2012年09月30日
ひとり日和・コンサート日和
福岡へ来る車の中、後部座席で青山 七恵著「ひとり日和」読破。
芥川賞選考委員だった石原慎太郎氏から「ビビッドで鮮烈」、
村上龍氏から「嘘のない自立を描いた稀有な作品」との評を受けた、
第136回芥川賞受賞作・全169ページ。
確かに今時の女性の若々しい感性が文章のアチコチに散りばめられていて、面白い。
「衣類を取り出して伸ばし、またたたんでいくおばさんの背中を見て、
いたわってやらねばいけないんだろうな、と苦々しく思う」
「(老人二人の手を振って別れる姿を)三途の川の、あっちとこっちみたいだ」
「あれ程歳を取ってしまったら、もう大雑把な感情しか持っていないのだろう」
「鼻から口にかけても、鉛筆を挟めそうな長い皺がある」・・・
シビア過ぎないかい?思ってても言わないだろ?みたいな世界が繰り広げられる。
難しい話でもなく文章も簡潔で読み易いので、ちょっとしたユーモア小説の感♪
近寄り難い?負け犬の遠吠え女性の予備軍みたいな女性の話。
だから、女は怖い?面白い?不可解?愛おしい?・・・
男からはなかなか見えない、女性の小説ワールドをブック・オフ100円本で堪能。
今からユリックスへ行き、娘がチェロ演奏する宗像フィルコンサート♪
一年の集大成!心地良く、眠りこけない様にしないと。
芥川賞選考委員だった石原慎太郎氏から「ビビッドで鮮烈」、
村上龍氏から「嘘のない自立を描いた稀有な作品」との評を受けた、
第136回芥川賞受賞作・全169ページ。
確かに今時の女性の若々しい感性が文章のアチコチに散りばめられていて、面白い。
「衣類を取り出して伸ばし、またたたんでいくおばさんの背中を見て、
いたわってやらねばいけないんだろうな、と苦々しく思う」
「(老人二人の手を振って別れる姿を)三途の川の、あっちとこっちみたいだ」
「あれ程歳を取ってしまったら、もう大雑把な感情しか持っていないのだろう」
「鼻から口にかけても、鉛筆を挟めそうな長い皺がある」・・・
シビア過ぎないかい?思ってても言わないだろ?みたいな世界が繰り広げられる。
難しい話でもなく文章も簡潔で読み易いので、ちょっとしたユーモア小説の感♪
近寄り難い?負け犬の遠吠え女性の予備軍みたいな女性の話。
だから、女は怖い?面白い?不可解?愛おしい?・・・
男からはなかなか見えない、女性の小説ワールドをブック・オフ100円本で堪能。
今からユリックスへ行き、娘がチェロ演奏する宗像フィルコンサート♪
一年の集大成!心地良く、眠りこけない様にしないと。