笑ってくたばれ「シルバー川柳」

夜更かし中年隊

2013年04月06日 07:14

以前にも取り上げた「シルバー川柳」の本が大人気らしく、
第2巻と共に本屋で仲良く並んでいた。
立ち読みしながら思わず噴出してしまう句ばかりで、老人パワーを感じる。



赤瀬川 原平著の「老人力」なる本もかなり前にベストセラーになったが、
団塊世代が一様にシルバー世代に突入した今、
自然と繰り返すようになる「物忘れ」「ボケ」「繰り言」「ため息」「病身」といった
本来は負の遺産を「ゆとり」や「遊び心」でユーモアを持って笑い飛ばす。

「忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ」   愛知県 鳥居さん
「八十路越え 大器晩成 まだ成らず」   愛知県 中川さん
「デパートで 買い物よりも 椅子探し」  東京都 渡辺さん
「メモ帳の しまい場所にも メモが要る」 埼玉県 宮川さん
「まっすぐに 生きてきたのに 腰まがる」 愛知県 石野さん
「人生の 時間は減るのに 暇が増え」  大阪府 北川さん
「無病では 話題に困る 老人会」     千葉県 井上さん
「遺言を 書いた安堵で 長生きし」    北海道 富澤さん


 ▲若い時には見えなかったモノが見えてくるシルバー世代

これも「気は持ちよう、心は思いよう」の世界。
柔軟な物の見方・多様考え方次第で、世の中はどうにでも見えてくる♪


関連記事