2012年06月12日
三島由紀夫と芋づる式言葉
作家・三島由紀夫は、辞書を見るのが趣味だったらしい。
知らない言葉を覚える楽しみは、確かに幼少の頃あった様な気もします。
学生時代、辞書を片手に読書してた時代もありました。
小学校の先生の国語の授業。
「今日は『しっとり』という言葉を使って、文章を作りましょう」の問題に、
「クワガタの捕まる場所を『しっとり』ますか?」と、生徒が答えたと言うちょい笑える話。
マンガか雑誌で覚えたての難しい言葉を、子供が使ってビックリした記憶もあります。
まだまだ知らない言葉や漢字を作家がさりげなく使っているのを読んで、
己の無学にウンザリする事もしばしば。
今日は仕事で、「ワイヤーハーネス」なる言葉を覚える。
「ケーブルハーネス」とも呼ばれ、自動車・航空機などの内部配線の総称らしい。
電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にして、集合部品(ASSY)としたもの。
多くの電気配線を必要とする、多様な機械装置で用いられているとか。
▲見たことはあったけれど・・・
ネットで知った「三方(さんぽう)良し」。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手が共に満足し、社会貢献もできるのが良い商売であるという
「近江商人(おうみしょうにん)」の心得をいったものだとか。
さて、「近江商人」とは?
主に鎌倉時代から江戸・明治・大正・昭和にかけて活動した、近江国・滋賀県出身の商人。
「大坂商人」「伊勢商人」と並ぶ日本三大商人の一つ。
では、「近江商人」「大坂商人」「伊勢商人」の違いって地域以外にあるのか?
疑問が次々と、芋づる式に出てくる出てくる。
▲これが本家?芋づる
「大坂商人」
節約を重んじ無駄を省こうとする合理性から、ハデな装いや振る舞いを嫌う者が多かった。
商人が多い土地柄から、「株仲間」(同業者)を重要視した。
「伊勢商人」
伊勢本店には経営者たる主人がおり、
江戸支店の経営は支配人や番頭に一任し、独立採算制を採用していた。
殆ど伊勢出身の男所帯で固めた絆商売というべきもの。
「近江商人」
行商商売であり、全国を天秤棒一本で行商した開拓者精神が旺盛。
社会的に認められる正当な商売を信条とし、巧妙な計算や企てをよしとせず、
世の中の過不足を補填することを一番とした。
「薄利多売」や「三方よし」などの家訓や語録を残す・・・。
▲「春夏〇冬」の「秋」が抜けてるのは、「秋ない→商い」のシャレ
さて、時代劇でよく登場する「フッフッフッ、お前も悪よのぉ~」の
台詞も有名な悪代官の代名詞「越後屋」と「大黒屋」。
「越後屋」は、江戸日本橋駿河町にあった三井家経営の呉服店。
現金掛け値なしの商法により発展し、現在の三越の前身にあたるそうな。
一方「大黒屋」の名前の由来は、大黒天という商売や福の神様。
屋号に縁起の良い神様を付ける事により、商売繁盛を願ったものらしい。
またよく登場する「三河屋(みかわや)」は、商号及び屋号の一つで、
酒・味噌・・醤油、・酢など醸造された食品、及び関連商品を販売する小売店。
主に江戸時代から昭和期にかけて使われたそうです。
ネット検索で、こういった事と居ながらにして調べられる。
いやぁ、勉強になるなぁ。
知らない言葉を覚える楽しみは、確かに幼少の頃あった様な気もします。
学生時代、辞書を片手に読書してた時代もありました。
小学校の先生の国語の授業。
「今日は『しっとり』という言葉を使って、文章を作りましょう」の問題に、
「クワガタの捕まる場所を『しっとり』ますか?」と、生徒が答えたと言うちょい笑える話。
マンガか雑誌で覚えたての難しい言葉を、子供が使ってビックリした記憶もあります。
まだまだ知らない言葉や漢字を作家がさりげなく使っているのを読んで、
己の無学にウンザリする事もしばしば。
今日は仕事で、「ワイヤーハーネス」なる言葉を覚える。
「ケーブルハーネス」とも呼ばれ、自動車・航空機などの内部配線の総称らしい。
電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にして、集合部品(ASSY)としたもの。
多くの電気配線を必要とする、多様な機械装置で用いられているとか。
▲見たことはあったけれど・・・
ネットで知った「三方(さんぽう)良し」。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手が共に満足し、社会貢献もできるのが良い商売であるという
「近江商人(おうみしょうにん)」の心得をいったものだとか。
さて、「近江商人」とは?
主に鎌倉時代から江戸・明治・大正・昭和にかけて活動した、近江国・滋賀県出身の商人。
「大坂商人」「伊勢商人」と並ぶ日本三大商人の一つ。
では、「近江商人」「大坂商人」「伊勢商人」の違いって地域以外にあるのか?
疑問が次々と、芋づる式に出てくる出てくる。
▲これが本家?芋づる
「大坂商人」
節約を重んじ無駄を省こうとする合理性から、ハデな装いや振る舞いを嫌う者が多かった。
商人が多い土地柄から、「株仲間」(同業者)を重要視した。
「伊勢商人」
伊勢本店には経営者たる主人がおり、
江戸支店の経営は支配人や番頭に一任し、独立採算制を採用していた。
殆ど伊勢出身の男所帯で固めた絆商売というべきもの。
「近江商人」
行商商売であり、全国を天秤棒一本で行商した開拓者精神が旺盛。
社会的に認められる正当な商売を信条とし、巧妙な計算や企てをよしとせず、
世の中の過不足を補填することを一番とした。
「薄利多売」や「三方よし」などの家訓や語録を残す・・・。
▲「春夏〇冬」の「秋」が抜けてるのは、「秋ない→商い」のシャレ
さて、時代劇でよく登場する「フッフッフッ、お前も悪よのぉ~」の
台詞も有名な悪代官の代名詞「越後屋」と「大黒屋」。
「越後屋」は、江戸日本橋駿河町にあった三井家経営の呉服店。
現金掛け値なしの商法により発展し、現在の三越の前身にあたるそうな。
一方「大黒屋」の名前の由来は、大黒天という商売や福の神様。
屋号に縁起の良い神様を付ける事により、商売繁盛を願ったものらしい。
またよく登場する「三河屋(みかわや)」は、商号及び屋号の一つで、
酒・味噌・・醤油、・酢など醸造された食品、及び関連商品を販売する小売店。
主に江戸時代から昭和期にかけて使われたそうです。
ネット検索で、こういった事と居ながらにして調べられる。
いやぁ、勉強になるなぁ。