2012年03月12日

3.11をめぐる重い言葉

昨年の3.11東日本大震災から1年目を迎える、今年は日曜日。
前年の3.11がもし休日だったら、
一緒にいた家族も多かっただろうし形も変わっていただろうと思う。



多くの犠牲者が出た陸前高田市の住職。
身元不明の白布の遺骨を預かり、毎日読経を唱えている。
「毎日忘れずに拝んでいる人がいることで、
遺族や、まだ必死で探してる家族が、少しでも安らぎを感じてくれるかも知れない」

6歳の孫が未だ行方不明のお爺ちゃん。
これ迄3度、夢に出てきたと言う。
夢で「大きくなったなぁ」と抱きしめると重みがなく、目が覚める。
「辛いことは忘れようとした。でも忘れられない」

「遺体が見つかる迄は、葬儀もできない」
「遺体が見つからなくても、葬儀だけはしたい」・・・
残された家族には、いろんな思いがある。
1年を節目に、葬儀を執り行う家族が目立ってきたと言う。

今年のアカデミー賞ドキュメンタリー短編映画候補だった「津波そして桜」。
監督したのはイギリス人ルーシー・ウォーカーさん。



ロンドンで両親を相次いで亡くし、
癒されたのが学校にあった咲き誇る桜の木だった。
20代前半に2度日本を訪れ、桜と日本人の関係に興味を抱き、
桜をテーマに短編映画を撮影中、大震災に見舞われる。
原発事故に怯えながらも民宿を拠点に撮影を行い、見事アカデミー賞候補に!
「自分の体験を誰かに伝えることで、気持ちが楽になる。
自分と異なる環境で生きる人々と触れ合い、多くのことに気付かされる。
ドキュメンタリーの醍醐味です。」
「津波そして桜」は、全米の学校を中心に上映が行われている。

追悼式で宮城県代表、石巻市の奥田さん。
長男・長女・両親・親戚40人を失った。



長男は3月5日に結婚式をあげ、11日は婚姻届の予定だった。
その時新婦には新しい命が育っていて、昨年7月に女の子が誕生した。
「身重の妻を残して、どんなに無念だったか。
この母がかわらせて貰いたかった」
「寂しい。みんなが揃っているお墓に行くと心が安らぐ」
「子供達が望む母でいよう。こんな時、両親は何て言うんだろう」
そう思うことで亡くした家族と、心の中で一緒に暮らしている。
「孫の成長が、生きる希望に繋がっている」

追悼式典での天皇陛下の御言葉。
「大震災の記憶を忘れることなく子供に伝え、
防災に対する心掛けを育み、
安全な国土を目指して進んでいくことが大切だと思います」

思いは一つ、残された者は希望を抱いて前に進むしかない。





Posted by 夜更かし中年隊 at 11:08 │震える言葉

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夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
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