2012年04月25日
本を読む馬鹿、読まない阿呆
少し前に読んだ本、村山 由佳著「星々の舟」と道尾 秀介著「月と蟹」。
共に直木賞受賞作で読み応えはあるのだが・・・
「星々の舟」、愛とは?家族とは?幸せとは?何かを
一家族の変遷を辿って描くテーマは面白いのだが、
如何せんストーリーの核となる兄妹を巡る近親相姦の話に最後まで馴染めず(^_^;
「月と蟹」は、小学生の「ヤドカミ様」へのたわいなくも残虐な儀式や願い事など
やりきれない思いと暗さが充満して、読後も辛い作品だった。
そこで何とか気分転換したいと、今読んでると言うより目を通している本が、
メガミックス編「人生を教えてくれた傑作!広告コピー516」。
「ハートをあげる。ダイヤをちょうだい」(サントリー/バレンタインギフト)
女性は男の恋心を逆手に、物をおねだりする天才。
そうと知っていながら、贈り物をする男心。
「いい女になるためには、悪い女にもならなくちゃあね」(マリークワントコスメッチックス)
キレイなだけで優等生の女の子より、
ワガママだったりチョッピリ意地悪な女に、男は魅力を感じる?
「アホに頭を下げていませんか」(ローヴァ/求人広告)
アホだけど上司、そんな人がいます。
そんな会社にいて卑屈になるのは、もっとアホ。

感動と共感の名作コピーに、簡潔で言い得て妙の洒落た解説。
優れたコピーは時代を鋭敏に切り取った格言。
共に直木賞受賞作で読み応えはあるのだが・・・
「星々の舟」、愛とは?家族とは?幸せとは?何かを
一家族の変遷を辿って描くテーマは面白いのだが、
如何せんストーリーの核となる兄妹を巡る近親相姦の話に最後まで馴染めず(^_^;
![]() 星々の舟 文春文庫 / 村山由佳 ムラヤマユカ 【文庫】 |
「月と蟹」は、小学生の「ヤドカミ様」へのたわいなくも残虐な儀式や願い事など
やりきれない思いと暗さが充満して、読後も辛い作品だった。
![]() 月と蟹 道尾秀介 著/文藝春秋 |
そこで何とか気分転換したいと、今読んでると言うより目を通している本が、
メガミックス編「人生を教えてくれた傑作!広告コピー516」。
![]() 傑作!広告コピー516 人生を教えてくれた (文春文庫) (文庫) / メガミックス/編 |
「ハートをあげる。ダイヤをちょうだい」(サントリー/バレンタインギフト)
女性は男の恋心を逆手に、物をおねだりする天才。
そうと知っていながら、贈り物をする男心。
「いい女になるためには、悪い女にもならなくちゃあね」(マリークワントコスメッチックス)
キレイなだけで優等生の女の子より、
ワガママだったりチョッピリ意地悪な女に、男は魅力を感じる?
「アホに頭を下げていませんか」(ローヴァ/求人広告)
アホだけど上司、そんな人がいます。
そんな会社にいて卑屈になるのは、もっとアホ。

感動と共感の名作コピーに、簡潔で言い得て妙の洒落た解説。
優れたコピーは時代を鋭敏に切り取った格言。
Posted by 夜更かし中年隊 at 01:46
│震える言葉