2015年07月23日
まだまだ、まだまだ「城アラキ」の世界
学ぶことが多い酒にまつわる話を、又々作家「城アラキ」の語録から。
「どんなワインを飲むか?が問題なのではない。
誰と、いつ、何故その一本を開けるのか?が問題なのだ。」
「高級ワイン一本を一人だけで味わうほど狷介(けんかい)には成りきれぬ。
味わい、歴史、感動、何でもいい。
人は〈美味しいね〉と語り合える相手=共感が欲しいのだ。」
「実は、高いワインの難しさは金額ではなく、
そのワインを開けたいと思える人と出会えるか?なのだ」
「ワインの涙:グラスワインの液面近くのガラス内壁に、
絶え間なく形成されては零れ落ち 続ける無色の液滴。
特にアルコール度数の高いワインで見られる。」
▲ワインの涙。〈ワインの脚〉〈教会の窓〉とも。(C) Robert S. Donovan
「女性バーテンダーは誰しも何かを見捨て、カウンターに立っています。
何かを捨てる覚悟があれば、女性バーテンダーは男性バーテンダーより強い。」
「〈ロマネ・コンティ〉今だとお値段軽自動車一台分。
誰のためなら、この一本を開けられますか?」
▲これが〈ロマネ・コンティ〉。軽自動車とどっちを取る?
「会いたいと思って、永遠に会えぬ人がいる。
別れようとして別れられぬ人もいる。
結ぼうとして結べぬ縁も、切ろうとして切れぬ縁もある。
人はグラスの向こう側に、過去の縁や彼岸の縁まで見る。」
「かって酒、特に〈密造酒〉は神の恵みだった。」・・・
まだ社会経験も乏しく、あまり酒も飲めない(今もか?)20代前半の頃、
そんなオイラを酒場に誘い、よく引き連れていってくれた先輩がいた。
新しい店を覗いたり、女の娘(こ)が目当てだったり、
呑み仲間と騒ぐのが好きだったり、二人で議論するのを愉しんだり・・・
「大事なことは酒場で教わった」気がする。
「どんなワインを飲むか?が問題なのではない。
誰と、いつ、何故その一本を開けるのか?が問題なのだ。」
「高級ワイン一本を一人だけで味わうほど狷介(けんかい)には成りきれぬ。
味わい、歴史、感動、何でもいい。
人は〈美味しいね〉と語り合える相手=共感が欲しいのだ。」
「実は、高いワインの難しさは金額ではなく、
そのワインを開けたいと思える人と出会えるか?なのだ」
「ワインの涙:グラスワインの液面近くのガラス内壁に、
絶え間なく形成されては零れ落ち 続ける無色の液滴。
特にアルコール度数の高いワインで見られる。」
▲ワインの涙。〈ワインの脚〉〈教会の窓〉とも。(C) Robert S. Donovan
「女性バーテンダーは誰しも何かを見捨て、カウンターに立っています。
何かを捨てる覚悟があれば、女性バーテンダーは男性バーテンダーより強い。」
「〈ロマネ・コンティ〉今だとお値段軽自動車一台分。
誰のためなら、この一本を開けられますか?」
▲これが〈ロマネ・コンティ〉。軽自動車とどっちを取る?
「会いたいと思って、永遠に会えぬ人がいる。
別れようとして別れられぬ人もいる。
結ぼうとして結べぬ縁も、切ろうとして切れぬ縁もある。
人はグラスの向こう側に、過去の縁や彼岸の縁まで見る。」
「かって酒、特に〈密造酒〉は神の恵みだった。」・・・
まだ社会経験も乏しく、あまり酒も飲めない(今もか?)20代前半の頃、
そんなオイラを酒場に誘い、よく引き連れていってくれた先輩がいた。
新しい店を覗いたり、女の娘(こ)が目当てだったり、
呑み仲間と騒ぐのが好きだったり、二人で議論するのを愉しんだり・・・
「大事なことは酒場で教わった」気がする。