スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2012年03月31日

「木魚」敲いてギョッ!

仏壇に供える「おっぱんさん」・・・と言っても、知らない人多いだろうな?
炊きたてご飯を仏飯器に盛り、煎れ立てのお茶と共にお仏壇にお供えする事。



ご飯とお茶を供えることを「おっぱんさんをあげる」と言っています。
今では死語に近い?伝えていきたい方言の一つです。

「おっぱんさん」をあげ、気分次第で「木魚」を敲(たた)いてます。
これが意外と気分が落ち着く。
たいした信仰心も持たないが、木魚の音とリズムが心地良い♪

100

木魚」の原型は禅寺で使われていた「魚板」(魚鼓)だそうです。
「魚板」とは魚の形をした板で、
長崎の黄檗(おうばく)禅宗の唐寺「興福寺」(別名「あか寺」)にはその「魚板」があり、
お坊さんたちに飯時を告げるために叩いていたらしい。



「木魚」も「魚板」も魚の形をしているのにも意味があり、
魚は日夜を問わず目を閉じないことから、寝る間を惜しまず修行に精進しなさいという教え。
そして、口にくわえた丸い玉は煩悩を表し、
魚の背を敲くことで煩悩を吐き出させる、という意味合いがある。



最近は木魚の形もシンプル化してる様だが、
確かに「木魚」も「魚板」も、口に玉をくわえています。
この「木魚」を本格的に使用したのは、江戸の始めに中国から渡来した隠元禅師。
明代には、現代の「木魚」の形が確立したらしい。
「木魚」の音色は柔らかく響きもふくよかで、楽器として歌舞伎で用いられることもある。

普段あまりまじまじ見ることのない「木魚」にも、
いろんな歴史や教えがあるんですね。勉強、勉強。175

  


Posted by 夜更かし中年隊 at 02:11なるほど~
にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 長崎(市)情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村にほんブログ村 オヤジ日記ブログ お茶目オヤジへ
にほんブログ村
My Yahoo!に追加
Googleに追加
Bloglinesに追加
Powered by SEO対策 RSSプラス
  • SEOブログパーツ
キネ旬オンライン・ショップ
< 2012年03>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
夜更かし中年隊
夜更かし中年隊
アラカン(アラウンド還暦)世代。
親父の立場や経験から、
独り言・視線・つぶやきを交えながら
世の中を笑い飛ばして行きます。
PR
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 98人