2013年05月12日

文化の香りか恋愛ゲームか?「ジェイン・オースティンの読書会」

少し前のDVDを引っ張り出して、
全米ベストセラーの映画化「ジェイン・オースティンの読書会」鑑賞。

〈オースティン〉の本を読んで感想や生き方等を語り合う「読書会」をモチーフに、
個性豊かな参加者たちの人間模様を綴ったヒューマン・ドラマ。
「若草物語」「SAYURI」等の脚本家、ロビン・スウィコード初監督作。

文化の香りか恋愛ゲームか?「ジェイン・オースティンの読書会」

「ジェイン・オースティン」は1775年12月16日イギリス生まれの小説家。
18世紀頃のイングランド中流社会を舞台に、
女性の私生活を皮肉と愛情を込めて赤裸々に描き、
近代イギリス長編小説の頂点とされている女流作家。

「高慢と偏見」「プライドと偏見」「エマ」など何度も映画化された作品も多いし、
アン・リー監督の「いつか晴れた日に」(1995)は「分別と多感」を映画化したもの。
これでエマ・トンプソンがアカデミー脚色賞を受賞。
2007年にはアン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ主演で、
オースティンの若き日を描く「ジェイン・オースティン 秘められた恋」も公開された。

文化の香りか恋愛ゲームか?「ジェイン・オースティンの読書会」
 ▲ジェイン・オースティン 女流作家ならではの世界

「オースティンは人生最高の解毒剤」
「オースティンは読む人をその気にさせる」
「オースティンは地雷原!」・・・
本から感じらるのは、参加者たちの悲喜交々の人生模様。

好きな作家・作品を仲間と一緒に集まり、解釈や人物などを話し合う「読書会」。
「ジェイン・オースティンの読書会」では、
年齢や価値観が違う様々な人物たちの抱える悩みや環境が、
オースティンのいろんな小説に絡めながら、語られ描かれるところが面白い。
ちょっと出来過ぎのラストシーンではあるが、所詮映画や物語。
慈しみの大きな心で、大人向けの洒落たコメディを楽しもう。

本だけでなく映画や鉄道・スポーツ・アニメ・・・など、
好きなことは大いに語り合い披露しあって人生を分かち合おう。
ちなみにオイラ、オースティンの映画は数本見てるが本は未読でヤンスface07




Posted by 夜更かし中年隊 at 11:23 │拡がる世界

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
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