天下の秘法名・伝統に学ぶ

夜更かし中年隊

2013年06月06日 09:03

伝統文化というものは、歴史が長い分奥深い。
もっと知りたい、しかし知れば知るほど迷宮へ迷い込んた気にもなる。

やまぶきいろ〉とか〈ぐんじょういろ〉とか、小さい頃覚えた色の呼び名。
〈山吹色〉が山吹の花のような黄色なんだろうとは思っていたが、
〈群青色〉は色は知っていても、ウルトラマリンの呼び名は後で知った。


 ▲これが山吹。こがねいろ。

本を読んで「これはどんな色?」と思った古風な色の呼び名。
露草色・浅葱色・鴇色・檜皮色・利休鼠・・・

露草色=露草で染めた、青色。


浅葱(あさぎ)色=ごく薄い藍色。新選組が羽織等で使用。
           浅黄色(あさぎいろ・あさきいろ)とは別の色。          


鴇(とき)色=トキの羽のようなうすもも色。淡紅色。


檜皮(ひわだ)色=深い黒っぽい赤褐色。


利休鼠=緑色を帯びたねずみ色。千利休とは無関係。
      抹茶の緑色と侘(わ)び茶の雰囲気を連想していわれた利休色に、
      鼠色を強めてさびた味わいを表した色合い。


調べ物をする時、ネットの有難さ・便利さをつくづく感じる。


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