2013年07月02日
ある家族の鮮烈な生き様「ザ・ファイター」
DVDで映画「ザ・ファイター」(2010年)を再鑑賞。
映画館でもそのファイトシーンに熱くなったが、
主演は爆笑傑作「テッド」等で好調の〈マーク・ウォールバーグ〉。
少し気は弱いが心優しく、少年心を忘れない、物怖じしない・・・
「マークを眺めていると、じんわり幸せになってくる」と言うファンも多く、
人の良さそうなキャラとも本心ともとれる人物像が好感を呼ぶ。
▲ポスターからは映画の深さは伝わらないが・・・
「ザ・ファイター」は、そのマーク・ウォールバーグ自ら製作・主演を果たした作品。
実在のボクサー〈ミッキー・ウォード〉の波瀾のボクシング人生を映画化した、
世界チャンピオンを目指すちょっと変わった恋人・兄弟・親子・家族の
転落と成功の両極端を味わった波乱の人間ドラマ。
監督は「世界にひとつのプレイブック」も話題のデヴィッド・O・ラッセル。
出演者全員が素晴らしい!と、言いたい程の見事な演技のアンサンブル。
兄を演じるクリスチャン・ベールの粗野で無教養な役作りは圧巻だし、
メリッサ・レオの母親兼マネジャー役の威圧感態度も一見の価値。
場末のバーガール役エイミー・アダムスは、
今まで清純派に近い役処が多かっただけにドッキリ!する演技派に変身。
敵意丸出しの女家族軍団に一歩も引かない鼻っ柱の強さは、
女家族の特異な存在も強烈で面白く注目!
▲昔は「魔法にかけられて」でお姫様役もこなしたエイミー
キーワードが「紙ナプキン」となる忘れ難いシーンが一つ。
バーで父親の後押しを受けデートを申し込むマークと、
言い寄る男を値踏みするエイミーとのカウンター越しの絶妙の駆け引き。
「どうせ噛ませ犬でしょ」
「上を目指すボクサーの踏み台と聞いたけど?」
「仕事中に(酒を)飲まないと、自分が嫌になる」・・・
アポがメモられた「紙ナプキン」を手にニンマリ!のマークの表情がやっとゆるむ。
ドラマはこの後から怒涛の急展開をしていく・・・
◎映画『ザ・ファイター』予告編
ゴールデン・グローブ賞をはじめ2010年度各映画賞を席巻した作品で、
アカデミー賞では主要の作品賞・男女助演賞・脚本賞・編集賞等にノミネート。
クリスチャン・ベイルがアカデミー賞助演男優賞、メリッサ・レオが助演女優賞を受賞。
しかし控え目な主役のマーク・ウォールバーグもいいし、
メリッサ・レオと助演賞を競ったエイミー・アダムスも抜群に素晴らしい。
女性陣に押され気味の親父やポリスのトレーナー役も渋くて、
目を凝らせて鑑賞すると見所いっぱいの傑作なので、お見逃しなく!
映画館でもそのファイトシーンに熱くなったが、
主演は爆笑傑作「テッド」等で好調の〈マーク・ウォールバーグ〉。
少し気は弱いが心優しく、少年心を忘れない、物怖じしない・・・
「マークを眺めていると、じんわり幸せになってくる」と言うファンも多く、
人の良さそうなキャラとも本心ともとれる人物像が好感を呼ぶ。
▲ポスターからは映画の深さは伝わらないが・・・
「ザ・ファイター」は、そのマーク・ウォールバーグ自ら製作・主演を果たした作品。
実在のボクサー〈ミッキー・ウォード〉の波瀾のボクシング人生を映画化した、
世界チャンピオンを目指すちょっと変わった恋人・兄弟・親子・家族の
転落と成功の両極端を味わった波乱の人間ドラマ。
監督は「世界にひとつのプレイブック」も話題のデヴィッド・O・ラッセル。
出演者全員が素晴らしい!と、言いたい程の見事な演技のアンサンブル。
兄を演じるクリスチャン・ベールの粗野で無教養な役作りは圧巻だし、
メリッサ・レオの母親兼マネジャー役の威圧感態度も一見の価値。
場末のバーガール役エイミー・アダムスは、
今まで清純派に近い役処が多かっただけにドッキリ!する演技派に変身。
敵意丸出しの女家族軍団に一歩も引かない鼻っ柱の強さは、
女家族の特異な存在も強烈で面白く注目!
▲昔は「魔法にかけられて」でお姫様役もこなしたエイミー
キーワードが「紙ナプキン」となる忘れ難いシーンが一つ。
バーで父親の後押しを受けデートを申し込むマークと、
言い寄る男を値踏みするエイミーとのカウンター越しの絶妙の駆け引き。
「どうせ噛ませ犬でしょ」
「上を目指すボクサーの踏み台と聞いたけど?」
「仕事中に(酒を)飲まないと、自分が嫌になる」・・・
アポがメモられた「紙ナプキン」を手にニンマリ!のマークの表情がやっとゆるむ。
ドラマはこの後から怒涛の急展開をしていく・・・
◎映画『ザ・ファイター』予告編
ゴールデン・グローブ賞をはじめ2010年度各映画賞を席巻した作品で、
アカデミー賞では主要の作品賞・男女助演賞・脚本賞・編集賞等にノミネート。
クリスチャン・ベイルがアカデミー賞助演男優賞、メリッサ・レオが助演女優賞を受賞。
しかし控え目な主役のマーク・ウォールバーグもいいし、
メリッサ・レオと助演賞を競ったエイミー・アダムスも抜群に素晴らしい。
女性陣に押され気味の親父やポリスのトレーナー役も渋くて、
目を凝らせて鑑賞すると見所いっぱいの傑作なので、お見逃しなく!
Posted by 夜更かし中年隊 at 13:45
│震える~シネマ