2015年11月16日
ひょこひょこ「吉田修一サイン会」へ
夜勤明けで「東公民館祭り」へ朝から立ち寄ったりして、
仮眠そこそこに14時からの芥川賞作家「吉田修一サイン会」へ出掛けた。
地元長崎出身の作家:吉田氏の新刊「作家と一日」発売記念に、
長崎駅アミュプラザのメトロ書店が企画・実現したもの。
本は数日前に購入し、サイン会の整理券番号は42番。
これがないと参加出来ないらしい。
▲サイン会の整理券
メトロ書店へ慌てて到着すると、特設会場でアナウンスが流れた。
「サイン会のお客様は、こちらからお並び下さい。」
整理券番号順に並ぶものとばかり思っていたのだが、
券持参であれば順番は関係ないらしい。
▲「吉田修一サイン会」の看板
丁度一番手前にいたオイラが何と!列のトップになっちまった。
「一番って、何だか緊張するなぁ」と思い、
後ろの叔母さんに「順番変わりましょうか?」と声を掛けるも遠慮されてしまう。
その方は待ち時間に作家:吉田さんへの思い入れを熱く語られ、
夫婦で参加されているという旦那さんは文庫本を持って後ろでニコニコ・・・
主催者と作家吉田修一の短いご挨拶があって、即サイン会。
▲只今サイン中!の吉田氏
「この本では〈深夜の友情〉が面白かったです。」
「ああ、夜中に友達と歩き回るという話ね。」
「お住まいは?」「水族館の近くの宿町です。」
「昔、水族館には何度か遊びに行ったことがあるよ。まだ、あるの?」
「今はペンギン水族館になっています。」
「地元で応援していますから、頑張って下さい。」・・・
そんな何てことない話をちょっとしながらサインを戴き、最後に握手。
▲日付入りにして欲しかったサイン本。
車の中で、いろんな事を考えながら帰った。
吉田修一って結婚してたっけ?
自身の作品で、一番のお気に入りの本や映画化作品は何だろう?
長崎出身の吉田修一と福山雅治は同世代だっけ?
福山の婚約発表で「福山ロス症候群」になった人が周囲に数人いたが、
吹石一恵はいい嫁さんになりそうだ。
福山は伊達に歳とってないなぁ。(我ながら何処まで上から目線?)
・・・等と考えていたら、偶然にも目の前に「福山」ナンバーの車発見!
▲「福山」ナンバーを信号待ちにパチリ!
ちなみに、吉田修一は1968年9月・福山雅治は1969年2月生まれ。
学校は違えど、同じ歳の同級生になるのだ。
東高後輩の歌手・俳優で頑張っている竹本孝之は1965年4月生まれ。
渡辺 和子著「置かれた場所で咲きなさい」ではないが、
長崎出身の中年組?が夫々の場所で頑張っている姿はちょっと嬉しい♪
「作家と一日」の中の一編〈深夜の友情〉とは、こんな話。
夜に暇つぶしに歩いていると、「俺も一緒に歩こうかなぁ」と友達が付いてくる。
しかし、歩いていても話すでもなくウォークマンで音楽を聴いている。
「喋らないなら、一緒に歩くこともないよ。」と言うと、
「ごめんごめん」とイヤホンを外すが、改めて話すことは何もない。
無言のままなので「別にいいよ、音楽聴いてても。」と言うと、また音楽鑑賞に戻る。
夜中にとぼとぼ男が二人。
「音楽聴くなら、別に一緒に歩くことでもないか?」
「そうだな。じゃ」と家に戻ろうとする。
「帰るつもりだろ?」「ああ」
「別に帰れとは言ってないだろ?いいよ、一緒に歩いてても。」
また音楽を聴きながら、二人は一緒に歩き出す・・・
そんなどうしようもない、とりとめのない話。
なのに、何か笑えて身に覚えのある話。
仮眠そこそこに14時からの芥川賞作家「吉田修一サイン会」へ出掛けた。
地元長崎出身の作家:吉田氏の新刊「作家と一日」発売記念に、
長崎駅アミュプラザのメトロ書店が企画・実現したもの。
本は数日前に購入し、サイン会の整理券番号は42番。
これがないと参加出来ないらしい。
▲サイン会の整理券
メトロ書店へ慌てて到着すると、特設会場でアナウンスが流れた。
「サイン会のお客様は、こちらからお並び下さい。」
整理券番号順に並ぶものとばかり思っていたのだが、
券持参であれば順番は関係ないらしい。
▲「吉田修一サイン会」の看板
丁度一番手前にいたオイラが何と!列のトップになっちまった。
「一番って、何だか緊張するなぁ」と思い、
後ろの叔母さんに「順番変わりましょうか?」と声を掛けるも遠慮されてしまう。
その方は待ち時間に作家:吉田さんへの思い入れを熱く語られ、
夫婦で参加されているという旦那さんは文庫本を持って後ろでニコニコ・・・
主催者と作家吉田修一の短いご挨拶があって、即サイン会。
▲只今サイン中!の吉田氏
「この本では〈深夜の友情〉が面白かったです。」
「ああ、夜中に友達と歩き回るという話ね。」
「お住まいは?」「水族館の近くの宿町です。」
「昔、水族館には何度か遊びに行ったことがあるよ。まだ、あるの?」
「今はペンギン水族館になっています。」
「地元で応援していますから、頑張って下さい。」・・・
そんな何てことない話をちょっとしながらサインを戴き、最後に握手。
▲日付入りにして欲しかったサイン本。
車の中で、いろんな事を考えながら帰った。
吉田修一って結婚してたっけ?
自身の作品で、一番のお気に入りの本や映画化作品は何だろう?
長崎出身の吉田修一と福山雅治は同世代だっけ?
福山の婚約発表で「福山ロス症候群」になった人が周囲に数人いたが、
吹石一恵はいい嫁さんになりそうだ。
福山は伊達に歳とってないなぁ。(我ながら何処まで上から目線?)
・・・等と考えていたら、偶然にも目の前に「福山」ナンバーの車発見!
▲「福山」ナンバーを信号待ちにパチリ!
ちなみに、吉田修一は1968年9月・福山雅治は1969年2月生まれ。
学校は違えど、同じ歳の同級生になるのだ。
東高後輩の歌手・俳優で頑張っている竹本孝之は1965年4月生まれ。
渡辺 和子著「置かれた場所で咲きなさい」ではないが、
長崎出身の中年組?が夫々の場所で頑張っている姿はちょっと嬉しい♪
「作家と一日」の中の一編〈深夜の友情〉とは、こんな話。
夜に暇つぶしに歩いていると、「俺も一緒に歩こうかなぁ」と友達が付いてくる。
しかし、歩いていても話すでもなくウォークマンで音楽を聴いている。
「喋らないなら、一緒に歩くこともないよ。」と言うと、
「ごめんごめん」とイヤホンを外すが、改めて話すことは何もない。
無言のままなので「別にいいよ、音楽聴いてても。」と言うと、また音楽鑑賞に戻る。
夜中にとぼとぼ男が二人。
「音楽聴くなら、別に一緒に歩くことでもないか?」
「そうだな。じゃ」と家に戻ろうとする。
「帰るつもりだろ?」「ああ」
「別に帰れとは言ってないだろ?いいよ、一緒に歩いてても。」
また音楽を聴きながら、二人は一緒に歩き出す・・・
そんなどうしようもない、とりとめのない話。
なのに、何か笑えて身に覚えのある話。