こんな社長・あんな総統

夜更かし中年隊

2012年05月18日 04:26

Facebookからシェアした、ユーモアのある逸話。



日本の電子部品会社に勤めているエンジニアの話。

社長以下、重役たちが出席する提案会議の席。、
いっこうに興味を示さない表情のメンバーに向かって、
〇〇は暴言を吐いてしまった。
これを導入しないのは、バカだ・・・



会社のためを思う技術者としての情熱が言わせたのだが、明らかに勇み足。
一度出てしまった言葉を飲み込むことはできない。
役員全員が一斉に彼をにらみ返す。
「空気が凍りつくとは、ああいうことをいうんですね」
頭が真っ白になってしまった彼を窮地から救ってくれたのは、
バカ呼ばわりされた役員を代表した社長だった。

〇〇君。君はいま、わが社の重大な秘密事項を漏らしたね

ウイットの利いたこの言葉に、出席者達は大笑いしたと言う。
このひと言をきっかけに、会議の空気は大いに和み、
彼の提案を受け入れる方向に議論が進んだという。 【人の心に灯をともす】より



似たような話で、ちょいと知られたジョークもある。

第2次大戦間近、ドイツで「ヒットラーはバカだ」と叫んだ男が逮捕された。



その男は裁判で禁固20年の刑を受けた。
罪状を見ると、20年の内5年は「侮辱罪」。
さて、残りの15年の刑は何か?
それは、「国家機密漏洩罪」だった・・・と言う話。

「バカ」にも愛されるバカと、どうしようもないバカがある。
「大切なものは見えにくい」「肝心なことは目に見えない」と言うのは、
サン・テグジュペリの「星の王子さま」の名台詞。

【送料無料】星の王子さま
価格:400円(税込、送料別)



真実を見極めるコツは、目と心の中にある。


関連記事