2016年02月16日
鎌倉・海街・屋敷街
昨年公開で評判を呼んだ、是枝裕和監督の映画「海街diary」再見。

鎌倉の古い屋敷に暮らす3姉妹が腹違いの妹を迎え入れ、
色んな想いを抱え鎌倉の四季を映しながら家族の絆を紡いでいく物語。
出演は4姉妹に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。
共演が樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュン等の監督好みの女優陣に
堤真一、リリ-・フランキー、加瀬亮、鈴木亮平といった男優陣。
4姉妹の美しさに見惚れ、それに負けない個性やコラボレーションも楽しい。
しっかり者のまとめ役を背負った綾瀬はるかの意外としなやかな演技力、
長い手足が色っぽく自由奔放に見えて心の脆さがちらつく演技が見事な長澤まさみ、
間に挟まれほんわかとした雰囲気がクッション材になっている夏帆もいいし、
今でしか見られない若さと輝きを放つ広瀬すずがまぶしい。
若い頃の宮沢りえちゃんにも面影が何処か似て、兎に角可愛い♪
◎映画「海街diary」予告編
どうしようもない疲れた生活感が漂う大竹しのぶ。
「その話はこれでおしまい!」と口喧嘩の場を仕切る樹木希林。
出番は決して多くないが、この人にしか出来ない凄みを感じさせる。
桜のトンネルを自転車で滑走するシーンの美しさも忘れ難い。
「あの娘、かなり煮詰まっていたのね」 ※こんな表現力は見習いたい
「自分の居場所はココではないと気付いた」
「化粧すると、テンション上がるのよ」 ※新しい服も!
「私には息が詰まるだけだったけど、あんた達には大切な場所になってたなんて」
「私、人のダメな処ばっかり気になるのよね」
「ありゃ男だね。前にもいっぱい買物してきた事あったじゃん、失恋して」

▲以前CMで見たような、こんな大胆な?シーンも
「いいね、この服」
「じゃ、あげる」
「勝負服じゃないの?」
「私は服に頼らなくても、勝つ時には勝つ」

「こんなこと、酒呑まずに言えることではないよ~」 ※そんな事が多くて・・・
「あっ、これお祖母ちゃんのだ。お祖母ちゃんの臭いがする」
「あの子いろんな事があって、子供時代を奪われてたのよ」
「ここにいたい、ず~っと」
「あんた達が傍にいてくれて叔母ちゃん、安心して逝けたんじゃないやろか」
「もう直ぐ死ぬとわかってても、キレイなものをキレイと思えるのが嬉しい」・・・
奇しくも以前この映画は現代版「細雪」の風情と評したが、
個性の異なる4姉妹が繰り広げる嫋(たお)やかな時間が愛おしくなる。
姉妹達の成長が気になり、いつまでも見つめていたい。
監督や脚本の優しい視線と温かさ・丁寧な演出が、凄く心地良い映画だ♪

鎌倉の古い屋敷に暮らす3姉妹が腹違いの妹を迎え入れ、
色んな想いを抱え鎌倉の四季を映しながら家族の絆を紡いでいく物語。
出演は4姉妹に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。
共演が樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュン等の監督好みの女優陣に
堤真一、リリ-・フランキー、加瀬亮、鈴木亮平といった男優陣。
4姉妹の美しさに見惚れ、それに負けない個性やコラボレーションも楽しい。
しっかり者のまとめ役を背負った綾瀬はるかの意外としなやかな演技力、
長い手足が色っぽく自由奔放に見えて心の脆さがちらつく演技が見事な長澤まさみ、
間に挟まれほんわかとした雰囲気がクッション材になっている夏帆もいいし、
今でしか見られない若さと輝きを放つ広瀬すずがまぶしい。
若い頃の宮沢りえちゃんにも面影が何処か似て、兎に角可愛い♪
◎映画「海街diary」予告編
どうしようもない疲れた生活感が漂う大竹しのぶ。
「その話はこれでおしまい!」と口喧嘩の場を仕切る樹木希林。
出番は決して多くないが、この人にしか出来ない凄みを感じさせる。
桜のトンネルを自転車で滑走するシーンの美しさも忘れ難い。
「あの娘、かなり煮詰まっていたのね」 ※こんな表現力は見習いたい
「自分の居場所はココではないと気付いた」
「化粧すると、テンション上がるのよ」 ※新しい服も!
「私には息が詰まるだけだったけど、あんた達には大切な場所になってたなんて」
「私、人のダメな処ばっかり気になるのよね」
「ありゃ男だね。前にもいっぱい買物してきた事あったじゃん、失恋して」

▲以前CMで見たような、こんな大胆な?シーンも
「いいね、この服」
「じゃ、あげる」
「勝負服じゃないの?」
「私は服に頼らなくても、勝つ時には勝つ」

「こんなこと、酒呑まずに言えることではないよ~」 ※そんな事が多くて・・・
「あっ、これお祖母ちゃんのだ。お祖母ちゃんの臭いがする」
「あの子いろんな事があって、子供時代を奪われてたのよ」
「ここにいたい、ず~っと」
「あんた達が傍にいてくれて叔母ちゃん、安心して逝けたんじゃないやろか」
「もう直ぐ死ぬとわかってても、キレイなものをキレイと思えるのが嬉しい」・・・
奇しくも以前この映画は現代版「細雪」の風情と評したが、
個性の異なる4姉妹が繰り広げる嫋(たお)やかな時間が愛おしくなる。
姉妹達の成長が気になり、いつまでも見つめていたい。
監督や脚本の優しい視線と温かさ・丁寧な演出が、凄く心地良い映画だ♪
Posted by 夜更かし中年隊 at 12:12
│震える~シネマ