2015年12月17日

「母と暮せば」を一緒に見れば

もっと早くに!とは思っていたのだが、やっと映画「母と暮せば」を鑑賞。



もう息子には合えないと、思っていました。」

故:井上ひさしさんの構想を得て「おとうと」「小さいおうち」の山田洋次が監督
吉永小百合と二宮和也が親子役、黒木華・浅野忠信・加藤健一の共演。
物語りは長崎が舞台なので、大ロケーションが地元で話題になった。

監督・出演者の舞台挨拶付き「母と暮せば」試写会が長崎で開催された時、
舞台挨拶が終わると一部のファンが映画も見ずに退場し批判を浴びているが、
それを一番悲しんでるいのは退場した人がファンだという
他ならぬスター本人ではないだろうか?

◎映画「母と暮せば」予告編


自分もエキストラ出演した浦上での電車車庫内での撮影シーンは、
開映まもなく現われ「アッ!」と気付いて瞬く間に終了。
前ドアからはある会社の社長さん(たまたま知っていた)が乗り込み、
後ドアから二宮くんが走る電車に飛び乗るシーン。
「あの僅かのカットに一日掛かり?」と、映画撮影の大変さが偲ばれる。

◎「母と暮せば」ロケと有難き友人
http://hayaoki1951.noramba.net/e269857.html

壁一つで被害状況も違い助かったりする場合もあると言うが、
同じ教室・講堂にいながら原爆で跡形もなく消えて逝った息子に対し、
教鞭をとっていた教授はガラスの破片を受けながらも僅かは生き延びたという。
同じ状況下でも、被害者が受けたこの傷痕や残骸の差は?
例えば長崎原爆投下の8月9日の暑い日に、
大学生等は果たして学生服を着ていたのだろうか?
あの時代に医学生といえど、いくつかの英語を会話で使っていたのか?

そういう重箱の隅を気にしていたら、若い世代に伝わり難いのかも知れない。
多少は時代考証に目をつむる必要もあるのかな?
ましてや、被害妄想的になり易い原爆や戦争の悲劇や哀しみを伝えることの難しさ。
その点ではこの映画「母と暮せば」の話は、
親子の情愛を中心にしたことで万人が受け入れ感情移入し易くなっている。


 ▲年齢差を無視すれば、ホントの親子のようだった主役二人

それにしても、何と幸福な結末だろう
ニック・カサヴェテス監督「きみに読む物語」のラストシーンを想い出してしまった。
心残りのない、もう後悔することのない人生。
それは、山田監督が目指している生き方・エンディングなのかも知れない。

最後の後援・協力の字幕には、しっかり友人の名が刻まれていた。
いい作品と関わりが出来て良かったね♪




Posted by 夜更かし中年隊 at 21:41 │震える~シネマ

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
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