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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2014年10月06日

こうしちゃいられない!

いつも愉しみな川本三郎氏「映画を見ればわかること」のキネ旬連載記事♪
ちょいと前のガス・ヴァン・サント監督「プロミスト・ランド」を巡る内容にも感服したが、
今回の映画「リスボンに誘われて」も文章の展開の素晴らしさに読み入った。



「リスボン」~路面電車の走る街(函館・長崎を連想させるそうな)から、
更に電車が出てくる映画アンリ・ヴェルヌイユ監督「過去をもつ愛情」(1954年)の話へ。
アマリア・ロドリゲスの「暗いはしけ」という挿入歌の逸話。

◎Amália Rodrigues, "Barco Negro"

 ▲「♪暗いはしけ」今では直ぐに画像が観れて歌が聴けるいい時代

そして「ポルトガル」へと話は移り、第2次世界大戦では中立国だった事。
そのためナチスを追われた人達は一旦「リスボン」に逃げ、
そこから「アメリカ」「南米」へと向かう〈新しい自由への港〉〈ヨーロッパの出口〉だった事。

しかし「ポルトガル」は「リスボン」という自由への港を持ちながら、
国内では1930年代~1970年代初めまでサラザールの独裁政治だった。
反体制・民主主義運動により、1974年「カーネーション革命」で独裁体制は終焉。
1970年代まで、内部では警察による〈拷問〉〈弾圧〉が行われていた・・・

エピローグは、戦争に絡んで「沖縄」~「ひめゆり平和祈念資料館」へ。
そこに掲げてあったジョン・フォード監督「駅馬車」のポスター。


 ▲「駅馬車」のポスターは何種類かある

昭和16年の夏、ひめゆりの女学生たちは学校主催の「駅馬車」を観て、
女性を優しくエスコートする男性の姿に見入り、
「平和な時代に触れた最後の映画が〈駅馬車〉だった」と締めくくる。

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そう言えば昔読んだ記憶がある五木寛之の小説「暗いはしけ」は、
ポルトガルのファド(日本の演歌?)「暗いはしけ」からの発想で生まれたとか?
作家五木寛之は若い頃CMの歌詞など書いていたが、
テオドラキス作曲「汽車は八時に出る」というファドの訳詩もしている。

◎歌:月田秀子「汽車は八時に出る」


月田秀子さんはアマリア・ロドリゲスに影響を受け、日本初のファド歌手として活躍中。

わずか2ページの記事で、国の歴史・戦争・映画・歌などへと話題を拡げる手腕。
川本氏の経験と博識、そして記憶でしか展開できない世界。
それに少しでも近付く為には、こうしちゃいられない!

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 14:26人の振り見て
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アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
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