2011年09月02日
忘れられないイイ話
もう数年前の新聞記事らしいですが、グッ!とくるモノがありました。
【命を運ぶ】
路線バスが止まる。
乗り込んで来た年配女性は杖をつき、座席につかまりながらユックリと進む。
発車までに時間が少し掛かり過ぎてるような、
落ち着かない空気が車内に流れ始めた。
男性から声が上がった。
「早く、バスを出さんかい!」
どうするのか?と運転席に目を向けた瞬間のことだ。
「お客さんが席に着かれるまで出しません。
モノを運んでいるんじゃありません。人の命を運んでいるんですから」。
シーンとなった車内。
少しして年配女性が座って言った。
「お待たせしました」。
バスは走り出した。
駅前に着き、皆が降りる。
文句をつけた男性も、バツが悪そうに降りていく。
着席に時間がかかった女性は、運転手を拝むように御礼を言っている。
「どうも、ありがとう」。
運転手が返した。
「安心して乗っていただくのが、大切ですから」。
命を運ぶ者が、決して失ってはならないマインドを見た。
今日この光景に出会った人達は、きっとまたこのバスに乗る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな出来事ですが、
それを取り上げ纏め上げる記者の視点にも感謝したくなります。
こういう話を耳にすると、「世の中、捨てたもんじゃないな。」と思います。
こんな新聞記事が、もっと増えてくれるといいなぁ(^-^)
【命を運ぶ】
路線バスが止まる。
乗り込んで来た年配女性は杖をつき、座席につかまりながらユックリと進む。
発車までに時間が少し掛かり過ぎてるような、
落ち着かない空気が車内に流れ始めた。
男性から声が上がった。
「早く、バスを出さんかい!」
どうするのか?と運転席に目を向けた瞬間のことだ。
「お客さんが席に着かれるまで出しません。
モノを運んでいるんじゃありません。人の命を運んでいるんですから」。
シーンとなった車内。
少しして年配女性が座って言った。
「お待たせしました」。
バスは走り出した。
駅前に着き、皆が降りる。
文句をつけた男性も、バツが悪そうに降りていく。
着席に時間がかかった女性は、運転手を拝むように御礼を言っている。
「どうも、ありがとう」。
運転手が返した。
「安心して乗っていただくのが、大切ですから」。
命を運ぶ者が、決して失ってはならないマインドを見た。
今日この光景に出会った人達は、きっとまたこのバスに乗る。
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小さな出来事ですが、
それを取り上げ纏め上げる記者の視点にも感謝したくなります。
こういう話を耳にすると、「世の中、捨てたもんじゃないな。」と思います。
こんな新聞記事が、もっと増えてくれるといいなぁ(^-^)