知らなかった「しおどき」っていつ?
「
しおどき」の本来の意味を、今まで知らずにいた。
X「しおどき」を「物事を終わらせるべき時」と思っている人は間違い。
〇「しおどき」の本来の意味は、「物事を行うのに最良のタイミング」。
もともとは漁師が漁に出る際、潮の状況を見て
最も適した時に船を出すことから発生した言葉らしい。
今は「しおどき」と言うと、意味を間違えマイナスイメージで使われる場合が多い。
意味を間違えやすい言葉は結構あって、
「
おっとり刀で駆けつける」の「おっとり刀」も間違え易い。
この場合の「おっとり」は、ゆっくりとした意味でなく、
「押し取り」が「押っ取り」に変化したもの。
武士が緊急の時、刀を脇に差す余裕もなく手に持ったままの状態が「おっとり刀」。
だから「おっとり刀で駆けつける」の本来の意味は、
緊急の場合に取るものもとりあえず駆けつける様子のこと。
▲侍は「おっとり」していられない・・・
「おっとり」と構えてないで、
今こそ言葉の本来の意味を知る「しおどき」なのかも?
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