http://enta-news.blog.jp/archives/1011191085.html

しかしタダで映画が観れる映画評論家はさておき、
一般人はお金を出して映画を観ているので、
〈上から目線〉であろうと、どう評価し反論しようと自由な立場でもある。

今では巨匠と片方で持て囃され、
特に海外で評価が高い〈ビートたけし〉こと〈北野武〉映画作品も
「解りづらい」「暴力的」「あまり面白くない」等との批評も一方にはある。
彼の今回の発言で「さすがだなぁ」と納得できるのは、
感性の問題だから。いい映画、悪い映画。
 嫌いだったらけなさなくて、いい映画だけすすめればいい。
 嫌いな映画をわざと嫌いに書く必要がどこにあるんだ


芸人さんが撮った作品が、本職の監督作品より面白いと感じるのは「意外性」。
普段の芸人のイメージと違う驚きや一面を晒すこと。
そしてどんな目線であろうと映画を撮る・作品を創るという事は、
作品を通じて何を・どう気持ちを伝えるかが大事。
人と同じで、映画だって無視されることが一番怖い。


関連記事