2014年02月03日

小説の匂い?体臭を感じる文章

今日2日の朝刊、M新聞「余禄」には妙に納得させられた。

「最近の小説って、においが感じられない・・・」に始まり、
人間の欲望を抉った小説が多い社会派直木賞作家・黒岩重吾氏の言葉、
「登場人物に体臭がせえへん。
 安物(やすもん)の人形が動いてるみたいや」という表現力。

小説の匂い?体臭を感じる文章
 ▲人生の機微を歌った直木賞作家・黒岩重吾

◎余録:最近の小説って、においが感じられない・・・
http://mainichi.jp/opinion/news/20140203k0000m070079000c.html

におい・体臭・香りをプンプン漂わせたり感じさせたりする人物は、
現代では疎まれ流行らないのか?
小説に限らず人物や嗜好品にも、無色・無臭・透明・草食系が増殖し闊歩する。

匂いや個性を強烈に放つ人物は、希少価値になってきてるのか?
確かにそういう人物が傍にいると、暑苦しいし五月蠅くもある。
しかし、いろんな人達がいてこそ世の中は面白い。
特徴があり濃い人物は、一度会うと忘れられなくなる。
強烈な臭いは勘弁だが、個性で際立つ人物はず~っといて欲しいなぁ。




Posted by 夜更かし中年隊 at 16:48 │震える言葉

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
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