2015年04月04日
感動のラストに♪「おみおくりの作法」
2週間上映の最終日、雨の中をやっと駆け込み鑑賞できてホントに良かった♪
終盤の意表を突く急展開と奇跡のような素晴らしいラストシーンに、
迂闊にも涙ぐんでしまった映画「おみおくりの作法」。(ToT)
「人と出会い、死と向き合い、人生は輝きだす。」
「ロンドン市、民政係ジョン・メイ。
あなたの旅立ち、心を込めて見守ります。」
▲アカデミー賞受賞「おくりびと」の西欧版!?
孤独死した人を弔う仕事をする真面目な民生係の男ジョン・メイが、
故人の人生を紐解く中でいろんな人々と出会い、
生きる意味を見つめ直していく姿をユーモアとペーソスを織り交ぜ描いている。
ヴェネチア国際映画祭で監督賞を含む4賞受賞はじめ、
各地の映画祭でも評判を呼んだ世界が認めた感動ドラマ。
主演は「戦火の馬」等の英国の実力派エディ・マーサン。
監督・脚本は「フル・モンティ」のプロデューサーだったウベルト・パゾリーニ。
◎映画「おみおくりの作法」予告編
民政係〈ジョン・メイ流おしごと〉というのが、
◇亡くなった人の写真を見つけ出す
◇故人の宗教を探し出す
◇その人にあった弔辞を書く
◇その葬儀にふさわしいBGMを選ぶ
◇故人の知人を探し、葬儀に招待する
◇葬儀に参列する
「孤独死」した人達に寄り添い、おしごとを誇りをもって実直にこなしていくジョン。
気にくわないモノにシッコを掛ける秘密?もある。
重いテーマをもった映画の中にも、監督はちょっとしたユーモアを振り撒いている。
この映画に関して語っている監督の言葉がある。
「心が広く、人間の命が持つ価値を理解し、
そして人間であれば当然払わなければならない尊厳を大切にする。
それは僕に欠けている力なので、主人公にはそういう資質を与えたんです。」
「私達が死者をどう扱うか、それは私達の社会が生者をどう扱うかの鏡なのです。」
「ジョン・メイは弔いの仕事を通して、
すべての人々の人生に等しく価値があるということを伝えます。」・・・
▲映画「おみおくりの作法」のウベルト・パゾリーニ監督
そして想像だにしなかったエンディングでは、つい涙が溢れ出す。
「ラストシーンで思いがけない感動が待っている。」
「こんな感動の仕方があったのか!
エンドマーク1分前にいきなり襲ってくる感涙。本当に驚いた。」
「心の宝物にしたいような逸品。」
「生きている間にもっと、人と関わらなければと切実に思いました。」
「人生に真摯に向き合うことの大切さを教えてくれる。」
・・・という売りの宣伝コピーに間違いはない。
振り返り考えると、ジョンがアルバムを見返す場面がちゃんと伏線になってる。
丁寧に温かく死者と向き合う主人公と監督の姿に、胸を打たれてしまった。
終盤の意表を突く急展開と奇跡のような素晴らしいラストシーンに、
迂闊にも涙ぐんでしまった映画「おみおくりの作法」。(ToT)
「人と出会い、死と向き合い、人生は輝きだす。」
「ロンドン市、民政係ジョン・メイ。
あなたの旅立ち、心を込めて見守ります。」
▲アカデミー賞受賞「おくりびと」の西欧版!?
孤独死した人を弔う仕事をする真面目な民生係の男ジョン・メイが、
故人の人生を紐解く中でいろんな人々と出会い、
生きる意味を見つめ直していく姿をユーモアとペーソスを織り交ぜ描いている。
ヴェネチア国際映画祭で監督賞を含む4賞受賞はじめ、
各地の映画祭でも評判を呼んだ世界が認めた感動ドラマ。
主演は「戦火の馬」等の英国の実力派エディ・マーサン。
監督・脚本は「フル・モンティ」のプロデューサーだったウベルト・パゾリーニ。
◎映画「おみおくりの作法」予告編
民政係〈ジョン・メイ流おしごと〉というのが、
◇亡くなった人の写真を見つけ出す
◇故人の宗教を探し出す
◇その人にあった弔辞を書く
◇その葬儀にふさわしいBGMを選ぶ
◇故人の知人を探し、葬儀に招待する
◇葬儀に参列する
「孤独死」した人達に寄り添い、おしごとを誇りをもって実直にこなしていくジョン。
気にくわないモノにシッコを掛ける秘密?もある。
重いテーマをもった映画の中にも、監督はちょっとしたユーモアを振り撒いている。
この映画に関して語っている監督の言葉がある。
「心が広く、人間の命が持つ価値を理解し、
そして人間であれば当然払わなければならない尊厳を大切にする。
それは僕に欠けている力なので、主人公にはそういう資質を与えたんです。」
「私達が死者をどう扱うか、それは私達の社会が生者をどう扱うかの鏡なのです。」
「ジョン・メイは弔いの仕事を通して、
すべての人々の人生に等しく価値があるということを伝えます。」・・・
▲映画「おみおくりの作法」のウベルト・パゾリーニ監督
そして想像だにしなかったエンディングでは、つい涙が溢れ出す。
「ラストシーンで思いがけない感動が待っている。」
「こんな感動の仕方があったのか!
エンドマーク1分前にいきなり襲ってくる感涙。本当に驚いた。」
「心の宝物にしたいような逸品。」
「生きている間にもっと、人と関わらなければと切実に思いました。」
「人生に真摯に向き合うことの大切さを教えてくれる。」
・・・という売りの宣伝コピーに間違いはない。
振り返り考えると、ジョンがアルバムを見返す場面がちゃんと伏線になってる。
丁寧に温かく死者と向き合う主人公と監督の姿に、胸を打たれてしまった。