2014年06月30日

スポーツ新聞か!?の嬉しい題名小説「快挙」

ここんとこトンとご無沙汰の読書熱・・・
早朝4時過ぎに早起きしたので久し振り読書に填り込もうと、
白石一文著「快挙」を寝転がって読み始める。

あの日、月島の路地裏であなたを見つけた。
これこそが私の人生の快挙。
しかし、変質しない夫婦関係などない。
〈罪と罰を抱き共に生きる〉それこそが、結婚。
若い二人の数十年間を通して、愛の在処を探る傑作夫婦小説・・・が売り文句。


 ▲直木賞作家・白石一文作品は全て読破したい

まず驚いたのが主人公の職業。
外国人専用のホテルで、夜中から早朝までのフロントをやっている。
ナイトフロント?えっ、今のオイラと同じ?
退職後この職に就き、初めて同じ職種の小説に出会い、
心は一気に小説の主人公に同化した。


 ▲深夜のフロント。明け方に帰還のお客様も・・・

ホテルマン出身の作家と言えば、まず森村誠一氏。
ホテルで出会う人達の、色んな素顔や局面を観察する楽しみがある。
しかしこの小説「快挙」では、その職業に余り重きを置かない。

この本にも、好きな台詞や言葉がたくさん散りばめられている。

二人が出会い、より接近するシーン。
「ずっと待っていたのに、帰るのはもっとずるいわ」
    ※こんな粋な台詞を、一度は言われてみたいもんだ♪
「男の人と同じように夢を追いかけたら、せっかく女に生まれた甲斐がないじゃない。
 惚れた男の夢に乗っかるのが、女の醍醐味だと私は思ってる」
「才能ってのは草花じゃなくて、樹木だと僕は思っているんです。
 人間があれこれ手を加えなくても、大きくなる木は勝手に大きくなるんです」
「女性と男性の決定的な差異は、論理性の有無だ」
「逆境に放り込まれた時こそ、夫婦の真価が試される」・・・

この作家にしては意外なハッピーエンドに、心境の変化を感じる。
職を変えたり引っ越したり、いろんな人と巡り合ったり別れたり。



蝸牛(カタツムリ) 一寸先は 緑の葉」なんて名句もある。
先をどんなに憂いても、どんなにじたばたしても、
状況があまり変わらない、気分が優れない時だってある。
行き詰まった時は、とにかく何かで気分一新するしかないのだ。

100

これがどん底と言える内は、本当のどん底ではない」~リア王~
小説とは読み終えて、〈ここに人生がある〉と感じさせてくれるもの」~バルザック~




Posted by 夜更かし中年隊 at 13:06 │震える一冊

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プロフィール
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夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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