2014年05月09日

安西水丸さん的魅惑の生き方

イラストレーター・漫画家・エッセイスト・作家・・・と
いろんな活躍をされていた安西水丸(みずまる・本名:渡辺昇さん)が、
3月19日午後9時7分脳出血のため71歳で逝去された。

◎村上春樹さんとの名コンビ 安西水丸さん逝く
http://dot.asahi.com/wa/2014040800025.html

現在発売中の「キネマ旬報」(2014.5.下旬号)には、
特集〈安西水丸「と」映画〉が掲載されている。
キネ旬には読者賞も受賞した、水丸さんの「シネマ・ストーリー」ページがあり
あのヘタウマ風ほのぼのイラストと観た映画の感想が記されていた。


 ▲キネ旬に掲載されてる安西水丸さん

1942年7月22日東京生まれ。
幼少の頃に重い喘息を患い、母の郷里・千葉県千倉町へ移住し感性が育まれる。
その少年時代を基にして書かれた回想小説「荒れた海辺」は、
「フェリーニのアマルコルド」の房総版とも呼ばれている。
安西水丸さんの経歴等については、ほぼこちらで網羅されている。

◎イラスト画家の安西水丸さん死去 村上春樹作品に執筆中
http://aosiru.info/?p=3710

約40年間、常に自然体でず­っと変わらず第一線で活躍されてきた。
〈自然体〉でいることは、簡単なようでとても難しい。
キネ旬の記事で、安西水丸さんの人となりを感じ取ることが出来る。

「少年の目を持った、孤独な観察者」
「頑張ろうとは思わない」
「本当に穏やかな人で、喧嘩もからむことも自慢もなく〈山羊さん〉みたいな人」
「飄々として、周りに不必要な緊張感を与えることがない」
「見せびらかすのって恥ずかしい」
「イヤな仕事はしない、無理に自分を押し曲げることはしない」
「絵は上手くなるよりは、好きでいることの方が難しい」
「どんなにつまらない映画でも、3秒いいシーンがあればそれで充分」
「作り手だけじゃなく、見る人の素養も非常に大切」
「優しさの底に、危険人物の一面がある。
 普通の人なら避けるようなきわどい場面に進んで入り込み、
 スリルを楽しんでるようにも見えた」・・・・

YouTubeでは「四番­目の美学」や「一筆主義」他、
安西さんの発想の種が披露され面白くてタメになるトークが展開されている。

◎『TOKYO DESIGNERS WEEK.tv-茂木健一郎の発想の種


「確かなオリジナリティ、排除する力」
「シンプルで、誰にも真似できない強さ」
「脱抑制」「自分の姿をさらけ出す」・・・、学び実行して行きたいことは多い。


 ▲偉大なイラストレーター2人、和田誠氏と。

親交が深かった方々の追弔の言葉。

◎放送作家で「おくりびと」の脚本家:小山薫堂氏(くまモン生みの親でもある)
「水丸さんの生き方を見て勇気を貰ったし、
 こんな大人になりたいと強く思えるようになった。
 こんな楽しそうに生きられるのなら、この先の人生悪くないな、と。」

◎作家:角田光代さん
「すごい人だと会う前から知っていたけれど、
 こういう静かなすごさは、会ってはじめてわかるのだなと思った。」
「水丸さんはたましいが軽妙酒脱だった。
 思ってもいないことは口にしないし口にしたことは本音で、だから実行する。」

◎作家・エッセイスト:嵐山光三郎氏
「昔からの友だちは自分の一部である。
 呆然と立ちつくすだけで、涙も出ない。
 私のある部分がポコッと崩落してしまった。
 ただ喪失の中にいるだけだ。」





Posted by 夜更かし中年隊 at 12:33 │人物探訪

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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