2014年01月20日

メクメク上達?「現代川柳のバイブル 名句1000」

NN新聞の読書館で紹介されていた郷土の本、
熊本川柳協会監事の黒川孤遊著「現代川柳のバイブル 名句1000」。

川柳は17音字で人間を描く文学」とかで、
昨今の川柳は「ダジャレ・言葉遊びに終わっている」傾向を憂い、
「苦悩し汗を流し、あるいは権力と戦いながら、
川柳を〈文学〉として止揚しようとして詠まれた明治以降の名句1000」を掲載した本。

メクメク上達?「現代川柳のバイブル 名句1000」

〈ダジャレ〉や〈言葉遊び〉も現代を映す鏡。
川柳には色んな面があってもいいと、オイラは思うんだけどね。

「妻をころして ゆらりゆらりと 訪ね来よ」
   「逢うてきた 火のてのひらで 米をとぐ」・・・

メクメク上達?「現代川柳のバイブル 名句1000」
 ▲米をとぐ所作にも詩がある

確かに、熱くて痛くて心意気が感じられる。

〈愛・恋〉(※どう違う?)〈家〉〈酒〉〈旅〉〈食〉等のテーマ毎に分類。
庶民の生活と心情・世相や風俗に彩られた作品の下段に、
豊富な注釈が添えられ、より深い理解・解釈を助けてくれるという。

人生の機微や人間の喜怒哀楽・社会批評等を凝縮した「川柳」を通すと、
人の逞しさや涙と笑いで人生が愛おしくなってくる。





Posted by 夜更かし中年隊 at 16:50 │震える一冊

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 長崎(市)情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村にほんブログ村 オヤジ日記ブログ お茶目オヤジへ
にほんブログ村
My Yahoo!に追加
Googleに追加
Bloglinesに追加
Powered by SEO対策 RSSプラス
  • SEOブログパーツ
キネ旬オンライン・ショップ
< 2024年03月 >
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
プロフィール
夜更かし中年隊
夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
PR
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 98人