2012年01月27日
タフでないと耐えられない?映画「ヒミズ」
ヴェネチア国際映画祭で映画「ヒミズ」に出演した染谷将太と二階堂ふみの二人が
マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝いたり、
「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「恋の罪」等で何かと話題の園子温監督作品。

ちょっと期待して、会社からドタバタしながら18:35~の上映に駆け込む。
いやぁ~、参ってしまった(^_^;
やたら繰り返される排他的な暴力・絶望感・衝動殺人・不可解な人間達・・・
見入る程に気分はすっかり滅入って、後悔することしきり。
古谷実のコミックスを映画化した衝撃と感動の思春期ドラマ!?
「ヒミズ」(日不見)とは、地中にトンネルを掘りミミズや昆虫を食ベ地上も出歩くモグラ。
※ちなみに「ヒミズ」のもう一つの意味は、淡路島や佐渡で12月13日のこと。
吉凶を見る必要がない吉日で、正月の準備を始める日だとか。

▲これがヒミズ
家庭崩壊の中で育てられ、未来に絶望している少年。
似た様な環境の孤独な少女との出会い、ホームレスの大人達との交流を通し、
やがて「希望」へ向かって歩み始める・・・
東日本大震災をバックに描かれる世界はリアルではあるが、
ここまで絶望的世界を見せつけられると、ひょっとしてフィクション?なのかと思う。
しかし、結末はファンタジーだった。
「生きろ」と、君が言った。
これが、この映画のキャッチコピー。
「普通の生活・日常」さえ夢見ることが出来ない魂の彷徨。
夢か現実かも不可解な世界が、これでもか!とハイテンションで描かれる。
「冷たい熱帯魚」の暴走気味の演出も忘れ難いが、
こちらの暴力性・絶望感もまた衝撃的!
タフでないと映画も見ていられない時代です。
マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝いたり、
「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「恋の罪」等で何かと話題の園子温監督作品。

ちょっと期待して、会社からドタバタしながら18:35~の上映に駆け込む。
いやぁ~、参ってしまった(^_^;
やたら繰り返される排他的な暴力・絶望感・衝動殺人・不可解な人間達・・・
見入る程に気分はすっかり滅入って、後悔することしきり。
古谷実のコミックスを映画化した衝撃と感動の思春期ドラマ!?
「ヒミズ」(日不見)とは、地中にトンネルを掘りミミズや昆虫を食ベ地上も出歩くモグラ。
※ちなみに「ヒミズ」のもう一つの意味は、淡路島や佐渡で12月13日のこと。
吉凶を見る必要がない吉日で、正月の準備を始める日だとか。

▲これがヒミズ
家庭崩壊の中で育てられ、未来に絶望している少年。
似た様な環境の孤独な少女との出会い、ホームレスの大人達との交流を通し、
やがて「希望」へ向かって歩み始める・・・
東日本大震災をバックに描かれる世界はリアルではあるが、
ここまで絶望的世界を見せつけられると、ひょっとしてフィクション?なのかと思う。
しかし、結末はファンタジーだった。
「生きろ」と、君が言った。
これが、この映画のキャッチコピー。
「普通の生活・日常」さえ夢見ることが出来ない魂の彷徨。
夢か現実かも不可解な世界が、これでもか!とハイテンションで描かれる。
「冷たい熱帯魚」の暴走気味の演出も忘れ難いが、
こちらの暴力性・絶望感もまた衝撃的!
タフでないと映画も見ていられない時代です。