2014年12月23日

敬愛し憧れた映画評論家逝く

また、「我が師」と仰ぐ人が逝ってしまった。
品田雄吉さん84歳、多摩美術大名誉教授で映画評論家。
第1回からの報知映画賞審査員や多くの映画祭の選考委員・審査員などを歴任、
フリーの映画評論家として新聞・雑誌・TVなどで活躍されていた。

◎映画評論家の品田雄吉氏が死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00000549-san-movi

品田さんは映画評論家の荻昌弘さんに見出され、キネ旬編集部配属されたという。
荻昌弘さんも品田雄吉さんも、評論は専門的で映画への愛情に溢れ
「ああいう人になりたい」「あんな評論を書いてみたい」と思わせる
敬愛できて遠くから憧れる人物だった。
奥さんは映画監督・脚本家・映画評論家の田中千世子(ちせこ)さん。
少し前のキネ旬でも夫婦対談が掲載されていた。



品田先生とは一度、長崎で酒を飲み交わし映画を語り合った事がある。
「長崎キネ旬友の会」例会で〈品田雄吉先生を囲む会〉を企画、長崎に招いた。
きっとメンバーの誰かが何かの伝手があったのだろう、
場所は銅座の何処かの居酒屋の2階。
そこで映画界の事情や中央での流れ等、映画に関する様々な話が聞けた。

その当時観て感動したロマンポルノ作品(題名は忘却)について伺った。
先生もその作品をたまたまご覧になっていて、熱く真摯に語られてたのを覚えている。
話し振りはゆったりとして温厚で優しく、それでいて映画への想いは熱く、
まさに教授然とした雰囲気が漂っていた。
先生が奨める作品ならまず観てみよう・・・そんな信頼もあった。



誉め讃え映画宣伝マンみたいな評論家が多い中、
感性豊かで信頼がおける映画評論家は少ない。
柔軟性豊かに大きな器で映画を受け止め、
的確な批評をくだす数少ない評論家が品田雄吉さんだった。

合掌。





Posted by 夜更かし中年隊 at 13:52 │人物探訪

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
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