2014年01月05日

早春に映画「晩秋」を観る

結構好きな映画「晩秋」(1989年)、もう何度目の鑑賞になるのかな?

年老いた両親の姿を通し家族の絆を見つめ直す、感動的なヒューマン・ドラマ。
製作総指揮にスピルバーグファミリーが絡んでいて、
家族向き作品だが決して甘い作品ではなく、大人が味わうべき良心作。
ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ監督。
ジャック・レモン、テッド・ダンソン、オリンピア・デュカキス他の共演。

早春に映画「晩秋」を観る

映画コピーが的確で、解りやすくていい♪
  祖父・父・息子
  しのび寄る別れの予感に、それぞれの思いが優しく切ない・・・


67才で78才の老け役を演じたレモンの演技力が胸を打ち、ホント泣かせる。
老後はどうあるべきか?家族としてどう迎えるべきか?
介護を通じて微妙に変化していく家族の絆。
この映画の息子は、「老後を看取るのは子供の責任」と言い放ち立派!(過ぎる?)
レモン&デュカキス老夫婦の、微妙に変化していく関係性の危うさ。
ジェイク~ジョン~ビリー親子三代の、ある意味理想的な心の交流も素晴らしい。

早春に映画「晩秋」を観る
 ▲理想的な親子三代に見えるが・・・

一度はもうダメか?という親父が奇跡的に回復。
医師が言う、「あなたの愛が、お父さんを連れ戻した」。

「親父は何処?」「棒高跳びでもやってんじゃない?」
深刻になりがちな話を、ユーモアやお笑いを交えて展開させる手腕も見事。

ジャック・レモンが息子に言う最期の言葉。
「いろいろあったが、お前を見ているとこれで良かったと思ってる」

人生を肯定的に見ることで、安らぎが得られることもある。






Posted by 夜更かし中年隊 at 12:23 │震える~シネマ

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
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