2013年02月20日

古本屋の世界が拡がる「佃島ふたり書房」

湊かなえの小説「夜行観覧車」では、女性の毒気に圧倒され疲れてしまった。

今読んでるのが、出久根達郎著「佃島ふたり書房」。
実際に古本屋を営んでいる作者が、古本屋を題材にして直木賞を受賞した作品。


 ▲こんな風に知識を会得できたら・・・

三浦しをんの本屋大賞「舟を編む」は、
言葉への拘りと出版界の辞書製作の舞台裏が覗けて楽しめたが、
三浦しをんの作品にも、「月魚」とい古本屋の話がある。
この「佃島ふたり書房」も、
今は地方ではほとんど見掛けなくなった古本屋の世界が活写されている。
世界は違うが、人を見る目・本や言葉への拘り方に共通するものがある。

◎古本屋さんという商いは、よその物売りの数倍商品に愛情を持たなくてはなりませんよ。
 店主の本への思い入れの深さが客を呼ぶんです。
 客は本の中身ですからね。本を邪険に扱う店には寄り付かない。
◎人が目の色を変えて買うからには、その商品には何かがある。
 儲けた損したはひとまず措いて、本に親しむこと。
 本を楽しむこと。本を慈しむことです。
◎古本屋の商売はね、人よりたくさん勉強した者がうるおう。
 勉強して、一つでも知識を身につける者が勝ちなんです。



出久根氏は1944年3月31日、茨城県生まれ。
中学校卒業後、集団就職で上京。月島の古本屋「文雅堂書店」の店番をしていた。
1973年独立し、杉並区で古書店「芳雅堂」を営みながら作家デビュー。
「本のお口よごしですが」で講談社エッセイ賞。
「佃島ふたり書房」で第108回直木賞受賞。

「本」と「映画」と「友人」と「酒」と「旅」と「カラオケ」と「美味しい料理」と・・・
好きなモノに囲まれた生活を、いつも夢見ている。





Posted by 夜更かし中年隊 at 12:29 │拡がる世界

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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
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